キャンプギアをひとつずつ揃えていく中で、灯り選びは特に迷いやすいポイントですよね。
とくにスノーピークのランタンは「デザインがかっこいい」「評判は聞くけど、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない」という声をよく聞きます。
この記事では、スノーピークのランタンの中でも特に人気の高い「ホタルク(Hozuki)」シリーズに絞って、開発者の想いや各モデルの違い、選び方のポイントまでを徹底解説します。
スノーピークのランタン「ホタルク」とは
スノーピークのランタン「ホタルク」は、日本のアウトドアブランドであるスノーピークが手がけるLEDランタンシリーズです。
「ホタルク」という名前は、植物の「ホオズキ」に由来しています。実の部分が白く、熟すとオレンジ色に変わるホオズキの姿が、白いシェードとオレンジ色の光を放つランタンのデザインに重ねられました。
このランタンが他のアウトドア用ランタンと一線を画すのは、開発の軸足を「明るさ」ではなく「心地よさ」に置いている点です。
スノーピークの公式ブログによると、ホタルクの開発では「ゆらぎモード」の再現に全体の約8割もの時間が投じられたといいます。火の揺らぎを本物に近い形で再現することに、それだけのこだわりがあったのです。
つまりホタルクは、単にキャンプサイトを照らすための道具ではなく、キャンプの時間をより豊かにするための「雰囲気づくりのパートナー」として生まれたランタンだと言えます。
ホタルクシリーズの3つのモデルを比較
現在、スノーピークのホタルクシリーズは主に3つのモデルがラインアップされています。
それぞれサイズ感や電源の方式、重さが大きく異なるため、自分のスタイルに合ったものを選ぶのがポイントです。
1. Snow Peak Hozuki Lantern(スタンダードホタルク)
ホタルクシリーズの原点にして、最もバランスの取れたスタンダードモデルです。
特徴
- キャンドルのようなゆらぎモードを搭載
- 音に反応して自動消灯するスリープモード付き
- カラーはスノー(白)、モス(緑)、バーク(茶)の3色展開
- 日本製
メリット
シリーズの代表モデルだけあって、デザインも機能も完成度が高い点が魅力です。ゆらぎモードとスリープモードの両方を備えているのは、このモデルの大きな強み。テーブルを優しく照らすメイン照明としても、就寝前のリラックスライトとしても使いやすい一台です。
デメリット
ミニモデルと比べるとサイズが大きく、重量もあります。また電源が別売りのため、購入時に電池または専用充電池を別途用意する必要があります。
向いている人
キャンプのメイン照明として使いながら、夜の雰囲気づくりも楽しみたい人に向いています。
向いていない人
とにかく軽量化やコンパクトさを最優先したい人には、ミニモデルのほうが合うかもしれません。
購入前の注意点
電源は「Hozuki 2.0 Rechargeable Battery」または単三電池(いずれも別売り)です。購入時にセットで用意するかどうか、あらかじめ確認しておくとスムーズです。
2. Snow Peak Mini Hozuki Lantern(ミニホタルク)
スタンダードホタルクのコンパクトバージョン。携帯性に優れたサブライトとして人気です。
特徴
- 重量わずか57g(電池を除く)の軽量設計
- 強力なマグネットファスナー付きで、テント内のフレームなどに簡単に取り付け可能
- 通常モード(調光可能)、キャンドルモード、ストロボモードの3モード
メリット
何より軽さと小ささが最大の武器です。バックパッキングやバイクキャンプなど、荷物を極力減らしたいシーンで真価を発揮します。マグネットが付いているので、吊り下げる場所を選ばないのも便利なポイントです。
デメリット
電源が単四電池×3本(付属)のため、長期間の使用や頻繁な使用ではランニングコストがかかります。
向いている人
テント内での使用や、メイン照明の補助として使いたい人。軽量化を重視するソロキャンパーやバックパッカーにもおすすめです。
向いていない人
キャンプサイト全体を明るく照らすメイン照明として使いたい人には、明るさの面で物足りなさを感じる可能性があります。
購入前の注意点
電池は付属していますが、予備電池を持参するかどうかは使用時間に応じて検討するとよいでしょう。
3. Snow Peak Rechargeable Hozuki(リチャージャブルホタルク)
電池交換の手間をなくした充電式モデルです。環境にも財布にも優しい一台。
特徴
- 内蔵リチウムイオン充電池を搭載
- USB Type-C充電に対応
- 通常、ゆらぎ、スリープの3モード
メリット
電池を買い足す手間がなく、廃棄物も減らせるのが大きな魅力です。長い目で見ると経済的で、アウトドアだけでなく日常使いもしやすいモデルです。USB充電なので、モバイルバッテリーからでも給電できるのも利点です。
