100円ショップのセリアに行くと、スマホ防水ケースがいくつか並んでいるのを見かけますよね。
「100均の防水ケースって、本当にスマホを守ってくれるの?」「お風呂やプールに持っていける?」と気になっている人も多いはず。
この記事では、セリアで販売されているスマホ防水ケースの種類や特徴、防水性能の違いをわかりやすく解説します。
購入前に知っておきたい注意点や、他店との違いもまとめました。水回りでスマホを使いたい人は、ぜひ参考にしてください。
セリアのスマホ防水ケースは「防水」と「防滴」の2種類がある
セリアで販売されているスマホ用のケースには、大きく分けて「防水ケース」と「防滴ケース」の2種類があります。
この違いを正しく理解しないと、思わぬトラブルにつながるので注意が必要です。
「防水」と「防滴」は似ているようで、まったく別の性能を指します。防滴は水滴が飛び散る程度の水しぶきを防ぐことを目的としており、水に浸けることは想定されていません。
一方で防水は、ある程度の水没に耐えられるように設計されていますが、セリアの防水ケースにも使用上の制限があります。どの製品も110円(税込)と手軽に買える価格ですが、そのぶん使い方を間違えるとスマホが故障するリスクがあることを覚えておきましょう。
セリアで見つかるスマホ防水ケースのラインナップ
実際にセリアの店舗で確認されているスマホ防水ケースを紹介します。時期や店舗によって在庫は変わりますが、代表的な3種類を見ていきましょう。
1. セリア スマートフォン防滴ケース
セリアで最も多く見かけるスタンダードな防滴ケースです。
特徴
二重のチャックを採用しており、チャックを閉めたあとにケースの開口部を2回折り曲げて、マジックテープで固定する構造になっています。首から下げられるストラップが付いているのもポイントです。
メリット
構造がシンプルなので、正しく使えば水滴の侵入をしっかり防げます。ストラップ付きなので、旅行やアウトドアでの携帯性に優れています。
デメリット
あくまで防滴仕様のため、水の中に沈めることはできません。収納できるスマホのサイズにも制限があり、縦14cm、横7.5cm、厚み1cm以内の機種に対応しています。大きなスマホや分厚いケースを付けている場合は入らない可能性があります。
向いている人
雨の日の外出時や、料理中の水はね、お風呂場にスマホを持ち込みたいけど湯船には浸けたくないという人に向いています。
向いていない人
海水浴やプールで水中撮影をしたい人は、この製品では対応しきれないでしょう。
購入前の注意点
使用前に必ずチャックとマジックテープがしっかり閉まっているか確認してください。また、感圧式のホームボタンが搭載された機種(iPhone 7など)では、ケース越しにボタンが押せない可能性があります。
2. セリア 防水クリアケース スマートフォン ワイドタイプ
大きめのスマホや、ケースを付けたままでも収まるように設計された防水ケースです。
特徴
透明なビニール素材でできており、チャックで密閉するタイプです。本体サイズは約縦20cm×横10.6cmと、ほかの製品よりひと回り大きくなっています。
メリット
収納可能サイズは縦16.1cm、幅8.1cm、厚さ1.1cmまでと広めなので、大型スマホや厚みのあるケースを装着したままでも使える可能性が高いです。パッケージにサイズ目盛りが印刷されているので、購入前に自分のスマホが入るか確認しやすいのも嬉しいポイントです。
デメリット
こちらも生活防水仕様であり、水中での使用は想定されていません。完全防水ではないことを前提に使う必要があります。
向いている人
画面の大きなスマホを使っている人や、ケースを外す手間をかけずに使いたい人に向いています。
向いていない人
コンパクトなサイズ感を求める人には、やや大きめに感じるかもしれません。
購入前の注意点
事前に自分のスマホのサイズを測ってから店舗に行くと、失敗が少ないです。密閉するときはチャックの端までしっかり閉めるようにしましょう。
3. セリア スマホ防水ケース(浮くタイプ)
水に浮くように設計された、レジャー向けの防水ケースです。
特徴
エアバッグ(空気層)が付いており、万が一水に落としても浮く仕様になっています。密閉方法はロックレバー式で、しっかり閉まる構造です。
メリット
水に浮くので、海や川、プールなどでの使用時にうっかり落としても見つけやすいです。ロックレバー式なので、チャックタイプよりも密閉の確実性が高いと感じる人もいるかもしれません。
デメリット
浮くための構造があるぶん、ほかの製品よりもかさばります。対応サイズは横8cm以下、縦16cm以下、厚さ1cm以下です。
向いている人
釣りやキャンプ、海水浴など水辺のレジャーを楽しむ人や、うっかりスマホを落とすのが心配な人に向いています。
向いていない人
ポケットにすっきり収まるコンパクトさを重視する人には不向きかもしれません。
購入前の注意点
浮くとはいえ、長時間水に浸ける使い方は想定されていません。あくまで万一の落下時の保険として考えましょう。
セリアとダイソーのスマホ防水ケースを比較
100均のスマホ防水ケースといえば、セリアだけでなくダイソーでも販売されています。ここで簡単に比較してみましょう。
