100均スキレットの正しい使い方とおすすめ製品、シーズニング・お手入れ方法を徹底解説

「100均で買えるスキレットって、本当に使えるの?」

そんな疑問を持っている人、結構多いんじゃないでしょうか。

私も最初は半信半疑でした。だって、本格的なスキレットって何千円もするイメージですし、100円ショップで買えるものなんて、見た目だけの飾りなんじゃないかって。

でも、実際に使ってみてわかったのは、100均スキレットは間違いなく「実用品」だということです。

今回は、100均(特にダイソー)で買えるスキレットを徹底的に調査。シーズニングのやり方からお手入れ方法、製品ごとの特徴まで、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

これを読めば、100均スキレットの全てがわかるはず。さっそく見ていきましょう。

そもそもスキレットって何?

まずは基本から。

スキレットとは、鋳鉄(ちゅうてつ)で作られた小さなフライパンのこと。見た目はミニサイズのフライパンで、底が平らで浅めなのが特徴です。

なぜスキレットが人気なのかというと、蓄熱性が高くて保温性に優れているから。一度熱が入ると冷めにくく、食材をじっくりと焼き上げることができます。

また、鉄製なので鉄分を補給できるのも嬉しいポイント。さらに、そのまま食卓に出すことができるので、料理の見た目もグッと良くなります。

100均スキレットの現在ステータス

気になるのは、今でも100均でスキレットが買えるのかどうか、ですよね。

結論から言うと、現在も100均スキレットは販売されています。特にダイソーでは、複数サイズのスキレットがラインナップされていて、どれも手頃な価格で手に入れることができます。

ただし、100均で「スキレット」という名前で売られていても、全てが調理器具として使えるわけではないので注意が必要です。この点は後ほど詳しく説明します。

100均スキレット、何が違うの?ダイソーの製品を比較

それでは、実際にダイソーで販売されているスキレットをチェックしていきましょう。

ダイソーでは、以下の4種類のスキレットが販売されています(店舗によって取り扱いがない場合もあります)。

1. スキレット S(220円・税込)

一番コンパクトなサイズ。内径は13cm、深さは2.2cmで、重量は約505gです。

  • 特徴:小さくて軽い。持ち運びがラク。
  • メリット:一人分の調理にピッタリ。目玉焼きやソーセージ、副菜を作るのに最適。器としても使える。
  • デメリット:深さが浅いので、煮込み料理や多めの油を使う料理には向かない。
  • 向いている人:一人暮らしの方。ソロキャンパー。小さなスキレットが欲しい人。
  • 向いていない人:家族分の料理を作りたい人。アヒージョなど煮込み料理をメインで作りたい人。

2. スキレット M(330円・税込)

ダイソースキレットの定番・人気サイズ。内径は約15cm、深さは3cmで、重量は約765gです。

  • 特徴:バランスの良いサイズ感。初心者におすすめ。
  • メリット:一人分のメインディッシュからアヒージョなどの煮込み料理まで、幅広く使える。
  • デメリット:サイズの割に重量があり、取り扱いに少し慣れが必要。
  • 向いている人:初めてスキレットを買う人。ソロキャンプや一人暮らしの調理に使いたい人。
  • 向いていない人:2人分以上の料理を一度に作りたい人。

3. スキレット(直径16cm)(330円・税込)

浅型のスキレットです。内径約15.4cm、高さは1.5cmで、重量は467gと軽量です。

  • 特徴:浅くて薄い。熱伝導が良い。
  • メリット:軽いので扱いやすい。熱が早く伝わるので、焼き料理に適している。
  • デメリット:縁が低いため、油の跳ねや煮込み料理には向かない。
  • 向いている人:軽量なスキレットを探している人。焼き料理メインで使いたい人。
  • 向いていない人:アヒージョなど、深さが必要な料理を作りたい人。

4. スキレット(直径20cm)(550円・税込)

ダイソースキレットで最大サイズ。内径は19.5cm、深さは4.5cmで、重量は約1,215gとかなり重めです。

  • 特徴:ファミリーサイズで、しっかりとした厚みがある。
  • メリット:2〜3人分の料理が作れる。蓄熱性が高く、大きな食材も焼きやすい。
  • デメリット:非常に重いので、取り扱い(特に洗うとき)に注意が必要。
  • 向いている人:ファミリーキャンプをする人。日常使いで家族分の料理を作りたい人。
  • 向いていない人:一人用やコンパクトなサイズを求めている人。

これらのスキレット、どれも価格の割にしっかりとした作りで、本格的な調理が楽しめます。

ただ、使う前に必ずやっておくべきことがあります。それが「シーズニング」です。

100均スキレットを使う前に絶対やるべき「シーズニング」

スキレットを買ったら、まず最初にシーズニングを行いましょう。

シーズニングとは、簡単に言うとスキレットに油を焼き付けて、表面に保護膜を作ることです。

なぜこれが必要かというと、鋳鉄製のスキレットは錆びやすく、焦げ付きやすいから。シーズニングをすることで、以下の効果が得られます。

  • 錆びにくくなる
  • 焦げ付きにくくなる
  • 食材がくっつかなくなる
  • 鉄分の補給効果が高まる

では、具体的なシーズニングの手順を見ていきましょう。

シーズニングの具体的な手順

  1. 洗う:最初に中性洗剤とスポンジでしっかり洗います。この時、力を入れすぎないように注意。
  2. 拭く:水分をしっかり拭き取ります。
  3. 加熱する:コンロで中火にかけ、全体をしっかりと熱します。空焚きは禁止されているので、必ず油を引いてから加熱してください。
  4. 油を塗る:火を止めて、少量の油(サラダ油やキャノーラ油がおすすめ)を全体に薄く塗ります。この時、油が垂れない程度に。
  5. 再度加熱する:弱火で2〜3分ほど加熱し、油を焼き付けます。煙が少し出る程度まで。
  6. 冷ます:そのまま自然に冷まします。
  7. くず野菜を炒める:さらに効果を高めるために、くず野菜(玉ねぎの皮やキャベツの外葉など)を油で炒めて、余分な油を取り除く方法もあります。

