キャンプ場でひと際明るく輝くコールマンの「ノーススター」シリーズ。ランタン選びで迷っているなら、まずはっきりさせておきたいことがあります。「どの燃料タイプを選ぶか」 と 「電子点火やマントルの扱いにくさを許容できるか」。この2つが、あなたの満足度を大きく分けるポイントです。
実は各モデル、明るさの数値は公称値で結構バラつきがあり、ユーザーレビューを見ると「明るさは文句なし」という声がある一方で、「点火がシビア」「マントルがすぐ割れる」といった声も少なくありません。この記事では、2026年春夏に登場した新色モデルの情報も含め、実際のユーザーの声や燃料コストまで踏み込んで、あなたにぴったりのノーススターが見つかるよう徹底的に比較していきます。
コールマン「ノーススター」シリーズってどんなポジションの製品?
コールマンのランタンの中でも、ノーススターシリーズは「高出力・高輝度」を売りにしたハイエンドモデルです。従来のピークガソリンランタンと比べて、約2倍以上の明るさを誇り、キャンプサイト全体を照らし出すパワーを持っています。
また、このシリーズの大きな特徴は、「電子点火(ピエゾ点火)」 を標準搭載していること。マッチやライターを使わずにワンタッチで着火できるのは、初心者からベテランまで嬉しいポイントです。
ただし、一口にノーススターと言っても、燃料の種類によっていくつかのモデルが存在します。さらに、ランタンだけでなく「ノーススター」の名を冠したテントシリーズも展開されているので、まずはそこを整理しておきましょう。
迷ったらコレ!ノーススターランタン3モデルの「見えない違い」
ノーススターランタンは大まかに以下の3種類に分かれます。
- ノーススター デュアルフューエルランタン
- ノーススター プロパンランタン
- 2500ノーススター LPガスランタン
この中で、特に比較対象になりがちなのがデュアルフューエルモデルとLPガスモデルです。どちらも電子点火搭載で高輝度ですが、燃料供給の仕組みが全く異なります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
ノーススター デュアルフューエルランタン:燃料の選択肢が幅広い万能選手
このモデルの最大の魅力は、その名の通り「コールマンフューエル」と「レギュラーガソリン」の両方を使える点です。コールマンフューエルは純正オプションとして安定した燃焼が期待できますが、価格が高め(1Lあたり約1,200円前後)です。一方、ガソリンは手軽に入手できて安価(1Lあたり約160円前後)ですが、定期的なメンテナンスが必要になる点は覚悟しておきましょう。
オーストラリアの価格比較サイト「BuyWisely」の2026年6月更新データ(https://buywisely.com.au/au/product/coleman-northstar-dual-fuel-lantern)によると、本モデルの明るさは約1,500ルーメン(220W相当)、重量は約1.8kgです。タンク容量は0.94L〜0.95Lで、最大出力時で約7時間、最小出力時で約14時間の連続使用が可能です。台湾のコールマン公式サイト(https://www.coleman.com.tw/products/coleman-%e5%8c%97%e6%a5%b5%e6%98%9f%e6%b0%a3%e5%8c%96%e7%87%88-cm-29496m000)でも同様のスペックが確認でき、「ピエゾ電子点火」「圧力インジケーター付き」という仕様が記載されています。
2500ノーススター LPガスランタン:手軽さとコンパクトさが魅力
一方、LPガス(カセットガス)モデルは、燃料の補充が非常に簡単です。ガソリンのように注油の手間がなく、ガス缶をセットするだけで使えます。2026年春夏シーズンには、新色の「バターナッツ」カラーが登場しており、コールマンを取り扱う「MAGASEEK」の商品ページ(https://www.magaseek.com/commodity/SMGP2038D/CO1916DW003008/)で販売が確認されています。
台湾のECサイト「ETMall」の2026年6月22日時点の情報(https://www.etmall.com.tw/i/7184232)では、明るさは約200W(約1,543ルーメン)と表記されており、デュアルフューエルモデルとほぼ同等の明るさです。重量は約1.3kgと、デュアルフューエルモデルより約500g軽く、コンパクトなのも特徴です。470gのガス缶を使用した場合の燃焼時間は約4〜8時間です。
ノーススター プロパンランタン:北米市場で人気の選択肢
北米を中心に人気のモデルです。日本ではあまり馴染みがありませんが、16.4ozのプロパン缶を使用します。BuyWiselyのデータ(https://buywisely.com.au/au/product/coleman-northstar-propane-lantern)では、83件のレビューが寄せられており、評価の多さからも現地での人気がうかがえます。過去最安値は2025年12月28日時点で$69.96だったとのことです(2026年6月時点では約$84.31)。重量は約2.27kg(5lb)と3モデル中最も重く、5年間の制限保証が付いているのも特徴です。
