「プールや海でスマホを持ち込みたいけど、水没が心配…」
「お風呂で動画を見たいけど、防水ポーチって100均で十分なの?」
そんなふうに思ったことはありませんか?
100円ショップの防水ポーチは、手軽に買える価格が魅力です。でも、「本当に水が入らないの?」「スマホを壊してしまわないか不安…」という声もよく聞かれます。
この記事では、100均の防水ポーチを購入前に知っておきたいポイントを、実際の製品情報をもとに解説します。
100均の防水ポーチはどこで売ってる?
まずは、どこで何が売っているのかを整理しておきましょう。
100均の防水ポーチといえば、まず名前が上がるのがダイソー(DAISO)とセリア(Seria)です。
ダイソーでは「スマートフォン防水ケース」という製品名で、IPX8相当の防水性能を持つポーチが販売されています。価格は110円(税込)。ストラップ付きで、スマホの顔認証にも対応しているのが特徴です。
セリアでも「防水クリアケース スマートフォン ワイドタイプ」が販売されています。こちらも価格は110円(税込)。ダイソー製品よりやや大きめのサイズで、大きいスマホでも収納しやすくなっています。
一方、キャンドゥ(Can Do)での防水ポーチの取り扱いは、現時点では公式に確認できていません。店舗によって取り扱いが異なる可能性もあるので、もしキャンドゥで見かけた場合は、パッケージの表示をよく確認してみてください。
100均の防水ポーチを選ぶ前に知っておきたい「防水性能」の基本
防水ポーチを選ぶときに必ずチェックしたいのが、防水性能の表示です。
よく見かけるのが「IPX8相当」や「IPX7」といった表記。これらはIPコードと呼ばれる国際規格で、防水性能の目安になります。
- IPX7:一時的に水中に沈めても内部に水が侵入しないレベル(水深1mで30分程度)
- IPX8:メーカーが定める条件で、継続的に水中に沈めても使用できるレベル
ただ、ここで注意したいのは、「IPX8相当」という表記はメーカー独自の試験条件によるものだということ。水深や時間などの条件は製品ごとに異なるため、「IPX8と書いてあるから海の中でも大丈夫」とは限りません。
実際、100均の防水ポーチはあくまで「簡易防水」や「生活防水」を目的とした製品です。本格的な水中撮影や長時間の水没には向いていません。
この点を踏まえたうえで、各製品の特徴を見ていきましょう。
ダイソーの「スマートフォン防水ケース」の特徴
それでは、実際に販売されている製品を詳しく見ていきます。
1. スマートフォン防水ケース(ダイソー)
価格:110円(税込)
防水性能:IPX8相当
サイズ:本体 11.5×20.5×1.2cm/対応スマホ最大サイズ 縦160mm×幅95mm
付属品:ストラップ付き
特徴
ダイソーの防水ケースは、シンプルなビニール製のポーチタイプ。IPX8相当の防水性能をうたっており、顔認証(Face ID)にも対応しています。
メリット
- 何と言っても110円という手頃さ
- ストラップ付きで持ち運びやすい
- スマホのタッチ操作や顔認証が使える(濡れた手でも操作しやすいというレビューあり)
- コンパクトで軽量
デメリット
- ビニールが比較的薄いため、尖ったものと一緒に入れると破れるリスクがある
- スマホの出し入れがややしにくいと感じる場合がある
- 長時間の水中使用には不向き
向いている人
- とにかく安価な防水ケースが欲しい人
- プールサイドや海辺でのちょっとした水しぶき対策がしたい人
- 旅行やレジャーで「念のため」用意しておきたい人
向いていない人
- 水中での動画撮影をしたい人
- 本格的なシュノーケリングやダイビングで使いたい人
- 耐久性を重視する人
購入前の注意点
パッケージに記載されている注意事項を必ず読んでください。メーカーは水中での使用を推奨しておらず、使用環境や経年劣化によって防水性能が変化する可能性があります。使用前に自宅で簡単な防水テスト(ティッシュを入れて水に浸すなど)を行うことをおすすめします。
セリアの「防水クリアケース スマートフォン ワイドタイプ」の特徴
2. 防水クリアケース スマートフォン ワイドタイプ(セリア)
価格:110円(税込)
防水性能:生活防水(水中使用不可)
サイズ:本体 約縦20cm×横10.6cm/収納可能サイズ 縦16.1cm×幅8.1cm×厚さ1.1cm
付属品:ストラップ付き
特徴
セリアの防水ケースは、ダイソー製品よりもやや大きめで、ビニールがしっかりしている印象です。大きめのスマホや、厚みのあるケースを付けたまま収納したい人に選ばれています。
メリット
- 大きめのスマホでも収納しやすい
- ビニールがやや厚めで、しっかりした作り
- ストラップ付き
- 濡れた手での操作が可能
デメリット
- 水中での使用は想定されていない(生活防水レベル)
- ホームボタンが押しにくい場合があるというレビューあり
- ダイソー製品よりやや大きいため、コンパクトさを求める人には不向き
向いている人
- 大きめのスマホを使用している人
- 水しぶきがかかる程度のシーン(プールサイド、キッチン、お風呂での音楽再生など)で使いたい人
- ある程度の丈夫さを求める人
向いていない人
- スマホを水中に沈めて使用したい人
- 小型・軽量のケースを求めている人
購入前の注意点
セリアのこの製品は水中使用が想定されていない点がとても重要です。パッケージにもその旨が記載されているので、購入前に必ず確認しましょう。また、収納可能サイズが決まっているので、自分のスマホが入るかどうかも要チェックです。
ダイソーとセリア、どちらを選ぶべき?
