車とタープを連結できたら、キャンプや車中泊の快適さがぐっと上がりますよね。
日差しを遮ったり、突然の雨をしのげるスペースが車のすぐ横にあるのは、かなり便利です。
でも、「どうやって固定すればいいの?」「車に傷がつかないか心配…」という声もよく聞きます。
この記事では、車とタープを連結する代表的な固定方法と、専用のカーサイドタープのおすすめ製品を紹介します。
車とタープを連結する3つの固定方法
車とタープを連結する方法は、大きく分けて3つあります。
- 吸盤式フックを使う
- マグネット式フックを使う
- カージョイントを使う
それぞれの特徴と注意点を見ていきましょう。
吸盤式フック
吸盤式フックは、車のボディやガラス面に吸盤で固定する方法です。
ネジを回して吸着力を高めるタイプが多く、取り付け位置の調整がしやすいのが特徴です。
メリットは、車種をほとんど選ばずに使えること。手軽に連結を試したい人に向いています。
デメリットは、塗装面の状態によって吸着力が大きく変わること。撥水コーティングがしてあると吸着しにくくなります。
強風で外れるリスクもあるので、風が強い日は使用を避けるか、別の補助固定を検討したほうがよいでしょう。
取り付け前に吸着面の汚れをしっかり落とすのが、外れにくくするコツです。
マグネット式フック
マグネット式フックは、強力な磁石で車のボディに固定する方法です。
吸盤より強力で、取り付けが非常に簡単なのがメリットです。
ただし、磁石が直接ボディに当たるため、傷がつくリスクがあります。保護シートを使うなどの対策が必要です。
また、アルミボディや樹脂パネルの車には使用できません。
鋼板ボディの車に乗っていて、手軽さを求める人に向いていますが、ボディを極力傷つけたくない人には向きません。
カージョイント
カージョイントは、車のレインモール(雨どい)に挟み込んで固定する金具です。
吸盤のように経年劣化や汚れの影響を受けにくく、しっかり固定できるのがメリットです。
ただし、レインモールがない車種には取り付けられません。最近の車はレインモールが省略されていることが多いので、自分の車にレインモールがあるか事前に確認が必要です。
レインモール付きの車に乗っている人には、安定感のある選択肢になります。
連結時の注意点
車とタープを連結するときは、以下の点に注意してください。
まず、強風時の危険性です。突風でタープが煽られると、固定具が外れたり、車体に傷がつく原因になります。風が強い日は設営を見合わせるか、ペグダウンをしっかり行いましょう。
次に、車の傷です。どの固定方法でも、車体に接触する部分には何らかの保護材を使うことをおすすめします。
また、タープを連結した状態では、基本的に車を移動できません。移動が必要な場面では、いったん撤去する手間がかかることを理解しておきましょう。
おすすめのカーサイドタープ
ここからは、専用のカーサイドタープを紹介します。
車と連結することを前提に設計されているので、設営しやすく、使い勝手のよい製品がそろっています。
1. ogawa カーサイドタープAL-Ⅱ
ogawaのエントリーモデルです。
コンパクトなサイズで、サイドにもリアゲートにも装着できます。吸盤式で設営が簡単なので、デイキャンプや車中泊のリビング拡張にぴったりです。
展開サイズはW170〜250×D250×H220cm、重量は約2kgです。
デメリットは、大型タープに比べると庇面積が小さいこと。大人数で広いスペースを確保したい人には物足りないかもしれません。
コンパクトで手軽なカーサイドタープを探している初心者から中級者に向いています。
2. DOD カートゥギャザータープ
DODの人気シリーズです。
車側から反対側に向かって広がる特徴的な形状で、広々としたリビングスペースを確保できます。
展開サイズは450×400cmと広く、重量は約2.3kgです。車のホイールにベルトで固定する方式です。
デメリットは、収納サイズが比較的大きめなこと。設営スペースが限られている区画サイトを利用する人には向きません。
ファミリーキャンプで広いスペースを確保したい人におすすめです。
3. ogawa カーサイドシェルター
ogawaのシェルタータイプです。
フルクローズ可能で、2本のポールをクロスさせる設営方法です。
