キャンプ用品を探していると、よく目にするようになった「OneTigris(ワンティグリス)」というブランド。そのなかでも特に人気の高いソロテントが「SOLO HOMESTEAD」です。
でも、いざ購入を検討しようとすると、「TCバージョンって何が違うの?」「ナイロンバージョンとどっちがいいの?」「雨の日は大丈夫?」といった疑問が出てくると思います。
この記事では、OneTigris SOLO HOMESTEADの基本情報から、TCバージョンとナイロンバージョンの違い、実際のユーザー口コミで気になるポイントまで、購入前に知っておきたい情報を整理してお伝えします。
OneTigris SOLO HOMESTEADとは
OneTigris SOLO HOMESTEADは、ミリタリーバナーを思わせるデザインが特徴的なソロ〜デュオ向けのヘキサゴン型シェルターテントです。
六角形のシルエットと、前後に設けられたキャノピー(ひさし)のような形状が目を引くこのテントは、単なる機能性だけでなく「キャンプの雰囲気を楽しみたい」という人にも支持されています。
現在、このテントには大きく分けてTCバージョンとナイロンバージョンの2種類が販売されており、それぞれに特徴や向き不向きがあります。
ここからは、両バージョンを比較しながら、自分に合った選び方が見つかるように解説していきます。
TCバージョンとナイロンバージョンの違いを比較
SOLO HOMESTEADを検討するとき、まず最初にぶつかるのが「TCにするか、ナイロンにするか」という選択です。
結論から言うと、TCバージョンは「デザイン性や薪ストーブの使用」を重視する人向けで、ナイロンバージョンは「軽量化や価格」を重視する人向けです。
両バージョンの違いを表にまとめると、以下のようになります。
素材の違い
- TCバージョン:テリレンコットン(ポリコットン)と呼ばれる、65%ポリエステル+35%コットンの混紡素材
- ナイロンバージョン:50Dリップストップナイロン
TC素材はコットンが含まれていることで遮光性が高く、通気性や難燃性にも優れています。そのため、薪ストーブを使うような寒い季節のキャンプに向いています。
一方、ナイロン素材は軽量でコンパクトに収納でき、価格も抑えられるのが魅力です。
重量の違い
- TCバージョン:9.6kg〜11kg(公式サイトとAmazonで記載に若干の差あり)
- ナイロンバージョン:約4.3kg
この重量差は、バックパッキングをするかどうかで大きな分かれ目になります。車載メインのキャンプならTCでも問題ありませんが、歩いて移動するようなスタイルならナイロンのほうが圧倒的に負担が少ないです。
ストーブジャックの有無
- TCバージョン:ストーブジャック(煙突用の穴)が付属
- ナイロンバージョン:ストーブジャックなし
TCバージョンは、薪ストーブを使用できることが大きな強みです。寒い時期のキャンプや、冬のソロキャンプを想定している人には必須レベルの機能と言えるでしょう。
グランドシート(フロアシート)の有無
- TCバージョン:インテグレーテッドグランドシート(一体型)が付属
- ナイロンバージョン:グランドシートは別売り(付属しない)
TCバージョンは底面シートが一体型になっているため、別途フットプリントを購入する必要がありません。一方、ナイロンバージョンはテントフロアが付属しないので、購入時に専用のフットプリントをあわせて買うことをおすすめします。
耐水圧
- TCバージョン:公式での耐水圧表記なし
- ナイロンバージョン:耐水圧1500mm
ナイロンバージョンは耐水圧1500mmと表記されていますが、この数値は「軽い雨に耐えられる程度」と考えるのが一般的です。口コミでも、雨天時の使用には注意が必要との声が複数見られます。
TCバージョン(アップグレード版)の特徴
2024年以降に販売されているTCバージョンは、アップグレード版として従来のモデルから改良が加えられています。
主なスペック
- 設営サイズ:4m × 2.4m × 1.6m
- 重量:9.6kg(公式)〜11kg(Amazon)
- 収納サイズ:59 × 25 × 25cm
- 素材:テリレンコットン(65%ポリエステル+35%コットン)
- YKKジッパー採用
- 7075アルミ合金製ポール
- ストーブジャック付属
- インテグレーテッドグランドシート(一体型)
メリット
- 遮光性が高く、朝日で目が覚めにくい
- 通気性が良く、結露が比較的少ない
- 薪ストーブが使える(ストーブジャック付属)
- グランドシートが一体型で準備がラク
- ヴィンテージ感のあるデザイン性
デメリット
- 重量があり、持ち運びが大変
- ナイロンバージョンより価格が高い
- 設営にややコツがいる
向いている人
- 車やバイクでのキャンプがメインの人
- 薪ストーブを使いたい人
- デザインや雰囲気を重視する人
- 重量をあまり気にしない人
向いていない人
- バックパッキングや徒歩での移動が多い人
- 予算を抑えたい人
- 頻繁に雨の中で使う予定がある人
ナイロンバージョンの特徴
ナイロンバージョンは、SOLO HOMESTEADの「標準モデル」とも言える存在です。軽量で扱いやすく、価格も手頃なことから、入門用として選ぶ人も多いです。
主なスペック
- 設営サイズ:4m × 2.4m × 1.6m
- 重量:約4.3kg
- 収納サイズ:58 × 20 × 20cm
- 素材:50Dリップストップナイロン
- 耐水圧:1500mm
- YKKジッパー採用
- 7075アルミ合金製ポール
メリット
- 軽量でコンパクトに収納できる
- TCバージョンより価格が安い
- 設営が比較的しやすい
