大人用浮き輪のサイズ選び方|胸囲別の目安と安全に使える選び方

プールや海でゆったり浮かびたいと思ったとき、大人用の浮き輪を買おうと考えたことはありませんか?

でも、いざ選ぼうとすると「どのサイズを選べばいいのかわからない」「大きすぎたり小さすぎたりして使いにくかったらどうしよう」と迷ってしまう人も多いはずです。

じつは大人用浮き輪のサイズ選びには、胸囲が大きなカギになります。

ここでは、大人用浮き輪のサイズの目安や安全に使える選び方のポイントをわかりやすく解説していきます。

大人用浮き輪のサイズは胸囲が目安になる

大人用浮き輪のサイズを選ぶときに、いちばん重要なのが自分の胸囲です。

浮き輪は体に巻きつけて使うものがほとんどなので、胸囲に合ったサイズを選ばなければ、うまくフィットしなかったり、最悪の場合は抜け落ちてしまう危険性もあります。

大人用の浮き輪は主に90cm、100cm、120cmというサイズ展開が一般的です。

それぞれのサイズには、おおよその胸囲の目安があります。

  • 90cmサイズ:胸囲約78cmが目安
  • 100cmサイズ:胸囲約80cmが目安
  • 120cmサイズ:胸囲約85cmが目安

たとえば標準的な体格の大人であれば、100cmサイズがフィットしやすいケースが多いでしょう。

ただし、これはあくまで目安です。

体格には個人差がありますし、胸囲の測り方でも数値が変わってきます。

自分の胸囲を正確に測ってから、サイズを検討することをおすすめします。

胸囲の正しい測り方

胸囲は、バストのいちばん高い位置でメジャーを一周させて測るのが基本です。

服の上からではなく、できるだけ素肌に近い状態で測ると正確な数値が得られます。

メジャーは水平に保ち、きつく締めすぎず、ゆるすぎず、ちょうどよい加減で測ってください。

測った胸囲をもとに、サイズ表と照らし合わせてみると、自分に合いそうなサイズが見えてくるでしょう。

サイズ別の特徴と向いている人

ここからは、各サイズの浮き輪がどんな人に向いているのかを詳しく見ていきましょう。

90cmサイズの特徴

90cmサイズは、大人用浮き輪のなかでは小ぶりな部類に入ります。

内周はだいたい105〜110cmほどです。

胸囲が78cm前後の人にフィットしやすく、体格が小柄な方や女性に選ばれることが多いサイズです。

コンパクトなので持ち運びもしやすく、収納場所にも困りにくいというメリットがあります。

一方で、体格の大きな人が使うと体がきつく締め付けられたり、腕を通しにくかったりする可能性があります。

  • 向いている人:胸囲が78cm前後の小柄な大人
  • 向いていない人:胸囲が80cmを超える人

100cmサイズの特徴

100cmサイズは、もっともスタンダードな大人用浮き輪といえるでしょう。

内周はだいたい130〜135cmほどです。

胸囲が80cm前後の人にフィットしやすく、多くの大人が使いやすいサイズです。

ゆとりがありながらも、大きすぎず、バランスのよいサイズ感が特徴です。

そのため、初めて大人用浮き輪を買う人にも選びやすいでしょう。

  • 向いている人:胸囲が80cm前後の標準的な体格の人
  • 向いていない人:胸囲が85cmを超える大柄な人、または78cm以下の小柄な人

120cmサイズの特徴

120cmサイズは、ジャンボサイズと呼ばれる大型の浮き輪です。

内周はだいたい150〜155cmほどあり、ゆったりとしたサイズ感が特徴です。

胸囲が85cm以上の大柄な人でも快適に使えます。

また、大人2人でつかまったり、のんびりと浮かんだりするのにも適しています。

ただし、サイズが大きい分だけ、体格に合わない人が使うと逆に抜け落ちる危険性が高まります。

また、空気を入れるのもひと手間かかるので、その点も考慮しておきましょう。

  • 向いている人:胸囲が85cm以上の大柄な人、複数人で使いたい人
  • 向いていない人:標準以下の体格の人

安全に使える浮き輪を選ぶためのポイント

サイズだけでなく、安全性も浮き輪選びではとても大切です。

せっかく浮き輪を買っても、すぐに壊れてしまったり、安全性に不安があったりしては意味がありません。

ここからは、安全に使える大人用浮き輪を選ぶためのポイントを紹介します。

STマークが付いているかを確認する

日本で販売されている浮き輪のなかには、STマークが付いているものがあります。

STマークは、製品安全協会が定める安全基準をクリアした製品に与えられるマークです。

このマークが付いている製品は、ある程度の安全性が確認されていると考えてよいでしょう。

とくに初めて浮き輪を買うときや、安全性を重視したいときは、STマークの有無をチェックすることをおすすめします。

2気室タイプを選ぶ

浮き輪には、空気の部屋がひとつだけのタイプと、ふたつに分かれている2気室タイプがあります。

2気室タイプは、万が一片方の空気室が破損しても、もう片方の空気室が残っているので、急に沈みにくいという特徴があります。

完全に沈まないわけではありませんが、ひとつの気室だけの浮き輪よりは安全性が高いとされています。

もしものことを考えて、2気室タイプを選ぶのもひとつの方法です。

取手が付いているものを選ぶ

浮き輪の側面に取手が付いているタイプもあります。

