焼肉トングのおすすめと選び方。衛生面で重要な正しい使い分けも解説

焼肉のシーズンになると気になるのが、焼肉トングの選び方や衛生面での使い方です。せっかくおいしいお肉を焼いても、トングの使い方ひとつで食中毒のリスクが気になったり、焼き上がりのお肉をうまく掴めなかったりすると、楽しい焼肉の時間が台無しになってしまいます。

この記事では、焼肉トングの選び方のポイントと、実際に評価の高いおすすめ製品をご紹介します。さらに、焼肉店の視点から見た「正しい使い分け」についても解説しますので、これからの焼肉シーズンにぜひ役立ててください。

焼肉トングを選ぶ前に知っておきたい3つのポイント

焼肉トングを選ぶときは、どんな製品を選べばいいのか迷ってしまいますよね。まずは、選ぶ前に押さえておきたい3つのポイントを整理してみましょう。

長さはどれくらいがベスト?

焼肉トングの長さは、使うシーンによって適したサイズが変わります。一般的な家庭用の焼肉コンロで使うなら、25〜30cm前後のものが扱いやすいと言われています。

短すぎると火の熱さが気になりますし、長すぎると逆に細かい動きがしにくくなります。焼肉を食べるときの席の位置やコンロとの距離感をイメージして選ぶと、実際に使ったときに「思っていたより短かった」という失敗を防げます。

素材はステンレスが基本

焼肉トングの素材は、ほとんどがステンレス製です。これは、高温に強いことや錆びにくいこと、洗いやすさなどの理由から、焼肉のような高温調理に適しているためです。

最近はシリコン製のトングも増えていますが、焼肉に使う場合は注意が必要です。シリコンは耐熱温度に限りがあり、直火や高温の網に触れると変形する恐れがあります。フライパン調理には適していますが、焼肉の網の上で使うならステンレス製を選ぶのが無難です。

先端が浮く自立型が衛生的

焼肉トングを選ぶ際に見逃せないのが、卓上に置いたときの形状です。お店でよく見かけるのは、先端がテーブルに付かないように浮く形状のもの。これは、衛生的な面でとても重要なポイントです。

先端がテーブルに触れてしまうと、そこから菌が広がるリスクが高まります。焼肉店ではこの形状が一般的なのは、衛生管理の観点からも理にかなっているからです。家庭用を選ぶときも、この「先端が浮く」タイプを選ぶと、より衛生的に使えます。

焼肉トングのおすすめ5選

ここからは、実際に評価の高い焼肉トングを5つご紹介します。どれも実在する製品で、それぞれ特徴が異なりますので、自分の使い方に合ったものを選んでみてください。

1. Todai 18-0 クレーバートング エコノミータイプ

このトングは、専門誌のテストでも高い評価を得ている人気製品です。中央から先端に向けて内側に弧を描く形状が特徴で、薄いお肉から厚いお肉まで、少ない力でしっかり掴めるのが魅力です。

先端の内側には滑り止めの溝が付いているので、油で滑りやすい焼き肉も安定してつかめます。全体が一体型で作られているため、お手入れも簡単。重量は約59gと軽量で、長時間使っても手が疲れにくいのもポイントです。

家庭用として初めて焼肉トングを買う方には、コストパフォーマンスの良さからも特におすすめできる一品です。価格は約500円前後で手に入るので、気軽に試しやすいでしょう。

2. 仙武堂 焼肉トング シルバー

新潟県の燕三条で作られた日本製のトングです。シンプルで細身の形状ながら、先端にはしっかりと凹凸が付いており、薄いお肉でも逃さず掴めるよう工夫されています。

先端に空いた丸い穴は、食材がくっつきにくくするためのもの。焼き肉だけでなく、お刺身やお漬物などを取る菜箸としても使える汎用性の高さが魅力です。

サイズは24cm、重量は54gと軽く、長時間の使用でも疲れにくい設計。食洗機には対応していませんが、手洗いでのお手入れは簡単です。日本製の品質を求める方や、料理全般で使えるトングをお探しの方に向いています。

3. シンポ製 焼肉トング

無煙ロースターのパイオニアとして知られるシンポ株式会社が製造する焼肉トングです。かまきりのようなユニークな形状が特徴で、どの向きで置いても先端がテーブルに触れないという、衛生面に配慮した設計になっています。

全国の焼肉店でも採用されている実績のある製品で、プロ仕様の使いやすさを家庭で体感できるのが魅力です。サイズは約25cmで、ステンレス製。価格は1,210円と、高品質な製品を求める方に適した価格帯です。

衛生面を特に重視する方や、焼肉店で使われているようなプロの道具を使ってみたい方におすすめです。

4. 下村企販 日本製 トングスリム ステンレス 燕三条 仙武堂

燕三条製の日本製品で、丸みを帯びたフォルムの先端が特徴的なトングです。先端の穴が滑り止めの役割を果たし、しっかりと食材を掴めるのに、食材を傷つけにくい設計になっています。

全長は26cmと、やや長めのサイズ。大きなお肉や焼き野菜も扱いやすく、焼肉だけでなく様々な料理に対応できる汎用性があります。価格は約1,180円前後で、日本製の品質と使いやすさを両立した製品です。

食材の見た目を大切にしたい方や、1本でいろいろな料理に使えるトングを探している方に向いています。

5. 田辺金具 焼肉トング シルバー

コンパクトなサイズ感が特徴のトングで、先端にはギザギザが付いています。軽い掴み心地で、女性やお子さんでも取り回ししやすいのがメリットです。

小さめのお肉や焼き野菜をちょっとつまむのに適しており、焼肉のときに複数本用意しておくと便利です。ただし、大型のお肉を焼くときには安定感がやや不足することもあるので、メインのトングとして使うよりも、サブとして追加で用意するのがおすすめです。

シリコントングは焼肉に使ってもいい?