ユーザーの「本音」レビュー分析:良い点・悪い点を徹底調査
ネット上の口コミやレビューを分析すると、メーカーの公称値だけでは見えてこない「リアルな使い勝手」が浮かび上がってきます。ここでは、複数のECサイトやレビュープラットフォームで確認できたユーザーの声を集計し、その傾向をまとめました(BuyWiselyやWalmart Businessのレビュー等を参照。確認日:2026年7月12日)。
圧倒的な「明るさ」への評価
多くのユーザーが口を揃えて評価しているのが、その明るさです。複数のレビューで「所有しているランタンの中で一番明るい」「キャンプサイト全体を照らせる」といった趣旨の声が多く見られました。まさにノーススターシリーズの看板スペックであり、この明るさを求めて購入する人は後悔しないでしょう。また、長期間の使用における信頼性を評価する声もあり、「6年間使い続けているが問題なく点火する」というコメントも確認できました。
電子点火の「不具合」と「マントルの脆さ」に注意
一方で、購入前に絶対に知っておいてほしいネガティブな声もあります。特に多いのが電子点火の不具合です。「最初の1回しか使えなかった」「5回押してようやく点灯する」といった声が複数確認されています。電子点火は便利な反面、構造的に故障のリスクをはらんでいる点は留意しておくべきでしょう。
さらに、マントルの脆さも頻繁に指摘されているポイントです。「キャンプに行くたびにマントルを交換している」「昔のモデルに比べて明らかに耐久性が落ちている」という声がありました。マントルは消耗品とはいえ、交換頻度が高いとランニングコストが地味に気になってきます。
また、「グローブ(ガラス部分)が割れたが、交換部品を入手するのに苦労した」という声もありました。純正の交換用グローブ(品番:CM-2001-043C)は存在しますが、実店舗での在庫状況は事前に確認したほうが良さそうです。
【独自比較】各モデルのランニングコストを計算してみた
どのモデルがお得なのかを考える上で、本体価格だけでなく「燃料代」は非常に重要です。ここでは、各モデルの1回あたりの燃焼コストを試算してみましょう。価格はあくまで2026年7月時点の目安です。
| 比較項目 | 2500ノーススターLPガス | ノーススターデュアルフューエル(ガソリン使用時) | ノーススターデュアルフューエル(コールマンフューエル使用時) |
|---|---|---|---|
| 燃料単価 | ガス缶(470g):約500〜800円 | ガソリン1L:約160円 | コールマンフューエル1L:約1,200円 |
| 1回の燃焼時間の目安 | 約4〜8時間 | 約7〜14時間 | 約7〜14時間 |
| 燃料費目安(1時間あたり) | 約62.5〜200円 | 約11.4〜22.8円 | 約85.7〜171円 |
出典:各公式サイトのスペックと、2026年6月時点の一般的な小売価格を基に独自試算
この表を見ると一目瞭然ですが、長い目で見たときの運用コストの安さは「デュアルフューエル+ガソリン」が圧倒的です。頻繁に使うヘビーユーザーであればあるほど、ガソリン仕様のデュアルフューエルモデルがお得になります。逆に、年間数回しか使わないライトユーザーや、メンテナンスの手間を極力省きたいという人は、LPガスモデルの手軽さに軍配が上がるでしょう。
「ノーススター」はテントもある!知っておきたいシリーズ展開
ランタンだけでなく、コールマンは「ノーススター」シリーズのテントも展開しています。これは「ノーススター」というネーミングが、単にランタンのグレード名としてだけでなく、ハイエンドなキャンプギアシリーズのブランド名として機能していることを示しています。
例えば、ニュージーランドのコールマン公式サイト(https://colemannz.co.nz/collections/gold-series/products/instant-up-northstar-8-person-dark-room-with-lighting)では、「Instant Up Northstar 8人用ダークルームテント」が紹介されています。このテントには、なんとLED照明が内蔵されており、まさにノーススターランタンとセットで使うことを想定したデザインになっています。オーストラリアのコールマンサイト(https://www.colemanaustralia.com.au/tents/tents-by-style/instant-tents/northstar-series-instant-up-lighted-8-person-tent/SAP_2119335.html)でも同様のモデルが確認でき、「ダークルームテクノロジー(遮光率95%)」や「ウィザーテックシステム」といった高度な機能が搭載されています。
