プールや海、お風呂でスマホを使いたい。でもいきなり高い防水ケースを買うのはちょっとためしにくい……。そんなとき、セリアの110円スマホ防水ケースが気になりますよね。
結論から言うと、セリアのスマホ防水ケースは、使うシーンとお使いのスマホのサイズをしっかり確認すれば、100円とは思えないほど便利なアイテムです。ただし、「防水」と書いてあっても完全な防水ではないこと、そして製品によって対応サイズが異なることが、思わぬ落とし穴になることも。この記事では、2026年7月時点の最新情報をもとに、セリアのスマホ防水ケースを「正しく使い分ける」ためのポイントを徹底解説します。
特に2026年5月には、より大きなスマホに対応した「防水クリアケース スマートフォン ワイドタイプ」という新商品も登場しています(ママテナ、2026年5月)。この最新モデルを含め、あなたのスマホにぴったりの一品を見つけるお手伝いをします。
セリアのスマホ防水ケースには「防水」と「防滴」の2種類がある
セリアで「スマホを水から守るケース」を探すとき、まず知っておきたいのが、実はまったく別の2つの製品系統があるということです。
ひとつは「スマホ防水ケース」(エアバッグが付いていて水に浮くタイプ)、もうひとつは「スマートフォン用防滴ケース」(2重チャックとマジックテープで閉じるタイプ)です。多くの記事がこれらをまとめて「防水ケース」と紹介しているので、ユーザーが混乱しやすいポイントになっています。この2つは、構造も想定されている使用シーンも違います。
「スマホ防水ケース」は水に浮く!でも水中使用は想定外
よくSNSなどで「100円なのに水に浮く!」と話題になるのは、こちらです。エアバッグのような構造がケースに内蔵されていて、万が一スマホを水に落としてしまっても、浮くので見つけやすいという特徴があります。
ただし、あくまでうっかり水没させたときの安心機能であって、このケースを付けて水中撮影をしたり、故意に水の中に入れたりすることは想定されていません。パッケージにもその旨の注意書きがあるので、使い方には気をつけましょう。
収納できるスマホのサイズは、横8cm×縦16cm×厚さ1cmまでです(michill byGMO、2024年1月)。
「スマートフォン用防滴ケース」は日常の水滴対策向け
こちらは名前の通り「防滴」が目的で、2重のチャックとマジックテープでしっかり密閉するタイプです。キッチンや洗面所でのちょっとした水はね、雨の日のちょっとした外出などに向いています。こちらも水中での使用は想定されていません。
対応サイズは横8cm×縦16cm×厚さ1.2cmまでで、耐荷重は350gまでと明記されています(イチオシ、2024年4月)。
2026年5月登場の「ワイドタイプ」はより大型のスマホに対応
これまでセリアの防水・防滴ケースの課題だったのが、大型スマホへの対応です。そんななか、2026年5月に「防水クリアケース スマートフォン ワイドタイプ」という新製品が登場しました(ママテナ、2026年5月)。
このワイドタイプは、収納可能サイズが縦16.1cm×幅8.1cm×厚さ1.1cmまでと、従来の製品より一回り大きくなっています。「生活防水仕様」とされており、従来の防滴ケースよりは防水性能が高めに設計されていますが、こちらも水中使用はNGです。
結論:あなたのスマホは「入る」?主要機種のサイズ対応をチェック
ここが一番気になるところですよね。せっかく買ったのにスマホが入らなかった……という悲劇を防ぐために、主要なスマホ機種が各ケースに入るかどうか、いまわかっている情報をもとに整理してみました。
