イワタニ「炙りやII」ってどんな製品?輻射熱が生み出す本格炉ばた焼きの世界
「炙り家 イワタニ」という言葉で検索しているあなたは、きっと本格的な炉ばた焼きを自宅で楽しめる製品に興味を持っているのではないでしょうか。
イワタニの「炙りやII(CB-ABR-2)」は、カセットガス式の炉ばた焼器です。コンパクトながら輻射熱を利用することで、外はカリッと中はジューシーな焼き上がりを実現。焼き鳥や海鮮、野菜まで、まるで炭火で焼いたような仕上がりを楽しめるのが特徴です。
ただ、「煙は大丈夫?」「火力は十分?」「掃除は面倒?」といった不安もあるかもしれません。今回は、公式情報や実際のユーザー評価をもとに、イワタニ「炙りやII」の魅力と注意点を徹底的に解説します。
輻射熱方式が生み出す「外カリッ、中ジューシー」な仕上がり
イワタニ「炙りやII」が他の卓上グリルと大きく異なる点は、輻射熱を採用していることです。
輻射熱とは、炎や熱源から直接放射される熱のこと。いわゆる「遠赤外線」と同じような性質を持ち、食材の表面をしっかり焼き上げながら、内部には余分な熱を伝えすぎません。
その結果、焼き鳥なら皮はパリッと香ばしく、身はふっくらジューシーに。脂の乗ったサンマやホタテなどの海鮮も、表面に美しい焼き色がつき、旨味を閉じ込めた仕上がりになります。
一般的なカセットコンロで焼くのとは、明らかに仕上がりが違うと言われており、この「炭火に近い焼き上がり」こそが、「炙りやII」最大の魅力です。
網焼きも串焼きもできる汎用性の高さ
イワタニ「炙りやII」は、焼き網と串焼きステーの両方が付属しています。
焼き網はステンレス製(型番:CB-ABR-AMI2)で、耐久性とお手入れのしやすさを両立。魚や肉、野菜を幅広く焼くことができます。
一方、串焼きステーを使えば、焼き鳥や串焼きを本格的に楽しむことも可能です。串を置くだけで傾かずに焼ける設計なので、家庭で焼き鳥屋さんのような雰囲気を味わえます。
このように、メニューに合わせて使い分けられる汎用性の高さも、人気の理由のひとつです。
旧モデル「炙りや」からどこが進化したのか
現在販売されている「炙りやII」は、旧モデル(初代「炙りや」)の後継機にあたります。
主な違いは以下の2点です。
- 焼網の素材がスチールからステンレスに変更
- カラーがメタリックブラウンからマットブラックに変更
ステンレス製になったことで、旧モデルに比べてサビにくく、清潔に長く使いやすくなりました。また、カラーがブラックに統一されたことで、よりスタイリッシュな印象になり、インテリアにも馴染みやすくなっています。
型番もCB-ABR-2に変わっており、旧モデル(CB-RBT-WやCB-ABR-1)とは別製品として扱う必要があります。中古市場などで旧モデルを検討する際は、その点を考慮しましょう。
スペックと基本仕様
イワタニ公式ページで確認できる基本スペックは以下の通りです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 型番 | CB-ABR-2 |
| サイズ | 409×214×134mm |
| 重量 | 約2.4kg |
| 最大発熱量 | 2.3kW |
| ガス消費量 | 約169g/h |
| 連続燃焼時間 | 約90分 |
| 安全装置 | 圧力感知安全装置 |
| 付属品 | 焼き網、串焼きステー、水皿 |
価格はオープン価格ですが、実勢価格は6,000円〜9,000円前後が目安です。公式オンラインショップでは、焼網(CB-ABR-AMI2)などの部品も個別に購入できます。
イワタニ「炙りやII」のメリット
1. 輻射熱による本格的な焼き上がり
前述の通り、輻射熱による焼き上がりはこの製品最大の強みです。焼き鳥の皮はパリッと香ばしく、中はジューシーに仕上がります。魚や野菜も素材の味を引き立てると評価されています。
2. コンパクトで収納しやすい
A4サイズよりもやや大きい程度のコンパクトボディ。キャンプやバーベキューへの持ち運びも手軽で、キッチンに常置しても場所を取りません。
3. カセットガス式で手軽に使える
電源や火起こしの手間が不要で、カセットガスボンベをセットするだけで使えます。アウトドアはもちろん、自宅のテーブルでも気軽に本格グリル料理を楽しめます。
4. イワタニ製の安心感
ガス機器の大手メーカーであるイワタニ製。圧力感知安全装置などの安全機能も搭載されており、信頼性の高さは多くのユーザーから評価されています。
5. 長く使える部品販売
公式オンラインショップでは、焼網や水皿などの消耗品・部品が個別に購入できます。長く愛用することを考えても、安心できるポイントです。
イワタニ「炙りやII」のデメリット
1. 煙がかなり出る
多くのユーザーが指摘するのが、煙の多さです。特に脂の多い肉(鶏もも肉など)や魚(サンマなど)を焼くと、かなりの煙が発生します。
室内で使う場合は強力な換気が必須で、換気扇の真下で使うか、ベランダなどの屋外で使用するのが現実的です。特にマンションなど密閉された空間での使用は注意が必要です。
2. 火力は強くない
最大発熱量2.3kWは、家庭用カセットコンロ(約2.1〜3.0kW)と比較しても標準的〜やや控えめな水準です。大人数を一度に焼くような使い方には向いていません。
