火消し壺の代用品を探していませんか?
キャンプやBBQで炭を使ったあと、火をどうやって安全に消そうか迷ったことはありませんか?
専用の火消し壺を持っていないと、「水をかければいいの?」「家にあるもので代用できない?」と悩んでしまうものです。
この記事では、火消し壺の代用品として使えるアイテムを6つ紹介します。100均で買えるものから、家にあるものまで。ただし、代用品を使うときは自己責任が基本です。安全性をしっかり理解したうえで、状況に合った方法を選んでください。
そもそも火消し壺ってどんな役割があるの?
火消し壺は、炭の酸素を遮断して消火する専用アイテムです。水を使わないので、消したあとの炭を次回も再利用できるのが大きなメリット。
また、完全に冷めるまで安全に持ち運べる容器としても使われます。専用製品の価格帯は2,000円から5,000円程度が目安です。
ただ、「まだ購入するほどでもない」「急に必要になった」という場合は、代用品でも対応できることがあります。ただし、代用品には専用品と同じレベルの安全性は期待できないということを、まず覚えておいてください。
代用品を使う前に絶対に守るべき3つのルール
代用品を使うときは、以下のルールを必ず守ってください。
1. 絶対に水をかけない
熱い炭に水をかけると、水蒸気爆発が起きて火傷する危険があります。また、炭が割れて使えなくなります。
2. 耐熱グローブを必ず着用する
炭は600℃以上になります。軍手では熱を完全には防げません。耐熱グローブがないと作業できません。
3. 完全に冷めるまで蓋を開けない
表面が冷めていても、内部は高温のままということがあります。完全に常温になるまで、数時間は触らないようにしましょう。
これらのルールを守れない場合は、代用品を使うのをあきらめて、専用の火消し壺を購入することをおすすめします。
火消し壺の代用におすすめのアイテム6選
それでは、実際に代用品として使えるアイテムを紹介していきます。それぞれメリット・デメリットがあるので、自分のスタイルに合うものを選んでください。
1. ダイソー オイルポット
100均で買えるスチール製のオイルポット。価格は200円(税抜)で、容量は約0.7Lとコンパクトです。
メリット
- 圧倒的に安い
- コンパクトで持ち運びやすい
- 蓋で密閉できる構造
デメリット
- 容量が小さく、大人数分の炭は処理できない
- 高温になると非常に熱くなる
- 消耗品として考えたほうがよい
向いている人
ソロキャンパーや少人数のBBQ。初めて代用品を試してみたい人にもおすすめです。
向いていない人
ファミリーキャンプをする人や、毎回大量の炭を使う人。
注意点
完全密閉ではないので爆発のリスクは低いですが、蓋が完全にロックされるわけではありません。必ず耐熱グローブを使って作業してください。地面に直接置かず、耐熱マットを敷きましょう。
2. BBQ用厚手アルミホイル
100均でも買える厚手タイプのアルミホイルで作る簡易消火袋です。家庭用の薄いアルミホイルではなく、BBQ用の厚手タイプを選びましょう。
メリット
- 軽量で持ち運びが非常に楽
- 使い捨てできるので衛生的
- 100均(0.035mm厚)やDCM(0.04mm厚)、キャプテンスタッグ(0.06mm厚)などで購入できる
デメリット
- 毎回作る手間がかかる
- 大量の炭を入れると破損や溶けるリスクがある
- 車に積んで持ち帰る用途には向かない
向いている人
荷物を減らしたい人。急に代用が必要になった人。使い捨てで良いと考えている人。
向いていない人
頻繁にキャンプに行く人。毎回作るのが面倒に感じる人。
作り方の目安
アルミホイルを50〜60cmの長さにカットし、袋状に折りたたみます。幅16cm×高さ21cm×マチ7cm程度のサイズが実用的です。炭を入れたら口をしっかり閉じてください。
注意点
複数回の使用はおすすめできません。口コミでは「2回目で穴が開いた」という事例もあります。毎回新しいものを使いましょう。
3. ペール缶
ホームセンターなどで買えるブリキ製のペール缶です。蓋付きのタイプを選びましょう。
メリット
- 大容量で大量の炭を一度に処理できる
- 耐熱性が高い
- 取っ手付きのものが多い
デメリット
- サイズが大きく持ち運びに不便
- キャンプ場に持っていくには邪魔になる
向いている人
自宅の庭でBBQをする人。車でキャンプ場に行き、大きめの荷物も問題ない人。
向いていない人
公共交通機関でキャンプに行く人。荷物を最小限にしたい人。
注意点
炭を入れたあとは取っ手でも非常に熱くなります。素手で持たないでください。蓋が完全に密閉されないものもあるので、購入前に構造を確認しましょう。
