キャンプやフェス、ビーチなど、アウトドアシーンで大活躍するアウトドアワゴン。「荷物を運ぶのが大変」という悩みを一気に解決してくれる便利アイテムです。
でも、いざ買おうと思うと、ブランドやタイプがたくさんあって「どれを選べばいいかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
この記事では、アウトドアワゴンの選び方のポイントをしっかり解説しながら、おすすめの製品を紹介していきます。自分にぴったりの一台を見つけるための判断材料として、ぜひ参考にしてください。
アウトドアワゴン選びで押さえるべき6つのポイント
アウトドアワゴンを選ぶときは、以下の6つのポイントをチェックするのが基本です。これを押さえておけば、失敗する可能性がぐっと下がります。
1. 収納方式とコンパクトさ
まずチェックしたいのが収納方法。大きく分けて「折りたたみ式」と「収束型」の2種類があります。
折りたたみ式は、フレームを折りたたんで平たくするタイプ。比較的コンパクトになりますが、収束型に比べるとやや大きめになる傾向があります。
収束型は、傘のようにフレームが収束して細長くなるタイプ。車のトランクや自宅の収納スペースに縦置きできるのが大きなメリットです。
どちらが優れているというわけではなく、保管場所や車載スペースに合わせて選ぶとよいでしょう。
2. タイヤの太さと走破性
キャンプ場の砂利道や砂浜、芝生の上でもスムーズに動くかどうかは、タイヤの太さが大きく関係します。
標準的なタイヤは舗装路や固い地面向き。軽い荷物を運ぶならこれでも十分ですが、不安定な地面では引っかかりやすくなります。
ワイドタイヤは地面との接地面積が広く、悪路での走行安定性が格段に向上します。特にビーチや河原での使用を考えているなら、ワイドタイヤを選ぶのがおすすめです。
逆に、キャンプ場の舗装されたサイト内だけの移動がメインなら、そこまで太いタイヤは必要ないかもしれません。
3. ハンドルの形状と使いやすさ
ハンドルの形状も地味に重要なポイントです。
T型ハンドルは片手で操作しやすい形状。ただし、長く押し続けると手首に負担がかかりやすいという声もあります。
O型ハンドル(ループ型) は両手で持てるので、重い荷物を押すときも安定しやすいのが特徴です。
また、ハンドルの高さ調整ができるかどうかも確認しておきましょう。身長に合わないと、腰に負担がかかりやすくなります。
4. 耐荷重と容量
自分がどのくらいの荷物を運ぶのかを考えて選びましょう。
一般的なアウトドアワゴンの耐荷重は80kg〜150kg程度。キャンプ用品一式はもちろん、買い物袋やクーラーボックスなども余裕で乗せられます。
ただし、耐荷重ギリギリまで荷物を積むと、走行安定性が落ちたり、車輪に負担がかかったりするので、ある程度余裕のあるモデルを選ぶのが安心です。
5. ブレーキの有無
傾斜のあるキャンプサイトでは、ブレーキ付きのモデルが必須です。
ブレーキが付いていれば、停車中に勝手に動き出してしまう心配がありません。特に小さな子どもが近くにいる場合は、安全性の面でも大きなメリットになります。
6. タイヤの取り外し可否
これは意外と見落としがちですが、タイヤが取り外せるかどうかも確認しておきましょう。
タイヤが外せると、泥や砂が付いたタイヤを車内に持ち込まずに済むので、車のシートや荷室を汚したくない人には大きなメリットです。収納時にも少しスペースの節約になります。
アウトドアワゴンのおすすめモデル
ここからは、実際に市場で評価の高いアウトドアワゴンを紹介します。各モデルの特徴を比較しながら、自分の用途に合ったものを探してみてください。
1. コールマン(Coleman) アウトドアワゴンNX
コールマンから2026年に登場した新型モデルです。従来品から大きく進化した点がいくつかあります。
特徴
収束型を採用しており、収納時の高さが従来モデルより約15cmも短くなりました。重量も約1.7kg軽量化され、持ち運びや車載がかなり楽になりました。
さらに、収納時にクリップロックという機構が使われていて、簡単に固定できるのも地味に嬉しいポイントです。
ハンドルはO型を採用。両手でしっかり持てるので、重い荷物を押すときも安定します。
メリット
- コンパクト収納で車のトランクスペースを取らない
- 軽量化されているので持ち上げやすい
- O型ハンドルで操作が安定する
- 耐荷重は100kgと十分
デメリット
- 価格はやや高めの設定(参考価格帯:13,000円〜)
- 悪路向けの大型タイヤではない
向いている人
