ヘリノックス グラウンドチェアを徹底解説|ローシートの特徴・使い方・口コミ

アウトドアチェアを探していると、一度は耳にする「ヘリノックス(Helinox)」。軽量でコンパクトなデザインが人気のブランドですが、モデルが多くてどれを選べばいいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

今回は、ヘリノックスの中でも特に個性的なモデル、ヘリノックス グラウンドチェア について徹底解説します。地面に近い「ローシート」ならではの特徴や、実際の使い勝手、購入前に知っておきたいポイントまで、チェア選びの判断材料をお届けします。

ヘリノックス グラウンドチェアとは?どんなチェア?

ヘリノックス グラウンドチェア(Helinox Ground Chair)は、ヘリノックスが展開するアウトドアチェアの中でも、特に座面の低さが特徴のローシートタイプです。

一般的なキャンプチェアと比べて地面に近い位置で座るスタイルで、ブランドの公式サイトでも「座椅子感覚」と表現されるほど、地面に近い姿勢でリラックスできるように設計されています。

特徴的なのは、脚部の「スクエアベース(四角いベース)」と呼ばれる構造。通常のアウトドアチェアは脚が細く、砂地や柔らかい地面では沈み込んでしまうことがありますが、このスクエアベースのおかげで不安定な地面でも安定しやすくなっています。公式サイトでも「no more chair poles sinking into the sand(チェアのポールが砂に沈む心配なし)」と謳われており、ビーチや河原などでの使用を意識した設計であることがわかります。

フレームには、ヘリノックスが独自に採用するDAC社製のアルミ合金「TH72M」を使用。軽量でありながら強度に優れ、アウトドアでの過酷な環境にも耐えられるよう設計されています。また、シートにはサイドメッシュが採用されており、通気性が確保されているのもポイントです。

ヘリノックス グラウンドチェアの気になるスペック

まずは、購入を検討する際に欠かせない基本スペックを公式情報をもとに確認しておきましょう。

  • 型番:1822229
  • 希望小売価格:14,500円(税抜)
  • 重量:約640g
  • 耐荷重:120kg
  • 座面高:220mm
  • 使用時サイズ:幅520×奥行500×高さ490mm
  • 収納時サイズ:幅300×奥行110×高さ110mm
  • カラー展開:コヨーテタン / クラウドバースト / ブラック
  • フレーム素材:DACアルミ合金「TH72M」
  • 付属品:収納ケース

重量は約640gと、アウトドアチェアとしては非常に軽量な部類に入ります。収納時のサイズもコンパクトで、バックパックのサイドポケットやバイクの積載にも収まりやすいサイズ感です。

耐荷重は120kgと、一般的なアウトドアチェアと同等以上の強度を備えています。また、ヘリノックス公式では最長5年間の製品保証を提供している点も、長く使うことを考えると安心できるポイントでしょう。

なお、これらのスペックは日本の正規販売代理店であるリンエイ株式会社の商品情報や、ヘリノックス公式サイトで確認できる内容です。販売価格はECサイトによって変動する場合がありますので、購入時には各販売ページで最新の価格を確認することをおすすめします。

ヘリノックス グラウンドチェアのメリット

ヘリノックス グラウンドチェアには、他のモデルにはない独自の魅力があります。ここでは、実際に使うことで得られるメリットを整理してみました。

地面に近いことで得られる安定感と開放感

座面高が220mmと低いことで、地面に近い位置で過ごすことになります。これにより、重心が低くなるため非常に安定した座り心地が得られます。特に、地面の傾斜がある場所や不安定な足場でも、体がグラつきにくいのが特徴です。

また、地面に近い視線は、普段の生活では味わえない「地面との一体感」や「解放感」をもたらしてくれます。焚き火を囲むときや、ビーチで波の音を聞きながらのんびり過ごすときなど、自然をより身近に感じられるのはローシートならではの体験です。

砂地や柔らかい地面でも沈み込みにくい

先述したスクエアベースの構造は、まさにこのメリットのために設計されました。砂浜や河原の砂利、芝生など、脚が沈み込みやすい場所でも安定性を発揮します。これは、他のヘリノックスモデルと比較しても大きな差別化ポイントです。

コンパクト&軽量で持ち運びがラク

約640gという軽さは、バックパッキングや自転車ツーリング、バイクキャンプなど、荷物を極力減らしたいシーンで大きなアドバンテージになります。収納サイズも直径約11cm×長さ30cmと、ボトルケースのようにコンパクトにまとまるので、ザックの隙間にも収めやすいでしょう。

座椅子のようなリラックス姿勢

座面が深めに設計されているため、地面に近いながらも背中をしっかり支えてくれるのが特徴です。あごをのせられるほどの深い座り心地で、だらっとした姿勢でリラックスしたいときにも向いています。

ヘリノックス グラウンドチェアのデメリットと注意点

メリットが多いヘリノックス グラウンドチェアですが、すべての人に合うわけではありません。デメリットや注意点もきちんと把握しておきましょう。

座面が低いので立ち上がりにくい

座面高220mmは、膝の高さよりも低い位置になります。そのため、立ち上がる際にはある程度の脚力が必要です。特に、高齢者や足腰に不安がある方、妊婦さんなどは使いにくいと感じる可能性があります。購入前に実際の座面高をイメージし、自分の使い方に合うかどうかを確認するとよいでしょう。