一人〜二人分の焼き鳥や魚をじっくり焼く用途が適していると言えます。
3. 掃除が手間
焼き網や水皿、本体の分解洗浄が必要です。油汚れが付着しやすいため、使用後はしっかりと掃除しないと、次回の使用時に煙や焦げ付きの原因になります。
「毎回の掃除が面倒」と感じるユーザーも多く、手間を惜しまない人向けの製品と言えます。
4. 水皿の管理が必須
公式の注意事項として、水皿には必ず水を入れることが必須です。水を入れずに使用すると、過熱による火災の危険があります。
また、大量の食材を一度に焼くと水が早く蒸発するため、途中での水の継ぎ足しも必要になる場合があります。
イワタニ「炙りやII」に向いている人・向いていない人
向いている人
- 自宅やキャンプで本格的な焼き鳥や海鮮焼きを楽しみたい人
- 炭火の香ばしさを手軽に再現したい人
- コンパクトなグリルを探している一人暮らし〜二人暮らしの人
- 炉ばた焼きや串焼きの雰囲気を楽しみたい人
- メーカーのアフターサポートや部品供給を重視する人
向いていない人
- 煙やニオイを極力避けたい人(特に室内使用がメインの場合)
- 焼肉を大量に焼きたい人(火力不足や煙の問題が出やすい)
- 掃除の手間をなるべくかけたくない人
- 素早く大量調理をしたい人
室内で使う際の注意点:煙対策と換気
「炙りやIIは室内で使えますか?」という質問は非常によく見られます。
結論から言うと、使えなくはないですが、強力な換気が必要不可欠です。
実際のユーザーからは、「換気扇をフル回転させても煙が広がった」「魚を焼いたら家中に匂いが充満した」という声がある一方、「換気扇の真下で使えば問題なかった」「ベランダなら快適に使える」という声も聞かれます。
以下のポイントを必ず守ってください。
- 換気扇の真下、または風通しの良い屋外で使用する
- 油の多い食材を焼く際は、火力を強めすぎない
- 水皿の水量をこまめに確認する(水がなくなると煙が増え、火災リスクも上がる)
- 使用中は窓を開けて空気を入れ替える
- 煙に敏感な方や小さな子どもがいる家庭では、屋外使用が現実的
公式でもテント内や車内での使用は禁止されています。安全に楽しむためにも、使用場所と換気には十分注意しましょう。
専用焼網などのオプション・交換部品
イワタニ カセットガス炉ばた焼器“炙りやII”専用焼網 CB-ABR-AMI2は公式オンラインショップで購入可能です。
焼網は消耗品のため、長く使っていると焦げ付きやサビが気になることもあります。そうした場合に、網だけ買い替えられるのは経済的で嬉しいポイントです。
また、水皿や輻射板などの部品も用意されているため、長期的な使用を考えている方は、公式ページで交換部品の有無をチェックしておくと安心です。
よくある質問(Q&A)
Q1. イワタニ「炙りやII」と「やきまるII」は何が違いますか?
イワタニ 焼肉グリル やきまるIIは焼肉に特化したカセットガスグリルで、水盤を使うことで煙を抑え、遠赤外線効果で焼肉を美味しく焼く設計です。
一方、「炙りやII」は焼き鳥や魚介など串焼き・網焼き全般に向いており、輻射熱で炭火に近い仕上がりを実現します。焼肉メインなら「やきまるII」、焼き鳥や海鮮を楽しみたいなら「炙りやII」が向いています。
Q2. 煙を抑える方法はありますか?
火力を強めすぎないこと、水皿の水量を適切に保つことで、ある程度の煙の軽減が期待できます。ただし、脂の多い食材はどうしても煙が出るため、換気を徹底するのが最も確実な対策です。
Q3. テント内や車内で使えますか?
公式で明確に禁止されています。一酸化炭素中毒や火災の危険があるため、絶対にやめてください。
Q4. 炙りやIIの本体価格はいくらですか?
オープン価格のため公式では明示されていませんが、家電量販店やECサイトでは6,000円〜9,000円前後で販売されているのが一般的です。
Q5. 旧モデルとの互換性はありますか?
焼網や水皿など、一部の部品は旧モデルと互換性がない場合があります。交換部品を購入する際は、必ず型番(CB-ABR-2)に対応したものを選びましょう。
まとめ:イワタニ「炙りやII」は煙リスクを理解した人にこそおすすめ
イワタニ「炙りやII」は、輻射熱による本格的な焼き上がりと、網焼き・串焼き両方に対応する汎用性の高さが魅力の炉ばた焼器です。
焼き鳥や魚介類を炭火に近い仕上がりで楽しめるのは、他にはない大きな魅力。コンパクトで持ち運びも容易なため、キャンプなどのアウトドアシーンでも活躍します。
ただし、煙が多く出る点は避けて通れません。室内で使う場合は換気の計画をしっかり立て、できれば屋外での使用を前提に検討するのが賢明です。掃除の手間も含め、それらを受け入れられる人にとっては、非常に満足度の高い製品です。
購入を検討しているなら、まずは自分の使用環境(換気条件、調理目的、手間をかけられるか)を整理してみてください。そのうえで「炙りやII」が自分のスタイルに合っているか、判断材料として参考にしていただければと思います。
イワタニの公式ページでは、より詳しい仕様や安全上の注意点が確認できます。購入前にはぜひ一度チェックしてみてください。

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