収納スペースや車載のしやすさを何より重視する人。ブランドの信頼性を大事にしたい人にもおすすめです。
向いていない人
極端な悪路(深い砂浜やぬかるみ)での使用が多い人。そういうシーンでは、もっとタイヤの太いモデルを検討したほうがよいでしょう。
注意点
NXシリーズはタイヤの取り外しができません。タイヤを外して収納したい人は、後述のマックスモデルをチェックしてみてください。
また、荷台生地が取り外して洗える「メッシュ」モデルもあるので、汚れが気になる人はそちらも選択肢に入れてみてください。
2. コールマン(Coleman) アウトドアワゴンマックス
同じコールマンのシリーズでも、こちらは「悪路走破性」に特化したモデルです。
特徴
最大の特徴はワイドタイヤの採用。タイヤが大きく太いので、砂利道や砂浜、ぬかるみでも安定した走行が期待できます。
また、このモデルではタイヤがワンタッチで取り外し可能。泥や砂が付いたタイヤを車内に持ち込まずに済むので、車をキレイに保ちたい人にはぴったりです。
メリット
- ワイドタイヤで悪路に強い
- タイヤを取り外せるので車内を汚しにくい
- 耐荷重100kg
デメリット
- 重量が約11.5kgとNXより重い
- 収納サイズもNXより大きい
向いている人
キャンプ場だけでなく、砂浜や河原など、地面の状態が悪い場所でも使いたい人。タイヤを外して車に積みたい人。
向いていない人
とにかく軽くてコンパクトなモデルを求めている人。NXのほうが向いています。
注意点
重量と収納サイズがNXより大きいので、保管場所に余裕があるかどうか、事前に確認しておきましょう。
3. WAQ アウトドアワゴン
WAQ(ワック)は、コストパフォーマンスの高さと悪路性能で人気のブランドです。
特徴
業界最大級と謳われるタイヤ幅8.5cmを採用。かなりの悪路でも安定して走行できると評価されています。
耐荷重は150kgと、コールマンのモデルよりさらに余裕があります。
収納時は折りたたみ式ですが、口コミでは収納性も良好との声が多く見られます。
メリット
- 極太タイヤで悪路走破性が非常に高い
- 150kgの高耐荷重
- 価格帯はコールマンより抑えめ
デメリット
- 口コミではハンドルのスイッチ位置が使いにくいとの指摘あり
- 収納時のベルトがプラプラするとの声も
- ECサイトでの販売が中心で、実物を確認しにくい
向いている人
とにかく悪路での安定性と高い耐荷重を求める人。コストを抑えつつ性能を重視したい人。
向いていない人
細かい使い勝手(ハンドル操作など)を重視する人。実物を見てから買いたい人。
注意点
口コミでの評価は総じて高いですが、細かい部分の使い勝手には個人差があるようです。購入前にレビューをチェックしておくと安心です。
よくある質問と注意点
Q. アウトドアワゴンに子どもを乗せてもいい?
基本的にはおすすめできません。メーカーも人の乗用を想定しておらず、転倒や挟み込みの危険があります。荷物を運ぶためのものとして使いましょう。
Q. 砂浜で使える?
ワイドタイヤを装備したモデルなら比較的動きやすいですが、それでも深い砂浜ではスタックする可能性があります。万能ではないので、使用シーンに合わせて適度に期待しましょう。
Q. フェスやイベントでも使える?
使えますが、イベントによってはワゴンの持ち込みが制限される場合もあります。事前にイベントの公式ルールを確認しておくことをおすすめします。
Q. 収納時の注意点は?
長期間使わないときは、きちんと乾燥させてから収納しましょう。特にタイヤやフレームに水分が残っていると、錆びの原因になります。
まとめ:自分に合ったアウトドアワゴンを選ぼう
アウトドアワゴンは、キャンプやアウトドアレジャーの快適さを大きく変えてくれるアイテムです。
選ぶときは、以下の点を優先順位をつけて考えてみてください。
- 収納スペースを最優先するなら → コールマン アウトドアワゴンNX
- 悪路走破性を最優先するなら → コールマン アウトドアワゴンマックス または WAQ
- コストパフォーマンスを重視するなら → WAQ
それぞれのモデルにメリット・デメリットがあります。「何を重視するか」で選ぶモデルは自然と絞られてくるはずです。
価格や仕様は変更される場合があるので、購入前には必ず公式サイトや販売ページで最新情報を確認してくださいね。
あなたのアウトドアライフが、より快適で楽しいものになりますように。

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