車中泊やアウトドアを楽しむために、ハイエースにベッドキットを導入しようと考えている方も多いでしょう。特に「跳ね上げ」機能付きのベッドキットは、就寝時は快適なベッドに、走行中や荷物を積むときはコンパクトに折りたためる便利さが魅力です。
でも、いざ選ぼうとすると、価格やマットの厚み、高さ調整の有無など、製品ごとに特徴が違って迷ってしまいますよね。そこでこの記事では、ハイエース(主に200系)に対応する跳ね上げベッドキットのおすすめ製品を厳選し、比較ポイントと選び方をわかりやすく解説します。購入前に知っておきたいメリット・デメリットや注意点もまとめているので、ぜひ最後まで読んで、自分にぴったりの一台を見つけてください。
ハイエースの跳ね上げベッドキットとは?通常のベッドキットとの違い
まず、跳ね上げベッドキットがどんなものか、簡単におさらいしておきましょう。
ハイエース用のベッドキットには、大きく分けて「固定式」と「跳ね上げ式」の2種類があります。固定式はその名の通り、常にベッドの状態を保つタイプ。就寝スペースは確保できるものの、荷物をたくさん積みたいときには不便に感じることがあります。
一方、跳ね上げ式ベッドキットは、ベッドを跳ね上げて収納できるのが最大の特徴です。使わないときはマットやフレームを跳ね上げて車内の荷室スペースを広く確保できるので、普段使いと車中泊を両立したい方にぴったり。例えば、自転車やサーフボードなどの長尺物を積むときも、ベッドが邪魔になりません。
また、取付方法も工夫されていて、多くの製品はハイエースの純正タイダウンフックを利用したボルトオン取付が可能です。特別な加工が不要な製品が多いので、DIY初心者でも比較的取り付けやすいのも嬉しいポイントです。
跳ね上げベッドキットを選ぶ前に知っておきたい3つの比較軸
製品を具体的に見ていく前に、選ぶときに押さえておきたい3つの軸を整理しておきましょう。
① マットの厚みと素材
寝心地を左右するのがマットの質です。厚みがあるほど快適ですが、その分収納時の厚みも増えます。製品によっては10mmの薄型から40mm以上の厚みのあるものまで選べるので、自分の体格や寝姿勢に合ったものを選びましょう。
② 高さ調整機能の有無
車内のスペースやセカンドシートとの段差を解消するために、高さが調整できるかどうかは重要なポイントです。調整段階が多いほど、自分の理想の高さに合わせやすくなります。
③ 跳ね上げ機構の使い勝手
片側だけ跳ね上げられるタイプ、両面から跳ね上げられるタイプ、左右独立して跳ね上げられるタイプなど、製品によって跳ね上げ方が異なります。荷物の積み方や車内レイアウトに合わせて選びましょう。
【価格帯別】ハイエース跳ね上げベッドキットのおすすめ製品
ここからは、実際に販売されている製品を厳選して紹介していきます。価格帯や特徴ごとに分けているので、自分の予算や使い方に合ったものを探してみてください。
1. LINKS FACTORY Flat4
まず紹介するのは、楽天市場でも人気が高く、多くのユーザーから支持されているLINKS FACTORYの「Flat4」です。
この製品の最大の特徴は、マットの継ぎ目に凹みができないフラットな構造。就寝時の違和感が少なく、ぐっすり眠れると評判です。マットの厚みは45mmと十分な厚みがあり、寝心地の良さを重視する方におすすめです。
高さ調整は5段階(37.5cm〜52cm)に対応しており、車内の状況に合わせて細かく設定できます。日本製ならではの高品質な仕上がりで、価格も5万円台とコストパフォーマンスに優れているのも嬉しいポイント。
- メリット:寝心地が良い、フラットな寝面、高級感がある、跳ね上げで荷室を有効活用できる
- デメリット:送料が別途かかる場合があるので総額を要確認
- 向いている人:寝心地とコストパフォーマンスを両立させたい人、日本製にこだわる人
- 向いていない人:とにかく最安値を求める人
- 注意点:購入時は送料込みの総額をチェックしましょう
2. WINGS ベッドキット
次に紹介するのは、コストパフォーマンスを最優先したい方におすすめのWINGSベッドキットです。