焼肉トングの選択肢として、シリコン製のトングを検討されている方もいるかもしれません。シリコン製のトングは、フライパンを傷つけにくいというメリットがあるため、テフロン加工の網やフライパンを使う場合には適しています。

ただし、焼肉に使う際は注意が必要です。シリコンはステンレスに比べて耐熱温度が低いため、直火や高温の網の上で長時間使うと変形する恐れがあります。焼肉の網の上で使用する場合は、耐熱温度を確認し、短時間の使用にとどめることをおすすめします。

小さなお子さんがいる家庭では、先端が柔らかいシリコン製のほうが安全な場合もありますが、焼肉用としてメインで使うなら、やはりステンレス製が無難です。

焼肉トングの正しい使い分け。食中毒予防の基本

焼肉トングを選んだら、次は使い方です。実は焼肉トングは「正しい使い分け」がとても重要で、これを間違えると食中毒のリスクが高まります。焼肉店では当たり前のように行われているルールですが、家庭では意外と知られていないことも多いので、しっかり覚えておきましょう。

生肉用と焼き上がり用は絶対に分ける

焼肉のとき、生のお肉を網に乗せるトングと、焼き上がったお肉をお皿に取るトングは、必ず分けて使うのが基本です。

具体的な使い分け方は以下の通りです。

  • 生肉を網に乗せる → トング
  • 焼いている最中にお肉をひっくり返す → トング
  • 焼けたお肉を取ってお皿に移す →
  • 食べるとき →

この「トングは生肉用、箸は焼き上がり用」という使い分けが、食中毒予防の鉄則です。焼肉店では当たり前のように行われているこのルールを、家庭でも徹底しましょう。

なぜ使い分けが必要なの?

生肉には食中毒の原因となる菌が付着している可能性があります。その生肉に触れたトングをそのまま焼き上がったお肉に使ってしまうと、菌が焼き上がったお肉に移ってしまうリスクがあるんです。

焼いている途中のお肉は、表面が焼けていても完全に菌が死滅しているとは限りません。特に中心部まで火が通っていない状態のものに、生肉用のトングで触れてしまうと、せっかく焼いたお肉が菌で汚染されてしまう危険性があります。

正しい順番で使うことで、このリスクを大幅に減らすことができます。厚生労働省も食中毒予防の観点からトングの使用を推奨しており、焼肉店でもこのルールが徹底されています。

家庭で実践するときのコツ

家庭で実践するときは、トングと箸を明確に区別できるようにしておくことが大切です。色違いのトングを用意したり、使い終わったトングは専用のトレーに置くなど、ルールを家族で共有しておきましょう。

また、焼肉を食べるときは、自分の取り箸とトングを間違えないように注意することも重要です。お店のように取り箸が複数本あるわけではないので、家族みんなでルールを決めて、楽しく安全な焼肉タイムにしてください。

焼肉トングを選ぶときのよくある疑問

焼肉トングを選ぶときに、多くの方が気になる疑問をいくつかまとめました。自分の判断材料として参考にしてみてください。

100均のトングでも十分?

100均のトングでも、焼肉ができないことはありません。ただし、バネの強さや耐久性、先端の形状など、使い勝手の面で差が出ることがあります。

特に、薄いお肉をうまく掴めなかったり、バネがすぐに弱くなってしまったりする場合もあるので、頻繁に焼肉を楽しむ方や、より快適に使いたい方には、少し予算を上げた製品を選ぶことをおすすめします。

長さはどれくらいがベスト?

家庭用の焼肉コンロで使うなら、先ほどもお伝えした通り25〜30cm前後が扱いやすいと言われています。自分が焼肉をするときの席とコンロの距離を思い浮かべて、ちょうど良い長さを選んでください。

食洗機で洗える?

食洗機に対応しているかどうかは、製品によって異なります。例えば仙武堂のトングは食洗機非対応です。購入前に、製品の説明をよく確認することをおすすめします。食洗機で洗いたい方は、対応している製品を選ぶようにしましょう。

いくつ用意すればいい?

少なくとも2本あると便利です。生肉用と焼き上がり用で分けて使うことで、衛生面でも安心ですし、焼肉の進行もスムーズになります。家族の人数が多い場合は、さらに本数を増やしても良いでしょう。

まとめ。自分に合った焼肉トングで、より安全で楽しい焼肉を

焼肉トングを選ぶときは、長さや素材、先端の形状など、いくつかのポイントを押さえて選ぶことで、使いやすさが大きく変わります。ご紹介した5つの製品は、どれも評価が高く、それぞれ特徴が異なるので、自分の使い方に合ったものを選んでみてください。

そして何より大切なのは、焼肉トングの正しい使い分けです。生肉用と焼き上がり用をしっかり分けることで、食中毒のリスクを大幅に減らすことができます。せっかくおいしいお肉を焼いても、衛生面で不安があると楽しさが半減してしまいますからね。

この記事でご紹介した選び方と使い分けのポイントを参考に、自分にぴったりの焼肉トングを見つけて、より安全で楽しい焼肉の時間を過ごしてください。

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