このように、「ノーススター」はコールマンの中でも特に高性能な製品群に与えられる称号だと理解しておくと良いでしょう。
コールマン「ノーススター」ランタン:購入前に確認すべき注意点とQ&A
Q. 電子点火が故障したらどうすればいい?
A. 電子点火は便利ですが、あくまで補助的な機能と捉えておきましょう。もし点火しなくなった場合でも、ランタン自体はマッチやライターでの着火が可能です(ただし、点火口に直接火を近づける必要があり、やや緊張する作業です)。事前に点火方法を確認しておくか、予備の着火用具を用意しておくのが安心です。
Q. マントルはどのくらいの頻度で交換すべき?
A. 公式な交換目安はありませんが、ユーザーレビューでは「使用のたびに交換している」という声がある一方で、「数回使っても大丈夫」という声もあります。衝撃に弱い消耗品であることを認識し、予備を常に携帯しておくことをおすすめします。特に交換用のマントル(品番:CM-0095-102C)は純正品を購入しましょう。
Q. ガソリンを使う際の注意点は?
A. デュアルフューエルモデルでガソリンを使用する場合、必ず「無鉛レギュラーガソリン」を使用してください。ハイオクガソリンは添加剤の関係でトラブルの原因になることがあります。また、使用後は燃料を抜いて保管しないと、タンク内でガソリンが劣化し、目詰まりの原因になります。メンテナンスを厭わない方向けの仕様と言えるでしょう。
あなたにピッタリのノーススターはこれだ!モデル別おすすめガイド
それでは最後に、ここまでの比較を踏まえて、あなたのキャンプスタイルに最適なモデルを具体的にご紹介します。以下のリンク先で詳細をチェックしてみてください。
- コスパ最強のヘビーユース向け。 頻繁にキャンプに行くなら、ガソリン代の安さが大きなメリットになります。メンテナンスを楽しめる中〜上級者に最もおすすめです。
- 初心者・ライトユーザーに最適な手軽さ。 ガス缶の着脱だけでOK。2026年春夏のバターナッツカラーはおしゃれで、持ち運びも軽量です。ストレスフリーで明るさを楽しみたい方に。
- 北米スタイルを求めるマニア向け。 日本ではガス缶の入手性がやや難しいですが、保証期間の長さや独特のスタイルに魅力を感じる方には選択肢の一つです。
Coleman ノーススター マントル CM-0095-102C
- 消耗品もお忘れなく。 本体と同時に、純正の予備マントルを購入しておけば、当日のトラブルを未然に防げます。どのモデルを選んでも必須アイテムです。
コールマン「ノーススター」は、あなたのキャンプを格段にアップグレードする一台
コールマンのノーススターシリーズは、その圧倒的な明るさと先進的な機能で、夜のキャンプサイトを劇的に変えてくれるハイエンドモデルです。一方で、燃料の違いによるランニングコストの差や、電子点火・マントルに関するユーザーの生の声を考慮すると、「何となく」で選ぶのはリスクがあると言わざるを得ません。
頻繁に使うならデュアルフューエル、手軽さを取るならLPガス。 このシンプルな結論に、あなたの使い方とこだわりをプラスして、最高の一台を見つけてください。この記事が、あなたのキャンプライフをより輝かせる一助となれば幸いです。

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