この手順を2〜3回繰り返すと、より丈夫な保護膜ができます。

ただし、シーズニングの方法はいくつかあり、「これが絶対正解」というものではありません。自分に合った方法で行うのが良いでしょう。

公式が案内する取り扱い方法

ダイソーの公式情報では、初回使用時に以下のような取り扱いが推奨されています。

  • 初回は必ず洗ってから使う:製造時に付着した油やホコリを取り除くため。
  • 油ならしをする:シーズニングと同様に、油をなじませてから使い始める。

また、以下のような禁止事項も明記されていますので、必ず守ってください。

  • 金属ヘラは使わない:表面の保護膜を傷つける可能性があります。木製やシリコン製のヘラを使いましょう。
  • 空焚きはしない:スキレットが変形したり、破損する原因になります。
  • 揚げ物調理はしない:深さが浅いため、油がはねて火傷のリスクがあります。

100均スキレットの正しいお手入れ方法

せっかくシーズニングしても、お手入れを間違えると台無しに。

ここでは、使用後の正しいメンテナンス方法を解説します。

使用後の基本的な流れ

  1. 使ったらすぐに洗う:食べ物が固まる前に、ぬるま湯とスポンジで優しく洗います。
  2. 洗剤は使ってOK:ダイソーの公式情報では、「使用後は洗剤で洗い、水気を拭き取ってから乾燥させてください」と案内されています。ただし、強力な洗剤や硬いスポンジは避けましょう。
  3. しっかり乾燥させる:水分が残っていると錆びの原因に。キッチンペーパーでしっかり拭き取り、さらにコンロで軽く熱して水分を飛ばします。
  4. 油を塗る:乾燥させた後、薄く油を塗っておくと、次の使用時に焦げ付きにくくなります。

やってはいけないこと

  • 食洗機は使わない:強力な洗剤と高温の水で、保護膜が剥がれてしまいます。
  • 長時間水に浸けない:錆びの原因になります。
  • 金属たわしでゴシゴシ洗わない:表面を傷つけます。

セリアのスキレット風プレートに注意!

ここで、非常に重要な注意点があります。

セリアでも「SKIT(スキット)」シリーズや「MONTAGNE(モンターニュ)」シリーズという、スキレットにそっくりな製品が販売されています。

一見スキレットに見えますが、これらの製品はポリプロピレン製の「食器」であって、調理器具ではありません

つまり、直火・オーブン・グリルでは絶対に使えないということ。

電子レンジや食洗機には対応しているので、お手入れはラクですが、調理目的で購入する人は間違えないように注意してください。

あくまで「スキレット風の見た目のプレート」であり、実際に調理をするためのものではありません。

よくある質問とトラブル解決

Q. シーズニングをしないとどうなるの?

シーズニングをしないと、以下のようなトラブルが起こりやすくなります。

  • 錆びやすい
  • 焦げ付きやすい
  • 食材がくっつく

最初の一手間を惜しまず、しっかりシーズニングしましょう。

Q. すでに錆びてしまったけど、どうすればいい?

諦める必要はありません。

軽い錆びなら、クレンザーや重曹を使って優しくこすり落とし、再度シーズニングを行えば復活します。

Q. IHクッキングヒーターで使える?

材質が鉄鋳物のため、理論上はIHでも使用可能です。

ただし、IHは火力が非常に強いので、急激な加熱による変形や破損のリスクがあります。弱火〜中火で使用し、少しずつ温めるようにしましょう。

Q. 洗剤で洗ったらシーズニングが剥がれない?

先述の通り、ダイソーの公式情報では洗剤の使用が推奨されています。

ただし、強力な洗剤やゴシゴシ洗うと保護膜が剥がれる可能性があります。優しく洗い、使用後に再度油を塗って補うのがベストです。

まとめ:100均スキレットは正しく使えば本格調理が楽しめる

いかがでしたか?

100均スキレットは、正しい知識とお手入れさえできれば、本格的なスキレット料理が楽しめる優秀なアイテムです。

特にダイソーのスキレットは、価格の割にしっかりとした作りで、初心者がスキレットデビューするには最適な選択肢と言えるでしょう。

今回紹介したポイントをおさらいすると:

  • ダイソーのスキレットは、S・M・16cm・20cmの4種類がある
  • シーズニングは必ず行う(錆び・焦げ付き防止のため)
  • 使用後は適切にお手入れする(洗って乾燥させて油を塗る)
  • セリアのスキレット風プレートは直火不可(調理器具ではない)

スキレットは、使い込むほどに味わいが増していく調理器具です。

最初は少し手間に感じるかもしれませんが、その分愛着が湧いて、料理がもっと楽しくなるはず。

ぜひ、この記事を参考に、100均スキレットライフをスタートさせてみてください。

何か困ったことがあれば、またこの記事に戻ってきてくださいね。

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