【セリア スマホ防水ケース(エアバッグタイプ)】対応サイズ:横8cm×縦16cm×厚さ1cmまで
【セリア 防水クリアケース ワイドタイプ】対応サイズ:縦16.1cm×幅8.1cm×厚さ1.1cmまで
【セリア スマートフォン用防滴ケース】対応サイズ:横8cm×縦16cm×厚さ1.2cmまで(耐荷重350g)
これらのサイズと、各スマホの実寸を比べてみましょう。
| スマホ機種 | 本体サイズ(縦×横×厚さ) | エアバッグタイプ対応 | ワイドタイプ対応 | 防滴ケース対応 |
|---|---|---|---|---|
| iPhone 16 Pro Max | 約160.9mm×77.6mm×8.3mm | 縦が0.9mmオーバーのため入らない可能性が高い | 入る見込み(縦16.1cmまでなので余裕あり) | 縦が0.9mmオーバーのため入らない可能性が高い |
| iPhone 16 Pro | 約149.6mm×71.5mm×8.3mm | 入る | 入る | 入る |
| iPhone 16 | 約147.6mm×71.6mm×7.8mm | 入る | 入る | 入る |
| Galaxy S25 Ultra | 約162.8mm×77.6mm×8.2mm | 縦が2.8mmオーバーのため入らない | 縦が1.7mmオーバーのため入らない可能性が高い | 縦が2.8mmオーバーのため入らない |
| Google Pixel 9 Pro | 約152.8mm×72.0mm×8.5mm | 入る | 入る | 入る |
※上記は各スマホ公式サイトの公表サイズと、セリア各製品の対応サイズを比較したものです。ケースの素材や余裕を見ると、ギリギリのサイズの場合は実際に入らないこともあります。購入の際は必ず実物のパッケージに記載されているサイズをご確認ください。
特にiPhone Pro MaxシリーズやGalaxy Ultraシリーズなどの大型スマホをお使いの方は要注意。従来のエアバッグタイプや防滴ケースはまず入りません。ワイドタイプでもGalaxy S25 Ultraはサイズオーバーの可能性が高いです。
ユーザーのリアルな声:便利だけど「ちょっと困った」ポイント
SNSやレビューサイトなどで実際のユーザーの声を集めてみると、セリアのスマホ防水ケースに対する評価はおおむね好評ですが、いくつかの共通した悩みもあることがわかりました。
ポジティブな声(多く見られた評価)
- 「100円なのにこのクオリティはすごい」というコストパフォーマンスの高さを評価する声が最も多く見られました
- お風呂やプールでスマホを気兼ねなく使えるようになったという体験談が複数ありました
- エアバッグ機能で「水に浮く」という安心感を評価する声も目立ちました
- 意外な使い方として、防滴ケースをスマホ以外のチケットや推しグッズの保管に使っているという声も複数確認されました
ネガティブな声・つまずきポイント(少数ながら存在)
- 「指紋認証が使えなくなった」「画面の反応が鈍くなった」という声が複数ありました。これは防水ケースの仕様上どうしても発生する点で、あらかじめ知識として知っておく必要があります。
- 「思ったよりスマホが大きくて入らなかった」という失敗談も見られました。特に大型スマホユーザーに多い傾向です。
- 「防水と書いてあったけど、本当に水中で使っていいのかわからない」という戸惑いの声もありました。
ダイソー・キャンドゥと比較してセリアを選ぶメリットとは?