価格はなんと39,800円(税込・送料込)。5万円以下で購入できるのは大きな魅力です。組立も工具不要で簡単にできるため、ベッドキットを初めて導入する方にも手軽に試せる製品です。
高さ調整は5段階(32cm〜52cm)対応。ただし、マットの厚みは10mmと薄めなので、長時間の車中泊や腰が弱い方は、別途マットを追加するなどの工夫が必要かもしれません。
- メリット:低価格、組立が簡単(工具不要)
- デメリット:マットが薄い(10mm)ので快適性を求める場合は追加マットが必要かも
- 向いている人:コスパを重視する初心者、予算を抑えたい人
- 向いていない人:マットの厚みや寝心地にこだわる人
- 注意点:マットが薄いため、長時間の使用には別途マットの併用を検討しましょう
3. アベスト ベッドキット スーパーGL
アベストのスーパーGLも、5万円以下の低価格帯で人気の製品です。
特筆すべきは、マットの種類を選べるカスタマイズ性の高さ。厚さは10mmか40mmから、素材はスタンダードタイプかパンチングレザータイプから選ぶことができます。パンチングレザーは通気性が良く、汚れにも強いので、アウトドアでの使用にも向いています。
高さ調整は5段階(32cm〜52cm)対応で、価格を抑えつつ自分の好みに合わせた選択ができるのが魅力です。
- メリット:低価格、マットのカスタマイズ性が高い、PVCレザーで汚れに強い
- デメリット:10mmマットは薄め
- 向いている人:予算を抑えつつ、自分の好みに合わせてマットを選びたい人
- 向いていない人:高級感やブランド性を重視する人
- 注意点:マットの厚みで寝心地が大きく変わるので、選択時はよく検討しましょう
4. MGR Customs m.flat / 2段ベッドキット
少し予算に余裕がある方や、デザイン性を重視する方には、MGR Customsの製品がおすすめです。
日本の職人が手作りする高級感のある製品で、アンティーク調のブラウンレザーがおしゃれな空間を演出します。特に注目なのは2段ベッドタイプもラインナップされていること。家族での車中泊や大人数での利用に便利です。
2段ベッドは価格が約19万円と高価格帯ですが、それだけの価値のある仕上がり。上段の奥行きは144cmで、進行方向タイプよりやや短めなので、体格の大きな方は事前に確認が必要です。
- メリット:高級感のあるデザイン、2段ベッドで大人数でも就寝可能、カスタマイズ性が高い
- デメリット:高価格帯、2段使用時は上段で座ることができない
- 向いている人:デザイン性や高級感を重視する人、家族で車中泊をする機会が多い人
- 向いていない人:予算を抑えたい人、2段ベッドの圧迫感が気になる人
- 注意点:2段ベッドの上段奥行きは144cmと進行方向タイプより短いので、体格を確認しましょう
5. ユーアイビークル マルチウェイ フォルドベッドキット
ユーアイビークルのマルチウェイフォルドベッドキットは、左右独立して跳ね上げられるのが最大の特徴です。
左右それぞれ別々に跳ね上げられるので、片側だけベッドを残して荷物を積むといった柔軟な使い方が可能。自転車やバイクなど大型の荷物を頻繁に積む方には、この機能が非常に便利です。
高さ調整は6段階(41cm〜63cm)と、幅広い調整が可能。ステンレスフレームを使用しているため、耐久性にも優れています。価格は23万円台と高価格帯ですが、その汎用性の高さから多くのユーザーに支持されています。
- メリット:左右独立跳ね上げで荷物と就寝の両立がしやすい、汎用性が非常に高い、高さ調整幅が大きい
- デメリット:高価格帯、個人宅配送不可の大型商品
- 向いている人:自転車やバイクなど大型荷物を頻繁に積む人、車内レイアウトを頻繁に変えたい人
- 向いていない人:予算が限られている人、設置場所の確保が難しい人
- 注意点:ウレタンマットなしのモデルもあるので、就寝用に別途マットが必要な場合があります。取付時には注意が必要です(一部のレビューで脚の蝶番の異音が指摘されています)
6. OSP 両面跳ね上げベッド
OSPが販売する両面跳ね上げベッドは、対面ベンチ、フルフラットベッド、全面荷室と、多彩なレイアウト変更が可能な高機能モデルです。
両面から跳ね上げられる構造により、車内の使い方が大きく広がります。キャンピングカー並みの快適さを求める方や、車内を多目的に使いたい方に最適です。