取手があると、浮かんでいるときに体を支えやすくなったり、持ち運びのときに便利だったりします。

とくに泳ぎに自信がない方や、お子さんと一緒に使う予定がある方は、取手付きのものを検討してみてもよいでしょう。

日本のメーカー製品を選ぶ

浮き輪を選ぶときには、日本のメーカーが製造・販売している製品を選ぶという方法もあります。

イガラシ、ドウシシャ、サンヨウといった日本のメーカーは、STマーク適合品を取り扱っていることが多く、品質や安全性にある程度の信頼が置けます。

もちろん海外メーカーの製品にも優れたものはありますが、安全性を重視するなら、まずは日本のメーカー製品をチェックしてみるとよいでしょう。

浮き輪の素材にも注目しよう

浮き輪の素材は、主にPVC(塩化ビニール)が使われています。

PVCは耐久性があり、水にも強いため、浮き輪の素材として広く使われています。

ただし、PVCを柔らかくするために使われる可塑剤(フタル酸エステル類)のなかには、規制の対象になっているものもあります。

安全性をより気にする方は、非フタル酸系の可塑剤を使った製品を選ぶのもひとつの判断材料になります。

製品によって使われている素材が異なるので、気になる方は販売ページや製品ラベルで確認してみてください。

形状によっても使い勝手が変わる

大人用浮き輪と一口に言っても、形状はいくつかあります。

もっとも一般的なのが、ドーナツ型と呼ばれる丸い浮き輪です。

体に巻きつけて使うタイプで、プールや海でよく見かける形状です。

ほかにも、マットのように広がったフロートタイプや、両腕にはめて使うアームリングタイプなどがあります。

フロートタイプは、うつ伏せになって日向ぼっこを楽しみたい人に向いていますが、浮き輪というよりはマットに近い感覚です。

アームリングタイプは腕にはめて使うので、体全体を包み込むドーナツ型とはフィット感が異なります。

また、ベビーボートと呼ばれる足入れタイプの浮き輪もありますが、このタイプは転覆しやすく、プールによっては使用禁止になっている場合もあるので注意が必要です。

自分の使いたいシーンに合わせて、形状も検討してみてください。

サイズを間違えるとどんなリスクがある?

大人用浮き輪のサイズを間違えると、思わぬトラブルにつながる可能性があります。

とくに注意したいのが、大きすぎる浮き輪を選んでしまうケースです。

体に合わない大きな浮き輪を使うと、浮き輪から体が抜け落ちてしまうことがあります。

水のなかで浮き輪から抜けると、思わぬ事故につながる危険性もあるため、サイズ選びはとても重要です。

逆に小さすぎる浮き輪は、体がきつく締め付けられて苦しかったり、腕を通しにくかったりして、快適に使えません。

快適さだけでなく、安全面からも、自分の体格に合ったサイズを選ぶことが大切です。

よくある疑問

大人用浮き輪のサイズ選びについて、よくある疑問をまとめました。

大人用浮き輪はどこで買える?

大人用浮き輪は、スポーツ用品店やホームセンター、大型量販店の季節商品コーナーなどで販売されています。

また、Amazonや楽天などのECサイトでも多くの種類が取り扱われています。

店頭では実際にサイズ感を確かめにくい場合もあるので、ECサイトで購入する場合は、商品ページに記載されているサイズ目安をしっかり確認するようにしましょう。

浮き輪のサイズは身長でも選べる?

身長もひとつの目安にはなりますが、浮き輪のフィット感には胸囲のほうがより関係しています。

身長が高くても胸囲が小さければ、大きいサイズを選ぶと抜け落ちる危険性があります。

逆に身長が低くても胸囲が大きければ、小さいサイズではきつくて使えません。

身長だけでなく、胸囲も合わせて確認することをおすすめします。

浮き輪に乗るときの注意点は?

浮き輪に乗るときは、必ず周囲の安全を確認してからにしましょう。

とくに海では、波や潮の流れがあるので、浮き輪が流されてしまうこともあります。

プールでも、深い場所では足がつかないので、浮き輪に頼りすぎず、自分の泳力も考慮して使うことが大切です。

浮き輪はあくまでレジャー用品であり、救命具ではありません。

その点を理解したうえで、安全に楽しく使いましょう。

空気の入れすぎには注意?

浮き輪に空気を入れるときは、入れすぎに注意してください。

空気を入れすぎると、素材に負荷がかかり破損の原因になったり、直射日光の影響で膨張して破裂する危険性もあります。

適度な硬さを目安に、入れすぎないように気をつけましょう。

まとめ

大人用浮き輪のサイズ選びでいちばん大切なのは、自分の胸囲を知ることです。

90cm、100cm、120cmというサイズがあり、それぞれ胸囲約78cm、約80cm、約85cmが目安になります。

自分の胸囲に合ったサイズを選ぶことで、快適に使えるだけでなく、抜け落ちなどの事故を防ぐことにもつながります。

また、サイズだけでなく、STマークの有無や2気室タイプかどうか、取手の有無など、安全性に関わるポイントもチェックしておきましょう。

素材や形状にも注目して、自分の使いたいシーンに合った浮き輪を選ぶと、より楽しい水辺の時間になるはずです。

ぜひこの記事を参考に、自分にぴったりの大人用浮き輪を見つけて、安全で楽しい水辺レジャーを満喫してください。

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