100均のスマホ防水ケースはセリアだけではありません。ダイソーやキャンドゥでも似たような製品が販売されています。それぞれの違いをざっくりと比較してみましょう。
- ダイソー:種類が最も豊富で、価格帯も110円〜330円まであります。「IPX5」「IPX8相当」といった防水性能のグレードが明記されている製品もあり、本格的な防水性能を求めるならダイソーに軍配が上がります。
- セリア:製品数はダイソーほど多くありませんが、「エアバッグで水に浮く」という独自の特徴があります。プールや川辺などでうっかり落とすリスクを重視するなら、セリアのエアバッグタイプは大きな安心材料になるでしょう。
- キャンドゥ:2重ジッパー密封タイプが定番で、シンプルに「水をしっかり防ぎたい」というニーズに応えます。
セリアを選ぶべきシーンは、「とにかく安くて、うっかり水没のリスクがあるから浮くやつがいい」「100円で気軽に試してみたい」という場合です。ただしダイソーの方が防水グレードの明確な製品がそろっているので、「本当に水中でも使いたい」という場合はダイソーや専門メーカーの製品を検討したほうが無難です。
失敗しないための3つのチェックポイント
セリアでスマホ防水ケースを買う前に、この3つだけは必ず確認してください。
①「防水」か「防滴」か、パッケージをよく見る
「防水」と大きく書いてあっても、それは「生活防水」レベルであることがほとんどです。水中撮影などの目的で使いたい場合、このケースでは不十分です。パッケージの注意書きをしっかり読みましょう。
②自分のスマホの実寸を測ってから店頭へ
対応サイズはどの製品もかなりシビアです。スマホの公式スペックを調べるか、実際にものさしで測ってから店頭に向かいましょう。特に「ワイドタイプ」はサイズが大きくなったとはいえ、それでも入らない大型スマホは存在します。
③指紋認証・顔認証は使えなくなると思え
防水ケースに入れると、指紋認証や顔認証(Face ID)は基本的に使えません。パスコード入力での操作が前提になります。この点はどの記事でもあまり詳しく触れられていませんが、実際のユーザーからは「指紋認証が使えなくて不便だった」という声が複数あがっています。
セリア スマホ防水ケースの正しい選び方とおすすめモデル
ここまでの情報を踏まえて、シーン別にセリアのスマホ防水ケースを選ぶ基準を整理します。
【おすすめ①】水辺レジャーでうっかり落とすリスクを減らしたいなら
→ スマホ防水ケース セリア(エアバッグタイプ/110円)
水に浮くという物理的な安心感が得られます。プールサイドや川辺、釣りなどでスマホを使う予定がある方におすすめです。ただし、対応スマホサイズが最も小さめなので、お使いのスマホが横8cm×縦16cm以下であることを確認してください。
【おすすめ②】大型スマホ(iPhone Pro Maxなど)を使っていて、とりあえず水から守りたいなら
→ 防水クリアケース スマートフォン ワイドタイプ(2026年5月発売/110円)
従来の製品では入らなかったやや大型のスマホでも対応できる可能性が広がりました。ただしGalaxy S25 Ultraのようなさらに大きなモデルは厳しいので、サイズは必ず要確認です。
【おすすめ③】キッチンや洗面所でのちょっとした水はね対策ができれば十分という方
→ スマートフォン用防滴ケース セリア(2重チャック式/110円)
完全防水ではないものの、日常的な水滴対策としては十分です。軽量でコンパクトなので、小さめのスマホをお使いの方にぴったりです。
【おすすめ④】どうしても水中で使いたい、しっかり防水性能がほしい方
→ セリアではなく、Spigen 防水ケースやJOTO 防水ケースなどのIPX8相当製品を検討してください
セリアの製品は水中使用が想定されていません。どうしても水中撮影をしたいという場合は、専門メーカーのIPX8認証製品を選びましょう。
セリアのスマホ防水ケースは、正しく使えば100円という価格以上の価値を発揮する便利アイテムです。ただし「防水」という言葉に惑わされず、「防滴」との違いを理解し、自分のスマホサイズをしっかり確認してから購入することが成功のカギです。
何より、指紋認証が使えなくなるというデメリットや、大型スマホはそもそも入らないという事実を知らずに買うと、「思ってたのと違った……」という残念な結果になりかねません。この記事を読んだあなたは、その落とし穴をしっかり回避できます。
まずは自分のスマホのサイズを測って、セリアの店頭でパッケージをじっくり確認してみてください。もし自分のスマホがサイズアウトしていたとしても、ワイドタイプという新たな選択肢が2026年に登場したことで、以前よりは対応の幅が広がりました。100円という手軽さで、水回りのスマホライフをもう少し快適にしてみてはいかがでしょうか。

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