キャンプ飯の定番アイテムとして、最近ますます注目を集めている「メスティン」。SNSでもよく見かけるようになりましたね。でも、いざ買おうと思ったら、トランギアやニトリ、ダイソー、キャプテンスタッグなど、たくさんのブランドから出ていて、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、メスティン初心者の方でも自分にぴったりの一品が見つかるように、選び方のポイントから人気ブランドの特徴、それぞれのメリット・デメリットまで、徹底的に比較してご紹介します。
そもそもメスティンって何?どんなことができるの?
メスティンは、もともと軍隊で使われていたアルミ製の長方形の飯ごうのこと。アウトドアブランドのトランギアが販売したことで、日本でもキャンプギアとして広く知られるようになりました。シンプルな見た目ながら、ご飯を炊くのはもちろん、焼く、煮る、蒸す、茹でるといった幅広い調理ができる万能クッカーです。
キャンプ飯の代表格である「ご飯」はもちろん、パスタを茹でたり、スープを作ったり、蒸し料理にも対応。さらにそのまま食器として使えるのも嬉しいポイント。アウトドアシーンで大活躍してくれること間違いなしのアイテムです。
メスティンの特徴をざっくりまとめると
- ご飯がふっくら美味しく炊ける
- 軽量でコンパクト、持ち運びがラク
- 焚き火やガスバーナー、直火でも使える(メーカーによって異なる)
- 食器としても使える
- シーズニング(油ならし)が必要なモデルがある
メスティン選びの5つのポイント
一口にメスティンと言っても、素材やサイズ、加工の有無など、製品によって特徴が大きく異なります。自分に合ったメスティンを選ぶために、まずは以下の5つのポイントを押さえておきましょう。
① 容量(サイズ)を確認する
メスティンの容量は、おおよそ500mlから1000mlまでさまざま。自分のキャンプスタイルや、一度に炊くご飯の量に合わせて選ぶのが基本です。ソロキャンプなら500ml~750ml程度、2人以上なら850ml~1000mlが目安になります。
② 加工の有無をチェックする
アルミ素材のメスティンは、そのまま使うと焦げ付きやすかったり、表面が黒ずんだりすることがあります。それを防ぐために施されているのが「アルマイト加工」や「フッ素加工」。初心者の方は、加工済みのものを選ぶと、下準備の手間が省けてスムーズに使い始められます。
③ 重量を確認する
キャンプギアは軽いに越したことはありません。ソロキャンプやバックパッキングなど、荷物を軽くしたい方は特に重量をチェックしましょう。製品によっては100g台のものから200gを超えるものまであります。
④ 下準備(バリ取り・シーズニング)が必要かどうか
メスティンの多くは製造過程で金属のバリ(小さな突起)が残っていることがあります。また、シーズニング(油ならし)が必要なモデルも。手間をかけたくない方は、加工済みでそのまま使えるモデルを選ぶのがおすすめです。
⑤ デザインや付属品もチェック
メスティンは見た目の楽しさも魅力のひとつ。ブランドによって色や形が異なるので、自分の好みに合ったものを選ぶのも良いでしょう。また、収納袋や底網などが付属しているかどうかもチェックポイントです。
キャンプで使えるメスティンのおすすめ8選
それではここから、実際に販売されている人気のメスティン8製品を徹底比較していきます。それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説するので、ぜひ購入の参考にしてみてください。
1. トランギア メスティン
メスティンと言えばこれ!という方も多いのではないでしょうか。スウェーデンの老舗アウトドアブランド「トランギア」のメスティンは、現在販売されているメスティンの元祖とも言える存在です。
- 特徴:無駄をそぎ落としたシンプルかつ無骨なデザイン。熱伝導率が非常に高いアルミ素材を採用。
- メリット:ブランド力があり、所有欲を満たしてくれる。軽量(約150g)で持ち運びがしやすい。
- デメリット:バリ取りとシーズニングを自分で行う必要がある。近年価格が高騰している。
- 向いている人:王道のメスティンを手に入れたい人。軽さを重視するソロキャンパー。
- 向いていない人:手間をかけたくない初心者。コストパフォーマンスを最優先したい人。
- 注意点:購入後すぐに使えるわけではない。フタが密閉されるため、開ける際にやけどに注意。
2. ニトリ メスティン 750ml
おしゃれで機能的なメスティンを求めているなら、ニトリのメスティンはいかがでしょうか。他にはないグレーのカラーリングと、細やかな配慮が光るアイテムです。
- 特徴:スタイリッシュなグレーのボディ。内側に目盛りが付いていて、計量カップが不要。
- メリット:アルマイト加工済みで初心者にやさしい。収納袋が付属している。
- デメリット:トランギアよりやや重い(約200g)。
- 向いている人:コスパと機能性を両立したい人。デザイン性を重視する人。初心者。
- 向いていない人:最軽量を求める人。
- 注意点:容量が750mlと、他社製品と微妙に異なる場合がある。
3. ダイソー メスティン
「まずはお試しでメスティンを使ってみたい」という方にぴったりなのが、ダイソーのメスティンです。500mlとコンパクトで、圧倒的な低価格が魅力です。
- 特徴:500mlの小さめサイズ。アルマイト加工済み。
- メリット:非常に安い(550円)。軽量(約125g)。気軽に試せる。
- デメリット:容量が小さいため、調理の幅が限られる。1合までしか炊けない。
- 向いている人:メスティン初心者。ソロキャンパー。荷物を徹底的に軽量化したい人。
- 向いていない人:2合以上のご飯を炊きたい人。本格的な調理をしたい人。
