突然の雨でもスマホを守りたい。そんなとき、スマホホルダーの防水機能に注目する方は多いのではないでしょうか。
でも、ひとくちに「防水」と言っても、製品によって性能は大きく異なります。中には「水没はできません」と明記されているものもあれば、そもそも防水機能を持たない製品もあります。
この記事では、スマホホルダーの防水性能の意味や種類、選び方のポイントを解説するとともに、防水タイプの製品をいくつか紹介します。これから防水スマホホルダーを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
スマホホルダーの防水性能には種類がある
スマホホルダーの「防水」には、大きく分けて2つのタイプがあります。
ひとつは、スマホごと防水ケースに収納するタイプ。もうひとつは、スマホ本体が防水機能を持っていることを前提に、防水仕様のオープンタイプのホルダーを使う方法です。
この違いを理解しておかないと、せっかく防水機能付きのホルダーを買っても、期待したほどの保護が得られないかもしれません。
ケースに収納する防水タイプ
自転車用の防水スマホホルダーや、アウトドア向けの防水バッグタイプがこれにあたります。スマホを完全にケースの中に収めることで、雨や水しぶき、埃から守る仕組みです。
このタイプのメリットは、スマホ自体が防水でなくても使える点にあります。また、衝撃にも強くなるよう設計されている製品も多いです。
ただし注意したいのは、ほとんどの製品が「水没」には対応していないということ。たとえば、サイクルベースあさひで販売されているSmartPhone DryBag 5は、防水TPU素材を使った耐候性の高いケースですが、公式には「水没はできません」と明記されています。
つまり、突然の雨や水しぶきからは守ってくれるけれど、川や海に落としたり、水中で長時間使うような用途には向いていない、ということです。
オープンタイプで防水仕様のホルダー
一方、バイク用のマウントなどには、防水仕様のオープンタイプのホルダーもあります。こちらはスマホをケースに収納せず、そのまま取り付けて使うタイプです。
この場合、スマホ本体が防水性能を持っているか、または別途防水カバーを併用することが前提になります。バイク用品専門店のナップスでは、防水仕様のホルダーのひとつとしてSP CONNECT Charging Anti Vibration Moduleを紹介しています。
この製品はワイヤレス充電と振動吸収機能を備えながら、防水仕様になっているのが特徴です。ただし、どの程度の防水性能なのか(たとえばIPX等級など)は、製品ページからは詳しく確認できません。そのため、購入前には公式情報で正確な防水レベルをチェックすることが大切です。
防水ではないスマホホルダーもある
防水機能に注目していると忘れがちですが、そもそも防水を謳っていない汎用スマホホルダーも数多く販売されています。
たとえば、ダイソーのスマホホルダー(自転車用、タッチ操作可能)は、工具不要で着脱でき、360度回転する手軽さが魅力の製品です。価格も手頃で、普段使いには便利なアイテムでしょう。
しかし、公式情報では「完全防水ではありません。水中や豪雨、夜露が発生する環境で使用しないでください。」と明記されています。
つまり、このような製品は雨の日の使用を前提としておらず、防水性能を求めるシーンには適していないということです。もし雨天走行を考えているなら、防水タイプを選ぶか、そもそも雨の日は使用を控えるなどの対策が必要になります。
防水スマホホルダーを選ぶときに確認すべき3つのポイント
それでは、防水スマホホルダーを選ぶとき、具体的に何をチェックすればよいのでしょうか。次の3つのポイントを押さえておくと、失敗しにくくなります。
1. 防水性能の範囲を公式情報で確認する
「防水」と書かれていても、その範囲は製品によって異なります。生活防水レベルなのか、水没は想定されていないのか、あるいは完全防水なのか。
公式サイトや販売ページには、必ず防水性能に関する注意書きが記載されています。たとえば、SmartPhone DryBag 5のように「水没はできません」と明記されているケースも少なくありません。
購入前にこの情報を確認しておかないと、予想外のシーンでスマホを濡らしてしまうリスクがあります。
2. 自分の使用シーンに合ったタイプを選ぶ
防水タイプには、ケースに収納するタイプとオープンタイプがあります。
自転車で通勤していて、突然の雨に遭うことが多いなら、ケース収納タイプが安心です。一方、バイクでの長距離ツーリングでナビを使うなら、充電機能や防振機能を備えた防水仕様のオープンタイプも選択肢に入ります。
重要なのは、「雨から守りたい」という目的に対して、どのタイプが最適かを考えることです。
3. 防水機能以外の条件もチェックする
防水性能に気を取られがちですが、スマホのサイズに合うかどうか、操作性はどうか、取り付け方法は簡単かといった点も重要です。
せっかく防水でも、スマホがうまく収まらなかったり、取り付けが不安定だったりしては意味がありません。各製品の対応サイズや重量、取り付け可能なハンドル径などを確認しておきましょう。
防水タイプのスマホホルダーを目的別に紹介