プライバシーがしっかり確保でき、雨風を防げるので、車中泊の快適性を高めたい人に向いています。
展開サイズはW175〜285×D247×H210cm、重量は非公開です。
デメリットは、オープンタイプより設営にやや手間がかかること。とにかく手軽さを最重視する人には不向きです。
フルクローズ時は換気に注意しましょう。
4. LOGOS neos Link PANELタープセット
LOGOSのカーサイドタープです。
吸盤式ジョイントで簡単に連結できます。PANEL SYSTEMにより強度と耐雨性が向上しています。
特筆すべきは、難燃素材(CPAI-84適合)を採用していること。焚き火の火の粉に強いので、焚き火を楽しむキャンパーにぴったりです。
デメリットは、特徴的なデザインのため好みが分かれる可能性があること。シンプルなデザインを好む人には向かないかもしれません。
機能性を重視する人におすすめです。
5. FIELDOOR カーサイドタープ
FIELDOORのカーサイドタープです。
コストパフォーマンスの高さが特徴で、初めてのカーサイドタープとして検討しやすい選択肢です。
ただし、価格が安い分、耐風性能や生地の厚みは上位ブランドと比較すると劣る場合があります。強風時の使用は避け、穏やかな天候での使用が前提になります。
予算を抑えつつ、カーサイドタープを試してみたい人に向いています。
手持ちのタープを車に連結する方法
専用のカーサイドタープを買わずに、手持ちのタープを車に連結する方法もあります。
汎用のレクタタープやヘキサタープでも、以下の方法で車と連結できます。
方法1:車を重しにする
タープの端をロープで車の天井を通して、反対側のタイヤに結びつける方法です。専用具がなくてもできますが、ロープが車体に直接触れるので傷がつきやすいです。接触部分にタオルなどを挟む対策が必要です。
方法2:吸盤式フックを使う
先ほど紹介した吸盤式フックを車のボディやルーフに取り付け、そこにタープのロープを結びます。専用のカーサイドタープほど頑丈ではありませんが、手持ちのタープを活用できるのがメリットです。
方法3:小川張り
ポールを斜めに立てて、タープの張りを調整する方法です。車との連結部分の負担を軽減できます。
手持ちのタープを活用する場合は、固定が不安定になりがちなので、ペグダウンをしっかり行い、風の影響を最小限にすることが大切です。
車とタープの連結に関するよくある疑問
吸盤は外れませんか?
取り付け面がきれいで平滑な場合、しっかり固定できます。ただし、塗装面の状態や風の強さによっては外れる可能性があります。強風が予想される場合は、吸盤だけに頼らず、ペグダウンなどで補強することをおすすめします。
車に傷はつきませんか?
適切な対策をすれば傷のリスクを軽減できます。吸盤やマグネットの接触面には保護材を使い、ロープを直接ボディに触れさせないようにしましょう。それでも完全にリスクをゼロにはできないので、傷が気になる人は専用設計のカーサイドタープを選ぶと安心です。
連結したまま車を移動できますか?
基本的にできません。連結した状態で車を動かすと、タープや固定具が破損する恐れがあります。移動するときは必ず撤去してからにしましょう。
どんな車でも連結できますか?
吸盤式やマグネット式は多くの車種に対応できますが、カージョイントはレインモールがある車種に限ります。購入前に自分の車の形状を確認しましょう。
まとめ
車とタープを連結する方法は、吸盤式、マグネット式、カージョイントの3つが主流です。
- 吸盤式:取り付けが簡単で車種を選ばない。ただし、塗装面の状態に左右される
- マグネット式:強力で簡単。ただし、鋼板ボディ限定で傷のリスクあり
- カージョイント:しっかり固定できる。ただし、レインモール必須
どの方法にもメリットとデメリットがあるので、自分の車の形状や使用シーンに合わせて選ぶことが大切です。
専用のカーサイドタープを購入すれば、設営が簡単で安全性も高まります。この記事で紹介した製品を比較材料のひとつにして、自分にぴったりの一台を見つけてください。
車とタープの連結は、正しい知識と適切な装備があれば、誰でも快適に楽しめます。ぜひ、自分に合った方法でキャンプや車中泊の時間を充実させてください。

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