- 注意点:店舗によって在庫がない場合がある。シーズニングを推奨する記載がある。
4. キャプテンスタッグ アルミ角型クッカー
アウトドアブランドとしておなじみのキャプテンスタッグからも、メスティンタイプのクッカーが販売されています。取っ手の形状に特徴があり、使い勝手を重視する方におすすめです。
- 特徴:取っ手が両サイドに折りたためるタイプ。アルマイト加工済みでメモリ付き。
- メリット:取っ手の形状が安定していて持ちやすい。機能性が高い。
- デメリット:容量が1000mlと大きめで、ソロには不向きかもしれない。
- 向いている人:複数人での使用を考えている人。取っ手の持ちやすさを重視する人。
- 向いていない人:ソロ専用で小さいサイズが欲しい人。
- 注意点:商品名が「メスティン」ではなく「アルミ角型クッカー」であること。
5. ロゴス メスキット
ロゴスの「メスキット」は、従来のメスティンとはひと味違う、平たくユニークな形状が特徴的です。蓋に取っ手が付いているのもポイントです。
- 特徴:平たい形状。蓋に取っ手が付いている。ハードアルマイト加工済み。
- メリット:ハードアルマイト加工で傷つきにくく丈夫。独自のデザイン性。
- デメリット:重い(約230g)。
- 向いている人:耐久性を重視する人。デザインに個性を求める人。
- 向いていない人:軽量化を最優先する人。従来のメスティン形状が良い人。
- 注意点:他のメスティンとは形状が大きく異なるため、アクセサリー類の互換性に注意。
6. ミリキャンプ メスティン MR-250 Pro
コスパの良さと機能性の高さで人気を集めているのが、ミリキャンプのメスティンです。見た目はトランギアに非常に近く、高機能ながら手頃な価格で手に入ります。
- 特徴:トランギアに酷似したデザイン。アルマイト加工、メモリ付き、吹きこぼれ防止溝付き。
- メリット:高機能でありながら比較的安価。見た目がトランギアに近い。
- デメリット:ブランドの知名度や歴史はトランギアに劣る。シーズニングが必要なモデルもある。
- 向いている人:コスパ重視で機能的なメスティンを探している人。トランギア風のデザインが好きな人。
- 向いていない人:ブランド志向が強い人。アフターサービスを重視する人。
- 注意点:製品の仕様が複数ある(シーズニング不要/必要など)。
7. スリーコインズ メスティン
おしゃれな雑貨で知られるスリーコインズからも、メスティンが登場しています。黒い蓋が特徴的で、専用網と収納袋がセットになっているのも魅力です。
- 特徴:黒い塗装の蓋がスタイリッシュ。専用網と収納袋がセット。
- メリット:デザイン性が高い。付属品が充実している。
- デメリット:サイズが500mlと小さい。
- 向いている人:デザイン重視の人。付属品が欲しい人。ソロキャンパー。
- 向いていない人:大きいサイズが欲しい人。無骨なデザインが好きな人。
- 注意点:在庫が安定しない場合がある。
8. キャンパーズコレクション メスティン MESS-1
山善が展開するアウトドアブランド「キャンパーズコレクション」のメスティンも、トランギアにそっくりなデザインで人気です。シンプルで無駄がないのが特徴です。
- 特徴:トランギアに非常に似たデザイン。シンプルで無駄がない。
- メリット:比較的安価で手に入る。軽量(約160g)。
- デメリット:シーズニングが必要。
- 向いている人:トランギア風のデザインを安価で手に入れたい人。
- 向いていない人:下準備をしたくない人。
- 注意点:トランギアと非常に似ているが、細部の作りが異なる場合がある。
メスティンに関するよくある疑問
Q. メスティンでご飯を美味しく炊くコツは?
しっかりと予熱をしてから米を入れ、沸騰したら弱火でじっくり炊くのが基本です。製品によって最適な火加減が異なるので、何度か試してみるのがおすすめです。
Q. シーズニングは本当に必要なの?
メスティンの多くは、製造過程で表面に油分がありません。そのまま使うと焦げ付きやすくなるため、多くの製品でシーズニング(油ならし)が推奨されています。ただし、アルマイト加工やフッ素加工が施された製品は、シーズニングが不要な場合もあります。
Q. メスティンは直火で使っても大丈夫?
基本的にアルミ製のメスティンは直火での使用が可能ですが、強火で加熱すると変形や焦げ付きの原因になるため、中火以下で使用するのがポイントです。製品によっては直火不可のものもあるので、購入前に確認しましょう。
Q. メスティンのお手入れ方法は?
使用後は食器用洗剤で洗い、しっかりと乾燥させてから保管しましょう。焦げ付きが気になる場合は、重曹やクレンザーを使うと落ちやすくなります。アルミ製品は金属タワシを使うと傷がつくので注意してください。
あなたにぴったりのメスティンを見つけよう
今回ご紹介した8製品は、どれも個性豊かで魅力的なものばかり。自分にぴったりのメスティンを見つけるためには、自分のキャンプスタイルや重視するポイントを明確にすることが大切です。
- 王道のメスティンを求めるなら → トランギア
- コスパと機能性を両立したいなら → ニトリ
- とにかく安く試してみたいなら → ダイソー
- 複数人で使いたいなら → キャプテンスタッグ
- 個性的なデザインが好きなら → ロゴス
- 高機能でコスパが良いものを → ミリキャンプ
- おしゃれなデザインと付属品が欲しいなら → スリーコインズ
- トランギア風がいいけど安く済ませたいなら → キャンパーズコレクション
どのメスティンも、正しく使えばキャンプ飯を格上げしてくれる頼もしい相棒になってくれるはずです。今回の比較を参考に、ぜひ自分だけの一本を見つけて、キャンプライフをもっと楽しくしてくださいね。

コメント