デメリット
内蔵バッテリーを搭載している分、重量が280gとスタンダードモデルよりも重くなっています。軽量モデルと比べると、持ち運びの負担が気になる人もいるかもしれません。
向いている人
電池交換の手間を省きたい人。環境負荷を気にする人。キャンプだけでなく、自宅での非常用ランタンとしても使いたい人に向いています。
向いていない人
とにかく軽さを重視する人には、ミニホタルクのほうが適しています。
購入前の注意点
USBケーブルが付属しているかどうかは販売ページで確認しておくと安心です。
よくある疑問に答えます
Q. ゆらぎモードとは何ですか?
キャンドルの炎のような自然な揺らぎを再現したモードです。ホタルクの開発において最もこだわったポイントで、本物の火に近いゆらぎをLEDで表現しています。テーブルに置くだけで、キャンプの夜がぐっと温かな雰囲気に変わります。
Q. スノーピークのランタンはテント内で使えますか?
はい。ホタルクシリーズはLEDランタンなので、テント内での使用も問題ありません。とくにミニホタルクはマグネット付きで、テント内のフレームに簡単に取り付けられるので、就寝前の読書灯やムードライトとして重宝します。
Q. 電池式と充電式、どちらを選ぶべきですか?
利用頻度や使い方によります。
- 毎週キャンプに行くようなヘビーユーザーや、環境負荷を減らしたい人には充電式のリチャージャブルホタルクがおすすめです。
- 年に数回のキャンプや、予備として持っておきたいというライトユーザーには電池式のスタンダードまたはミニモデルが手軽です。
Q. ギガパワーハンギングランタンとは何が違いますか?
スノーピークにはホタルクシリーズとは別に、Snow Peak GigaPower Hanging LanternというLEDランタンもあります。
ギガパワーハンギングランタンは、最大1000ルーメンという高い明るさと、ガラスシェードを採用したクラシカルなデザインが特徴です。サイト全体を明るく照らしたい人に向いています。
一方ホタルクシリーズは、ギガパワーよりも明るさは控えめですが、その分「心地よい灯り」と「アンビエントな雰囲気」を重視した設計になっています。
「明るさ」か「雰囲気」か。この違いが、どちらのシリーズを選ぶかの大きな判断材料になります。
ホタルクシリーズの選び方
3つのモデルを比較すると、選び方の軸はおのずと見えてきます。
メイン照明として使いたい場合
スタンダードホタルクか、充電式のリチャージャブルホタルクが候補になります。ゆらぎモードで夜の雰囲気を楽しみながら、テーブル全体を優しく照らすことができます。
サブライトやテント内で使いたい場合
軽量コンパクトなミニホタルクが最適です。マグネットで簡単に吊るせるので、使い勝手も抜群です。
電池交換の手間を省きたい場合
リチャージャブルホタルクを選びましょう。USB充電に対応しているので、自宅でも車中でも手軽に充電できます。
どのモデルにも共通して言えること
ホタルクシリーズは、「明るさ」よりも「灯りの質」に重きを置いたランタンです。キャンプの夜をいかに豊かに過ごすか。その問いに対するスノーピークの答えが、このシリーズには込められています。
まとめ
スノーピークのランタン「ホタルク」は、単なる照明器具ではなく、キャンプの時間をより特別なものにしてくれるアイテムです。
- スタンダードホタルクは、機能とデザインのバランスが取れたオールラウンダー
- ミニホタルクは、軽量コンパクトでサブライトに最適
- リチャージャブルホタルクは、充電式でエコ&経済的
自分がどんなキャンプをしたいか、どんな灯りに包まれていたいかをイメージしながら選ぶと、きっとぴったりの一台に出会えます。
価格や仕様は変更される場合があるため、購入前には必ず公式サイトや販売ページで最新情報をご確認ください。

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