ここまで2つの製品を見てきましたが、結局どちらを選べばいいのでしょうか?
判断のポイントをまとめると、こうなります。
- 操作性や顔認証のしやすさを重視するならダイソー
- 大きめのスマホに対応したいならセリア
- 水中に沈める可能性があるならダイソー(ただし過信は禁物)
- 水しぶき対策だけで十分ならセリアでもOK
つまり、「どこで・どのように使うか」で選ぶのが正解です。
ただ、どちらの製品も「完全防水」ではなく「簡易防水」であることを忘れないでください。海やプールで使う場合も、スマホを水中に長時間入れたままにしない、使用後はケースの口元をよく拭いてから開けるなどの注意が必要です。
関連アイテム:セリアの「モバイルガジェットポーチ」とは?
セリアでは防水ケースとは別に、「モバイルガジェットポーチ」という製品も販売されています。
これは完全防水ではなくはっ水性のある素材を使ったポーチで、ジッパー開閉式。スマホだけでなく小物も一緒に収納できるのが特徴です。ベルト通しとDカン付きで、バッグに取り付けやすいデザインになっています。
ただし、これは「防水ポーチ」ではありません。 完全防水を謳っていないので、水に浸ける用途では使わないでください。あくまで「軽い雨除け」や「小物の整理」が目的のアイテムです。
防水ポーチを探している人は、製品名をよく確認してから購入するようにしましょう。
100均の防水ポーチに関するよくある疑問
ここで、読者の皆さんがよく持ちそうな疑問に答えていきます。
Q. 100均の防水ポーチでスマホは本当に守れる?
A. 水しぶきや一時的な浸水程度であれば期待できますが、「絶対に大丈夫」とは言えません。
実際に100均の防水ケースで水没したという体験談も見られます。あくまで「リスクを減らすためのアイテム」として考えて、過信しないことが大切です。
Q. プールや海で使えますか?
A. 使えますが、使い方を間違えると危険です。
特にセリアの製品は水中使用が禁止されています。ダイソー製品はIPX8相当ですが、メーカーも水中使用を推奨しているわけではありません。万が一の浸水リスクを理解したうえで、自己責任で使用するようにしましょう。
Q. 防水テストはしたほうがいい?
A. はい。使用前に必ずテストすることをおすすめします。
ティッシュを入れてケースをしっかり閉じ、水に数分間浸けてみてください。内部が濡れていなければ、ひとまず安心して使えます。この一手間で、スマホを水没させるリスクを大幅に減らせます。
100均の防水ポーチを使うときの注意点まとめ
最後に、100均の防水ポーチを使ううえで絶対に守ってほしいポイントをまとめます。
- 水中使用は自己責任で – 特にセリア製品は水中禁止。ダイソー製品も過信しないこと。
- 使用前に防水テストをする – ティッシュを入れて水没テストを。これだけで事故を防げます。
- スマホを取り出すときは口元を拭く – ケースの開閉部分に水が残っていると、開けたときにスマホが濡れます。
- 尖ったものと一緒に入れない – ビニールが破れると防水性能が台無しです。
- パッケージの注意書きを必ず読む – 製品ごとに注意点が異なります。
- 経年劣化に注意する – 何度も使っていると防水性能が落ちることがあります。定期的にテストを。
まとめ:自分の目的に合った防水ポーチを選ぼう
100均の防水ポーチは、正しく使えばとても便利なアイテムです。
- ダイソーはIPX8相当で、操作性のよさが魅力
- セリアは大きめサイズで、生活防水レベルとして使いやすい
でも、どちらも「絶対に水が入らない」わけではありません。100均の防水ポーチはあくまで簡易的な防水アイテムだと理解したうえで、自分の使用シーンに合った製品を選ぶことが大切です。
もし「水中でしっかり使いたい」「耐久性を重視したい」という人は、もう少し価格帯の高い専用防水ケースも検討してみるといいでしょう。その場合は、製品のIP等級や実際のレビューをしっかり確認してから購入することをおすすめします。
まずはこの記事で紹介したポイントを参考に、「自分がどこで・どうやって使いたいのか」を明確にしてから、防水ポーチ選びを始めてみてくださいね。

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