ダイソーのダイソー スマートフォン防水ケースは、IPX8相当の防水性能を公式に謳っています。価格は同じく110円(税込)です。ロックレバー式で密閉し、対応サイズは縦160mm、幅95mmまでとされています。
セリアの製品と大きく違うのは、ダイソーがIPX8という防水等級を明示している点です。IPX8は、メーカーが定める条件下で水に浸けても問題ないとされる規格です。
一方、セリアの製品は「防滴」や「生活防水」と表記されているものが多く、IPXなどの防水等級がパッケージに明記されていない場合がほとんどです。そのため、セリアの製品は防水性能よりも「水滴を防ぐ」用途に特化していると考えるのが自然でしょう。
どちらを選ぶかは、どんなシーンで使いたいかで決まります。水しぶき対策や雨の日の携帯用ならセリアでも十分ですが、水中での使用を検討しているなら、IPX8相当のダイソー製品のほうが適しているかもしれません。
防水と防滴の違いをしっかり理解しておこう
セリアの製品を選ぶうえで絶対に押さえておきたいのが、「防水」と「防滴」の違いです。
防滴
JIS規格では「防滴形」は、垂直に落下する水滴による有害な影響を受けない構造と定義されています。つまり、雨や水しずくがかかる程度なら問題ないというレベルです。お風呂の湯気やキッチンの水はね程度ならカバーできますが、水の中に沈めるのは想定外です。
防水
防水にはIPX等級という国際規格があり、IPX7なら一時的な水没(水深1mで30分)に耐えられる、IPX8ならメーカー指定の条件で継続的な水没に耐えられるといった基準があります。
セリアのスマホ防水ケースは、製品名に「防水」と書かれていても、パッケージの説明をよく読むと「生活防水」や「防滴」と記載されているケースが多いです。完全防水と誤解しないように、購入前に必ずパッケージ表示を確認しましょう。
セリアのスマホ防水ケースを使うときの注意点
購入前に知っておきたい、安全に使うためのポイントをまとめました。
完全防水ではない
何度も書きますが、セリアのスマホ防水ケースは水中使用を前提とした製品ではありません。海水浴やプールでスマホを完全に守りたいなら、別途、本格的な防水ケースを検討したほうが無難です。
使用前の密閉確認は必須
チャックがしっかり閉まっているか、マジックテープやロックレバーが正しく固定されているか、必ず確認してください。ほんの少しの隙間から水が入る可能性があります。
ケースから出すときは水滴に注意
スマホを取り出すとき、ケースの開口部に水滴が付いていると、内部に水が入る恐れがあります。取り出す前にしっかり水滴を拭き取りましょう。
定期的な交換を検討しよう
100円ショップのケースは、長期間の使用で素材が劣化する可能性があります。チャック部分のゴムやビニールにひび割れがないか、定期的にチェックしてください。
よくある質問
Q. セリアのスマホ防水ケースはお風呂で使えますか?
防滴ケースであれば、湯気や水はねから守る用途として使えるでしょう。ただし、湯船に沈めることはできません。また、高温のお湯に長時間さらされると、ケースの劣化を早める可能性があるので注意が必要です。
Q. 指紋認証や顔認証は使えますか?
指紋認証(Touch ID)は、ケース越しではほとんど反応しないと考えておいたほうがよいでしょう。顔認証(Face ID)は機種によっては使えることもありますが、確実ではありません。防水ケースに入れたままの操作は、タッチパネルの反応がやや鈍くなることも覚悟しておきましょう。
Q. セリアのスマホ防水ケースはiPhoneに対応していますか?
対応サイズを確認すれば、iPhoneの多くのモデルは収まるでしょう。ただし、iPhone Pro Maxシリーズなど大型モデルは、ワイドタイプを選ぶ必要があります。ケースの厚みにも注意してください。
セリアのスマホ防水ケースはシーンを選んで使おう
セリアのスマホ防水ケースは、110円という手頃な価格ながら、水しぶきや雨からスマホを守る役割をしっかり果たしてくれます。
ただし、「防水」と「防滴」の違いを理解せずに使うと、スマホを故障させるリスクがあることも事実です。
セリアの防滴ケースに向いているシーン
- 急な雨の日の外出
- 料理中の水はね対策
- お風呂場でのちょっとした操作(湯船には浸けない)
- アウトドアでのちょっとした水辺
セリアの製品では難しいシーン
- プールでの水中撮影
- 海でのシュノーケリング
- 長時間の水没が予想される場所
用途に合わせて、セリアの製品で十分か、それともより高い防水性能を持つ製品を選ぶべきかを判断してください。
どんなに慎重に使っても、100均製品は完全な防水を保証するものではありません。万が一のスマホ故障を避けるためにも、使用前に必ず自分で防水テスト(ティッシュを入れて密閉し、水に軽く浸けるなど)を行ってから、大切なスマホを入れるようにしましょう。
水回りでスマホを使いたいとき、セリアのスマホ防水ケースは「とりあえずの対策」として便利な選択肢のひとつです。自分の使い方に合った製品を選んで、快適にスマホライフを楽しんでください。

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