テーブルでの食事には不向き

地面に近い座り心地はリラックスできますが、逆に言えば、通常のテーブル高さ(約70cm前後)にはまったく合いません。キャンプサイトでテーブルを使って食事をする、というスタイルがメインの方にはあまり向いていません。

地面に直接プレートを置いて食べる「地面食い」スタイルや、ローテーブル(地面すれすれの高さのテーブル)を使う場合にはマッチします。

汚れや地面の状態に影響を受けやすい

地面に近い分、泥や砂、水滴などがシートやフレームにかかりやすくなります。アウトドアではどうしても汚れはつきものですが、特に雨上がりの地面やぬかるみでは、汚れが気になる場面もあるでしょう。使用後はしっかりと拭き取る、乾燥させるなどのメンテナンスが必要です。

ヘリノックス製品は全般的に高価格帯

希望小売価格14,500円(税抜)は、一般的なアウトドアチェアと比較すると高価格帯です。軽量性や耐久性、ブランド価値などを考慮しても、予算に余裕がないと購入に踏み切りにくいかもしれません。長く使い続ける前提で検討することをおすすめします。

ほかのヘリノックスチェアとの違いは?

ヘリノックスにはヘリノックス グラウンドチェアのほかにも多くのモデルがあります。特に比較されやすいのは、スタンダードモデルのヘリノックス チェアワン(Chair One)ではないでしょうか。ここでは、簡単に違いを整理しておきます。

比較ポイントグラウンドチェアチェアワン(参考)
座面高約220mm(ローシート)約350mm(スタンダード)
重量約640g約960g
脚部形状スクエアベース(四角)一般的な棒状脚
座り心地座椅子感覚、地面に近い普通の椅子感覚
主な使用シーンビーチ、砂地、焚き火、地面でのんびりテーブル使用、万能型

このように、ヘリノックス グラウンドチェアは座面高と脚部構造が他のモデルと大きく異なります。そのため、用途や好みによって「どちらが正解」というよりも、「どう過ごしたいか」で選ぶことが大切です。

ヘリノックス グラウンドチェアはこんな人におすすめ

それでは、具体的にどんな人にヘリノックス グラウンドチェアが向いているのでしょうか。

こんな人におすすめ

  • ビーチや河原、砂地でキャンプやピクニックを楽しむことが多い人
  • 軽量&コンパクトなギアを重視するバックパッカーやバイクツーリング愛好家
  • 地面に近いスタイルでのんびり過ごしたい人
  • 焚き火をしながら地面と一体感を味わいたい人
  • 座椅子のようにリラックスできるチェアを探している人

こんな人には不向きかも

  • 立ち座りがスムーズにできない、または不安がある人
  • テーブルを使って食事をするスタイルがメインの人
  • できるだけ安価なアウトドアチェアを探している人
  • 座面が高いチェアに慣れている人

自分の使い方や好みを照らし合わせてみると、選びやすくなるでしょう。

ヘリノックス グラウンドチェアのよくある疑問

購入を検討する際に、よく寄せられる疑問をいくつかピックアップしました。

Q. グラウンドチェアは砂浜で本当に沈まない?

A. 完全に沈まないわけではありませんが、スクエアベースの構造により、通常のチェアよりはかなり沈み込みにくい設計です。ただし、非常に柔らかい砂地では多少沈み込むこともあります。それでも、脚が細いモデルよりは安定感が段違いです。

Q. グラウンドチェアにグラウンドシートは必要?

A. ヘリノックス グラウンドチェア自体がスクエアベースでグラウンドシートの機能を内蔵したような構造のため、別途ヘリノックス グラウンドシートを購入する必要はありません。実際、ヘリノックスからはChair OneやChair Zero用のグラウンドシートが発売されていますが、Ground Chairはそれらのシートがなくても砂地に対応できるよう設計されています。

Q. グラウンドチェアとチェアゼロ(Chair Zero)はどちらが軽い?

A. チェアゼロの方がさらに軽量(約490g)です。ただし、座面高や安定性はグラウンドチェアとは異なります。軽さだけを求めるならチェアゼロ、砂地での安定性やローシートスタイルを求めるならグラウンドチェア、という住み分けになります。

まとめ:ヘリノックス グラウンドチェアでローシート体験を楽しもう

ヘリノックス グラウンドチェアは、ヘリノックスの中でもひときわ個性の光るローシートチェアです。

  • 地面に近い安定した座り心地
  • スクエアベースで砂地や柔らかい地面でも沈みにくい
  • 約640gの軽量&コンパクト収納
  • 座椅子のようなリラックス姿勢が楽しめる

一方で、座面の低さゆえの立ち上がりのしにくさや、テーブルとの相性の悪さなど、使い方を選ぶモデルでもあります。

アウトドアでの過ごし方は人それぞれ。もしあなたが「地面に近いスタイルでのんびりしたい」「砂浜でも安心して使えるチェアが欲しい」と思っているなら、ヘリノックス グラウンドチェアは間違いなく有力な選択肢のひとつです。

購入の際は、正規販売店や各ECサイトで最新の価格や在庫、カラー展開を確認してみてください。あなたのアウトドアライフにぴったりの一台が見つかりますように。

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