グランドシートはキャンプの快適さを支える必須アイテム
キャンプ場に着いてテントを張ろうとしたとき、「地面がちょっと気になるな…」と思ったことはありませんか?
テントの下に敷くグランドシートは、地面からの湿気や冷気を遮り、テント自体の傷みを防ぐための大切なアイテムです。
キャンプ初心者の方はもちろん、これまでグランドシートを使ったことがない方にも、その役割や選び方を知っておいてほしいところです。
ここでは、グランドシートの必要性から、サイズや素材の選び方、そして人気製品の特徴までをわかりやすく解説していきます。
グランドシートとは?そもそも必要なの?
グランドシートは、テントの底面と地面の間に敷くシートのことです。
アンダーシートやフットプリントと呼ばれることもあります。
「テントの底はもともと丈夫そうだし、なくてもいいのでは?」と思うかもしれません。
しかし、グランドシートには次のような大切な役割があります。
- 地面の石や小枝、砂利などからテントの底面を保護する
- 地面からの湿気や水の浸入を防ぐ
- 地面の冷たさを遮り、テント内の底冷えを軽減する
- テント撤収時に底面の泥や汚れを防ぎ、片付けを楽にする
テントの底面は思っているよりも傷つきやすく、小さな穴から水が染み込むこともあります。
グランドシートを敷くことで、テント本体の寿命を延ばし、快適な寝床をキープできます。
もちろん必須アイテムというわけではありませんが、あるととても便利で、キャンプの快適さが格段に上がるアイテムです。
グランドシートの選び方|失敗しない3つのポイント
グランドシートを選ぶときは、次の3つを基準にすると失敗しにくくなります。
サイズはテントより少し小さめが基本
グランドシートのサイズ選びでいちばん大切なのは、テントの底面より5〜10cmほど小さくすることです。
なぜ小さくするのかというと、グランドシートがテントからはみ出していると、そこに雨水が溜まってシートの上を伝い、テント内に水が入り込む原因になるからです。
テントの底面サイズを事前に測っておき、その数値より一回り小さいグランドシートを選びましょう。
目安としては、1〜2人用テントなら200×200cm以下、3〜4人用テントなら270×270cm程度が選ばれることが多いです。
もし購入後にサイズが大きすぎた場合は、シートを折りたたんで調節することも可能です。
ただし、はみ出さないようにしっかりと折り込む必要があるので、できるだけ最初から合うサイズを選ぶのがおすすめです。
素材で選ぶ|化学繊維・合成樹脂・帆布の違い
グランドシートの素材は大きく分けて3種類あります。
それぞれ特徴が異なるので、自分のキャンプスタイルに合ったものを選びましょう。
化学繊維(ポリエステル・ナイロン)
軽量でコンパクトに収納できるのが魅力です。
持ち運びやすいので、荷物を減らしたいソロキャンプや自転車キャンプに向いています。
防水性は高いものが多いですが、防水コーティングは経年劣化するので、長く使う場合は定期的なチェックが必要です。
合成樹脂(PVC・PE)
防水性と耐久性が非常に高いのが特徴です。
厚みがあり丈夫で、地面の凸凹もしっかりガードしてくれます。
その反面、化学繊維に比べると重くかさばるので、車載キャンプやファミリーキャンプで使うとよいでしょう。
帆布
通気性と撥水性があり、自然な風合いが魅力です。
ただし完全防水ではないので、雨の日は別途防水対策が必要になります。
他の素材に比べてやや重く、乾きにくいというデメリットもあります。
初心者の方は、扱いやすさと耐久性のバランスがよい合成樹脂製か、軽さを重視した化学繊維製が選びやすいでしょう。
耐水圧は1,500mm以上を目安に
耐水圧とは、防水性能を数値で表したものです。
この数値が高いほど、水を通しにくくなります。
キャンプ用のグランドシートでは、耐水圧1,500mm以上がひとつの目安です。
できれば2,000mm以上あれば、急な雨でも安心して使えるでしょう。
商品を選ぶときは、パッケージや公式サイトで耐水圧の数値を確認してみてください。
耐水圧の表記がない場合は、撥水加工のみの簡易的なシートの可能性もあるので注意が必要です。
おすすめグランドシート6選
ここからは、さまざまなキャンプスタイルに合わせたグランドシートを紹介します。
テント保護用の薄手タイプから、地べたスタイルで活躍する厚手タイプまで、目的別にピックアップしました。
1. コールマン マルチグランドシート
コールマンから販売されている汎用タイプのグランドシートです。
耐水圧は2,000mmと、急な天候の変化にも対応できる防水性の高さが特徴です。
素材はポリエステル製で軽量。収納袋も付いているので、持ち運びや保管に困りません。
さまざまなテントで使える汎用品なので、これからキャンプを始める方や、複数のテントを使い分けたい方にも扱いやすい一択です。
メリット
- 耐水圧2,000mmで防水性が高い
- ポリエステル製で軽量・コンパクト
- 汎用性が高く、様々なテントで使い回せる
デメリット
- 特定のテントにジャストフィットするわけではない
向いている人
高い防水性を求める人や、複数のテントで使い回したい人
向いていない人
特定のテント専用のぴったりサイズを求める人
2. DOD グランドシート(GS2-564-GY)
DOD(ディーオーディー)から出ているグランドシートは、耐水圧5,000mmという非常に高い防水性能を持っています。
ポリエステル素材で軽量・コンパクトなのもポイントです。
収納袋付きで、使わないときは小さくまとめて収納できます。
ブラックやオリーブなど、DODらしい落ち着いたカラー展開も魅力です。
メリット
- 耐水圧5,000mmで高い防水性
- 軽量で携帯性に優れる