ただし、価格は275,000円と今回紹介する製品の中で最も高額。さらに受注生産のため納期が1.5〜2ヶ月かかる点も留意が必要です。また、一部グレードは通販不可で施工が必要な場合があります。
- メリット:圧倒的な多用途性、高いカスタマイズ性(オプションでフロアパネルやサブバッテリーキットなどと連携可能)
- デメリット:非常に高価、受注生産で納期が長い、一部グレードは通販不可
- 向いている人:車内を多目的に使いたい人、キャンピングカー並みの快適さを求める人、予算に余裕がある人
- 向いていない人:予算が限られている人、すぐに製品が欲しい人
- 注意点:フロアパネルは別売り。テーブルを使用するにはフロアパネルが必要です
7. You Ten ベッドキット
最後に紹介するのは、最安値クラスのYou Tenベッドキット。価格は29,800円(税込・送料込)と、とにかく手頃に始めたい方におすすめです。
マットの厚みは40mmと、この価格帯としてはしっかりした厚みを確保。高さ調整は6段階(30cm〜44.5cm)に対応しています。マットが6分割されているので、ベンチとしても使える汎用性の高さもポイントです。
90日間保証が付いているので、初期不良の際も安心です。
- メリット:非常に安い、マットが分割されていてベンチとしても使える
- デメリット:マットに段差ができるというレビューがある
- 向いている人:とにかく安さを最優先する人、まずはベッドキットを試してみたい人
- 向いていない人:寝心地や製品の質感にこだわる人
- 注意点:初期不良の可能性があるため、到着後すぐに確認しましょう
ハイエース跳ね上げベッドキットに関するよくある疑問
ここからは、跳ね上げベッドキットを検討する際によく寄せられる質問にまとめてお答えします。
Q. 自分で取り付けられますか?
はい、多くの製品はタイダウンフックを利用したボルトオン取付が可能で、特別な加工は不要です。ただし、製品によっては重量があるものや、2人で作業したほうが安全なものもあります。取付に自信がない場合は、プロのショップに依頼するのもひとつの選択肢です。
Q. 跳ね上げた状態でも安定しますか?
製品によって剛性は異なりますが、しっかりした構造の製品なら問題ありません。ただし、一部の製品では、跳ね上げた状態で走行中に振動や異音が気になることがあるようです。また、より安定性を求める場合は、別途補強バーを追加することを検討してもよいでしょう。
Q. 普段使いとの両立は可能ですか?
これこそが跳ね上げベッドキットの最大のメリットです。跳ね上げておけば荷室を広く使えるので、普段は軽貨物として使い、週末は車中泊を楽しむといった使い方がしやすくなります。
まとめ:自分の使い方に合った跳ね上げベッドキットを選ぼう
今回は、ハイエース用の跳ね上げベッドキットのおすすめ製品を比較しながら紹介してきました。
価格帯や特徴は製品によって大きく異なります。改めて、選ぶときのポイントを整理しておきましょう。
- 寝心地を最優先するなら:LINKS FACTORY Flat4(マット厚45mmでフラットな寝面)
- コストパフォーマンスを重視するなら:WINGS ベッドキットやアベスト ベッドキット スーパーGL
- デザイン性や高級感を求めるなら:MGR Customs m.flat / 2段ベッドキット
- 荷物の積み降ろしを頻繁にするなら:ユーアイビークル マルチウェイ フォルドベッドキット(左右独立跳ね上げ)
- 車内を多目的に使いたいなら:OSP 両面跳ね上げベッド
- とにかく安く始めたいなら:You Ten ベッドキット
どの製品にもメリット・デメリットがあります。価格や仕様は2026年6月時点の情報であり、変更される場合があります。購入前には必ず各製品の公式販売ページで最新情報を確認し、自分のハイエースのグレードや型式に適合するかどうかもチェックしてください。
自分にぴったりの跳ね上げベッドキットを見つけて、快適なハイエースライフを楽しみましょう!

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