4. お菓子の空き缶(クッキー缶など)
家にある金属製の空き缶を代用する方法です。費用はかかりません。
メリット
- 費用ゼロで手に入る
- コンパクトなサイズが多い
デメリット
- サイズが小さく、大きな炭が入らない
- 材質が薄いと変形や穴あきのリスクがある
- 表面の塗装が剥がれたり燃えたりする可能性がある
向いている人
小規模な炭処理。緊急時の一時的な代用。
向いていない人
本格的なキャンプで継続して使いたい人。
注意点
表面の塗装が燃える可能性があるので、可能なら外側だけで使用するか、塗装を剥がしてから使いましょう。缶の強度が不十分だと、熱で変形して蓋が閉まらなくなることもあります。
5. バンドック 火消し壺
比較的安価な専用火消し壺です。価格は約1,800円が目安です。
メリット
- 専用品なので安心感がある
- 耐久性が高い
- 初心者でも使いやすいシンプルな構造
デメリット
- 代用品と比べると高い
- 持ち運びにはそれなりのスペースを取る
向いている人
予算を抑えつつ、できるだけ安全な方法を選びたい初心者。
向いていない人
費用をできるだけかけずに済ませたい人。
注意点
価格は変動する可能性があります。購入前に最新の価格を確認してください。
6. LOGOS メタルチャコールボックス
LOGOSブランドの専用火消し壺です。スチール製でロック付きの蓋が特徴。
メリット
- 専用設計で安全性が高い
- ロック付きでしっかり密閉できる
- コンパクトで持ち運びやすい(幅13.5×奥行11.5×高さ17cm、重量300g)
デメリット
- 代用品より高価
向いている人
頻繁にキャンプに行く人。安全性を最優先したい人。
向いていない人
とにかく費用を抑えたい人。
注意点
参考価格2,480円程度ですが、変動する可能性があります。メーカー公表のスペックを確認したうえで購入しましょう。
代用品を使うときに必要な必須アイテム
代用品を使う場合、以下のアイテムは絶対に必要です。これらがない状態での作業は大変危険です。
- 耐熱グローブ:高温の炭や熱くなった容器を扱うのに必須です。キャプテンスタッグ レザーグローブやEmogam 耐熱グローブなどが選択肢になります。
- トング:炭を直接触らずに移動させるために必要です。ユニフレーム 焚き火トングやスノーピーク 火ばさみがおすすめです。
- 耐熱マット:熱い容器を地面に直接置くと、地面を痛めたり、思わぬ事故につながる可能性があります。
よくある質問
Q. 代用品を使っても爆発しない?
A. オイルポットやペール缶は完全密閉ではないため、内部の圧力は逃げる構造になっています。ただし、絶対に安全とは言えません。蓋をしっかり閉めすぎない、完全に冷めるまで開けないなどの注意が必要です。
Q. 水をかけてもいいの?
A. 絶対にやめてください。高温の炭に水をかけると水蒸気爆発を起こし、火傷の原因になります。また、炭が割れて再利用できなくなります。
Q. 消した炭は再利用できる?
A. できます。むしろ、一度使って消した炭は、次回着火しやすくなるというメリットもあります。完全に乾燥させてから保管しましょう。
Q. どのくらい時間がかかる?
A. 炭の量や気温にもよりますが、少量なら15〜20分、多量なら1時間程度かかることもあります。完全に冷めるまでは数時間見ておいたほうが安心です。
まとめ:自分のスタイルに合った代用法を選ぼう
火消し壺の代用品は、状況や予算に応じていろいろな選択肢があります。
- とにかく安く済ませたい・ソロキャンプが多い:ダイソーのオイルポットがおすすめ
- 荷物を減らしたい:BBQ用厚手アルミホイルが便利
- 自宅でしか使わない・大人数:ペール缶が容量面で安心
- 頻繁にキャンプに行く:最初から専用の火消し壺を買ったほうが長い目で見ると安心
ただし、どんな代用品を使う場合でも、安全対策は絶対に欠かせません。耐熱グローブとトングは必ず用意して、水は絶対にかけないこと。そして、完全に冷めるまで絶対に蓋を開けないでください。
専用の火消し壺に比べると、代用品はどうしてもリスクが伴います。「やっぱり安心して使いたい」という場合は、バンドック 火消し壺やLOGOS メタルチャコールボックスなどの専用品を検討してみてください。費用はかかりますが、長く使える分、結果的に安上がりになることもあります。
どの方法を選ぶにしても、安全第一で楽しいキャンプやBBQをお過ごしください。

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