- 夏場の通気性が良い
デメリット
- グランドシートが別売り(別途購入必要)
- ストーブジャックなし
- 耐水圧は高くないため、雨天時の使用に注意が必要
向いている人
- 軽量化を重視する人
- ソロキャンプ初心者
- 主に春から秋にかけて使用する人
- 予算を抑えたい人
向いていない人
- 冬キャンプや薪ストーブを使いたい人
- 雨の日でも安心して使いたい人
- グランドシートを別で買うのが面倒な人
専用フットプリントについて
ナイロンバージョンにはテントフロアが付属しないため、別途専用のフットプリントを購入する必要があります。
OneTigris SOLO HOMESTEAD Tent Footprint
OneTigrisからはSOLO HOMESTEAD専用のフットプリントが販売されています。
- 素材:75Dポリエステル
- 耐水圧:2000mm
- 展開サイズ:2.4m²
- 重量:460g
テント底面を保護し、防湿効果も高めてくれるので、ナイロンバージョンを購入する場合は合わせて検討するとよいでしょう。
口コミでよく見られる評価と注意点
実際にSOLO HOMESTEADを使っている人の口コミをみると、良い評価と気になる評価の両方があります。ここでは、口コミ情報として参考になるポイントをまとめます。
良い評価
- デザインがかっこよく、キャンプ場で目立つ
- 思ったより広く、ソロには十分すぎるスペース
- 前後の開口部が大きく、開放感がある
- 設営は慣れればスムーズにできる
- 通気性が良く、夏でも快適に過ごせる
気になる評価(注意点として把握しておくべきポイント)
- 雨の日に浸水したという報告がある(特にナイロンバージョン)
- 「晴れの日専用」との声も見られる
- 結露が発生しやすいとの指摘がある
- ランタンフックが付属していない
- サブポールをハトメに挿入するのが難しいと感じる人もいる
- 廃盤の噂があったが、現在は販売継続中(あくまで噂レベルの情報)
これらの口コミは個人の使用環境や体感によるものが多いため、すべての人に当てはまるわけではありません。ただ、「雨天時の使用には慎重になったほうがいい」という点は、複数の口コミで共通しているので、覚えておいて損はないでしょう。
購入前に確認しておきたいこと
SOLO HOMESTEADを購入する前に、いくつか確認しておいたほうがいいポイントをまとめます。
キャノピー用のポールは別途必要
TCバージョン、ナイロンバージョンともに、フロントとリアの両方のキャノピーを同時に張るには、別途ポールセットが必要です。本体に付属するポールだけでは片側しか張れないので、両方を張りたい人はあらかじめ準備しておきましょう。
グランドシートの有無を確認
ナイロンバージョンはフロアが付属しません。購入時にフットプリントも一緒に買うのを忘れないようにしてください。
重量を過小評価しない
特にTCバージョンは10kg近くあるので、「ソロテントだから軽い」とは限りません。車載キャンプなら問題ありませんが、歩いて運ぶことを想定している人はナイロンバージョンを選んだほうが無難です。
よくある疑問
Q. SOLO HOMESTEADはソロ用?それともデュオ用?
公式では1〜2人用とされています。ただし、2人で使うとかなり狭く感じるため、実質的には「ゆったりソロ」または「コンパクトデュオ」と考えるのがいいでしょう。ソロで使うと、コットやテーブルを中に置いても余裕があるくらいの広さです。
Q. 設営は難しいですか?
慣れれば簡単ですが、初めての人はやや時間がかかるかもしれません。特に、ポールをセットする順番や、キャノピーの張り方にコツがいるようです。最初は自宅の庭や公園で試し張りをしてから本番に臨むことをおすすめします。
Q. 雨の日でも使えますか?
ナイロンバージョンは耐水圧1500mmで、TCバージョンは耐水圧の公式表記がありません。口コミでは雨天時の浸水を報告する声があるため、「雨の日でも安心して使える」とは断言できません。どうしても雨天使用を想定する場合は、タープを併用するなど、対策を考えたほうがいいでしょう。
Q. 薪ストーブを使いたいけど、どっちを選べばいい?
薪ストーブを使うなら、ストーブジャックが付属しているTCバージョン一択です。ナイロンバージョンにはストーブジャックがないので、薪ストーブの使用は想定されていません。
まとめ:自分に合ったSOLO HOMESTEADの選び方
OneTigris SOLO HOMESTEADは、デザイン性と実用性を兼ね備えたソロテントです。TCバージョンとナイロンバージョンで特徴が大きく異なるので、自分のキャンプスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
こんな人はTCバージョンがおすすめ
- 薪ストーブを使いたい
- デザインや雰囲気を重視する
- 車やバイクで運べる
- 重量は気にしない
こんな人はナイロンバージョンがおすすめ
- 軽量化を重視する
- 予算を抑えたい
- 主に春から秋まで使う
- ストーブを使う予定がない
どちらのバージョンにもメリット・デメリットがあるので、自分のキャンプスタイルと照らし合わせて選んでみてください。
なお、価格や在庫状況は時期によって変動することがあります。購入を検討する際は、必ず公式サイトや販売ページで最新情報を確認するようにしましょう。
OneTigris SOLO HOMESTEADは、ソロキャンプの可能性を広げてくれる魅力的なテントです。自分に合ったバージョンを見つけて、素敵なキャンプライフを楽しんでください。

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