ここからは、防水機能を持つスマホホルダーの具体例を紹介します。
1. 自転車ユーザーにおすすめ:SmartPhone DryBag 5
SmartPhone DryBag 5は、サイクルベースあさひで販売されている自転車用の防水スマホケースです。
耐候性と耐衝撃性のあるTPU素材を使い、4〜5インチのスマホを収納できます。ハンドルやステムに取り付けられるのも特徴です。ケースに入れたままタッチ操作も可能なので、ナビゲーションを使いながら走ることもできます。
一方で、水没には対応していません。あくまで雨や水しぶき、埃から守るための製品ととらえておきましょう。
- 向いている人:通勤やサイクリングで突然の雨に遭うことが多い人、スマホ自体が防水でない人
- 向いていない人:水中での使用や豪雨の中で長時間走ることを想定している人
- 注意点:参考価格は4,100円(税抜)です。価格は変動する場合があるため、購入前に販売ページで確認してください。
2. バイクツーリング向け高機能モデル:SP CONNECT Charging Anti Vibration Module
SP CONNECT Charging Anti Vibration Moduleは、バイク用スマホマウントの高機能モデルです。
ワイヤレス充電と振動吸収機能(最大約60%軽減)を備え、防水仕様になっています。SP CONNECT独自のTwist-to-Lock機構でしっかり固定できるのもポイントです。
長距離ツーリングでスマホナビを多用するライダーには、充電しながら使えるメリットは大きいでしょう。また、振動からスマホのカメラを保護できる点も見逃せません。
ただし、価格は16,900円〜とやや高めです。また、専用ケースとの組み合わせが必要な場合もあります。
- 向いている人:バイクでの長距離ツーリングを楽しむ人、振動対策と充電機能を両立させたい人
- 向いていない人:予算を抑えたい人、シンプルなマウントだけで十分な人
- 注意点:防水仕様とは記載されていますが、具体的なIPX等級などは販売ページからは確認できません。購入前に公式情報で詳細を確認することをおすすめします。
3. あえて防水ではない選択肢:ダイソー スマホホルダー
防水機能を必須としないのであれば、選択肢として覚えておきたいのがスマホホルダー(自転車用、タッチ操作可能)です。
工具不要で取り付けられ、360度回転して向きを調整できます。4〜6.5インチのスマホに対応し、ケースに入れたままでもタッチ操作が可能です。
ただ、繰り返しになりますが、この製品は完全防水ではありません。公式でも「水中や豪雨、夜露が発生する環境で使用しないでください」と案内されています。
あくまでも晴れた日の使用や、防水スマホを前提とした利用に向いています。
- 向いている人:雨の日に自転車を使わない人、もともと防水スマホを持っている人
- 向いていない人:雨天時でもスマホを守りたい人
- 注意点:防水機能がないため、雨の日に使うとスマホが濡れるリスクがあります。
防水スマホホルダーに関するよくある疑問
Q. 防水スマホホルダーなら完全防水ですか?
いいえ、製品によって防水性能の範囲は異なります。SmartPhone DryBag 5のように「水没はできません」と明記されているものもあります。購入前に各製品の公式情報で防水性能の範囲を必ず確認しましょう。
Q. 雨の日にバイクや自転車で使えますか?
防水タイプの製品であれば、雨や水しぶき程度なら保護できる場合があります。ただし、豪雨や水没が想定される状況では使えない製品もあるため、公式の注意書きをよく読むことが大切です。
Q. 防水機能と防振機能は別物ですか?
はい、別物です。防水は水から守る機能で、防振は走行中の振動からスマホを保護する機能です。SP CONNECT Charging Anti Vibration Moduleのように、両方を備えた製品もあります。
まとめ:防水スマホホルダー選びは「使うシーン」と「防水の範囲」で決める
スマホホルダーの防水性能は、製品によって「水没不可」「生活防水レベル」「防水仕様」などさまざまです。また、ケースに収納するタイプとオープンタイプの違いも理解しておく必要があります。
選ぶときは、次のポイントを意識しましょう。
- 公式情報で防水性能の範囲を確認する
- 自転車かバイクか、どんなシーンで使うかを明確にする
- 防水機能だけでなく、サイズや操作性、取り付け方法もチェックする
今回紹介したSmartPhone DryBag 5やSP CONNECT Charging Anti Vibration Moduleは、防水機能を持つ代表的な製品です。ただし、それぞれに特徴や注意点があります。自分の使い方に合った製品を選ぶために、公式情報をしっかり確認したうえで検討してみてください。
もし「そこまで防水性能は必要ない」という場合は、スマホホルダー(自転車用、タッチ操作可能)のような汎用モデルも選択肢になります。何より大切なのは、自分の使用シーンと照らし合わせて判断することです。
価格や仕様は変わる場合があります。購入前には必ず各販売ページで最新情報を確認するようにしてください。

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