キャンプやアウトドアが好きな方なら、一度は「どんなチェアを持っていこうか?」と悩んだ経験があるのではないでしょうか。今回は、軽量&コンパクト、それでいて座り心地もバッチリな「ロゴス(LOGOS) 7075トレックチェア(背付)」を実際に使ってみたので、徹底的にレビューしていきます。

結論から言うと、このチェア、予想以上に使える一脚でした。特に「軽さ」「快適さ」「持ち運びやすさ」の三拍子がそろっていて、ソロキャンプやフェス、釣り、ツーリングに最適。この記事では、実際の使用感を元に、良かった点もイマイチだった点も正直にお伝えします!


ロゴス 7075トレックチェア(背付)とは?

まずは簡単にスペックをご紹介。

  • 使用時サイズ:幅24.5×奥行29×高さ48cm(座面高26cm)

  • 収納時サイズ:幅24.5×奥行34.5×厚さ4.5cm

  • 重量:約400g

  • 耐荷重:約120kg

  • フレーム素材:7075超々ジュラルミン(航空機にも使用される軽量・高強度素材)

  • 生地:ポリエステル(PUコーティング)

注目すべきはなんといってもその“軽さ”です。約400g。これは500mlのペットボトルよりちょっと重いくらい。これなら、リュックのサイドポケットにもサッと差し込んで持ち運べます。


実際に使ってみて感じた魅力

1. 驚異の軽量性と収納力

このチェアを初めて手に取ったとき、「これ、ちゃんと座れるの?」と思ったのが正直な感想。でも組み立ててみて座ってみると、意外や意外、しっかり体を支えてくれる。しかも耐荷重120kgと、ガッチリ体型の人でも安心。

そして収納サイズがまたスゴい。厚さ4.5cmって、ノートPCより薄いレベルです。ツーリングの荷物に忍ばせたり、ちょっとしたハイキングのときにザックに放り込んでおいたりと、気軽に持ち出せるのが魅力。

2. 背もたれのありがたみを実感

背付タイプって実はけっこうありがたいんです。ちょっと腰掛けるつもりが、背もたれがあるおかげでダラッと休憩モードに入れる。キャンプでのんびり焚き火を眺めるとき、イベントで長時間座って過ごすとき、この背もたれがあるとないとでは疲れの溜まり方が全然違います。

「ちょっとした椅子」なのに、体を預けられる安心感は想像以上でした。

3. 組み立てがシンプル

このチェア、折りたたみタイプで、組み立ても片付けも超カンタン。展開にかかる時間はほんの数秒。パチっと広げてすぐに座れるのは、アウトドア中のちょっとした時間にもありがたいポイントです。

手間がかからない道具って、使う頻度も自然と増えるんですよね。


惜しいところも正直に言います

もちろん、完璧なギアなんてありません。このチェアにも「ちょっと気になるな」と感じた点がありました。

1. 座面がやや小さい

軽量コンパクト設計のため、座面の幅が少しタイト。体格の大きな方だと、ちょっと窮屈に感じるかもしれません。とはいえ、短時間の休憩用やサブチェアと考えれば、全く問題ないレベルです。

2. 収納袋が付属していない

購入時に専用の収納袋がついてこないのは、ちょっと残念。リュックにそのまま入れるとフレームが当たる感じがあるので、別売りの袋やポーチを用意すると安心です。

3. 接地面の保護が欲しい

脚の先端がアルミむき出しのため、硬い地面では滑りやすかったり、場合によってはキズがつくことも。自分でゴムチューブを被せるなど、ちょっとした工夫で改善可能です。


どんなシーンで活躍する?

この7075トレックチェア(背付)が真価を発揮するのは、やはり「荷物を極力減らしたい」シチュエーションです。

  • ソロキャンプや登山:とにかく軽量!体力温存に大きく貢献。

  • フェスやイベント:背もたれ付きで長時間もラク。

  • 釣りやバイク旅:狭いスペースでもパッと使えて快適。

  • 公園ピクニックや日常の休憩用:すぐに取り出せてすぐ座れる気軽さ。

軽くてコンパクトだけどしっかり座れる椅子って、実はなかなか貴重です。


最後に:このチェアは“買い”か?

「ちょっと高くても、良いギアが欲しい」と思っている方には、自信を持っておすすめできます。軽量・コンパクトで持ち運びラクラク、それでいて背もたれまで付いてるという万能さ。

もちろん、メインのリラックスチェアとしては物足りなさもあるかもしれませんが、「必要十分」な性能は持っています。サブチェアとしても優秀ですし、特にミニマル志向の方にはぴったり。

経験者としてのリアルな感想をまとめると、

"このチェア、使えば使うほど、手放せなくなる"

まさにそんな一脚でした。

気になっている方は、ぜひ一度試してみてください。アウトドアの相棒として、きっと満足できると思います!