- シンプルでおしゃれなデザイン
デメリット
- ポリエステル製のため、防水コーティングの劣化には注意が必要
向いている人
軽量で持ち運びしやすい製品を重視する人
向いていない人
厚手で頑丈なタイプを求める人
3. LOGOS テントぴったりグランドシート L
LOGOS(ロゴス)のグランドシートは、合成樹脂(PEラミネートクロス)を使用した耐久性重視のモデルです。
防水性が高く、地面の凸凹にも強いのが特徴です。
ループが付いているので、テントのペグと一緒に固定できるのも便利なポイント。
強風でシートがずれる心配が少なくなります。
メリット
- 丈夫で長持ちする
- ループ付きでテントと一緒に固定できる
- 防水性と耐久性に優れる
デメリット
- 化学繊維製に比べると重く、かさばる
向いている人
耐久性と防水性を重視する人や、ファミリーキャンプで使う人
向いていない人
携帯性を最重視する人
4. snow peak ミニッツドーム Pro.air 1 グランドシート
スノーピークのテント「ミニッツドーム Pro.air 1」専用に設計されたグランドシートです。
重量はわずか220gと、非常に軽量でコンパクトに収納できます。
専用設計なのでテントにぴったりフィットし、サイズ調整の手間が一切かからないのが最大のメリットです。
ソロキャンプやバックパッキングなど、とにかく荷物を軽くしたい人にぴったりです。
メリット
- 対応テントにジャストフィットする
- 重量220gで非常に軽量
- コンパクトに収納できる
デメリット
- 対応するテントが限られる(専用モデル)
向いている人
該当テントのオーナーで、軽量性を重視する人
向いていない人
他メーカーや別のテントを使用している人
5. ZEN Camps グランドシート
ここからは、テント保護用ではなく、地べたスタイルやタープ下の荷物置きとして活躍する厚手タイプのグランドシートです。
ZEN Camps(ゼンキャンプス)のグランドシートは、1680Dという極厚のポリエステル生地を使用。
裏面にはPVCコーティングが施されていて、高い防水性を持っています。
特筆すべきはバスタブ型の形状で、縁が立ち上がるため、地面からの水の侵入を防ぎやすく、小さな虫や砂が入るのを防げます。
汚れてもさっと拭き取れるので、お手入れが簡単です。
メリット
- 1680Dの極厚生地で非常に丈夫
- バスタブ型で防水性・防虫性が高い
- 汚れを拭き取りやすい
デメリット
- 厚手のため重く、かさばる
向いている人
地面の状態を気にせずに荷物を置きたい人、地べたスタイルを楽しむ人
向いていない人
軽量・コンパクトな装備を求める人
6. ジーメンス グランドシート
ジーメンスのグランドシートは、1000Dポリエステルオックスフォード生地を使用した頑丈な一枚です。
裏面にはPU防水コーティングが施されており、防水性と撥水性に優れています。
カラーはオリーブ、ベージュ、ブラウンなど、アウトドアに馴染む無骨で落ち着いたデザインが特徴。
キャンプギアの見た目にもこだわりたい人におすすめです。
メリット
- 厚手で丈夫な生地
- 撥水・防水性に優れる
- デザイン性が高い
デメリット
- 重量がある(約1kg)
向いている人
無骨なキャンプスタイルやデザイン性を重視する人
向いていない人
軽量・コンパクトな装備を求める人
グランドシートに関するよくある疑問
グランドシートはレジャーシートやブルーシートで代用できますか?
可能ではありますが、おすすめはできません。
レジャーシートは薄く耐久性が低いため、地面の石などで簡単に破れてしまいます。
ブルーシートは丈夫ですが、サイズが大きすぎるものが多く、はみ出しによる浸水リスクがあります。
専用のグランドシートは、テント底面に合わせたサイズや防水性、耐久性が考慮されて設計されています。
長く快適に使うためには、やはり専用のグランドシートを選ぶのがよいでしょう。
グランドシートのサイズが合わなかった場合の対処法は?
購入後にサイズが大きすぎることがわかった場合は、グランドシートを折りたたんで調節する方法があります。
ただし、折りたたんだ部分は厚みが増すので、テントの底面が平らにならないことがあります。
また、折り目がつくとそこから水が染み込みやすくなる場合もあるので注意が必要です。
できるだけ最初にテントの底面サイズをしっかり測ってから購入するのが安心です。
化学繊維製のグランドシートはどのくらいで買い替えどきですか?
使用頻度や保管状態によりますが、防水コーティングが剥がれたり、ひび割れが目立つようになったら買い替えのサインです。
目安としては、年間5〜10回程度使用する場合で3〜5年がひとつの区切りになるでしょう。
保管するときは湿気の多い場所を避け、直射日光が当たらない場所に収納することで、長持ちさせられます。
まとめ|自分に合ったグランドシートを選んで快適なキャンプを
グランドシートは、テントを傷や汚れから守り、底冷えや浸水を防ぐためにとても役立つアイテムです。
初心者の方はもちろん、ベテランキャンパーにも重宝する存在です。
選ぶときは、テントより少し小さいサイズを選ぶこと、素材の特徴を理解すること、そして耐水圧をチェックすることを意識してみてください。
記事で紹介した6つのグランドシートは、それぞれ特徴や向いている人が異なります。
- テントをしっかり守りたいなら コールマン マルチグランドシート や LOGOS テントぴったりグランドシート L
- 軽量・コンパクトを重視するなら DOD グランドシート(GS2-564-GY)
- 特定テントにぴったり合わせたいなら snow peak ミニッツドーム Pro.air 1 グランドシート
- 地べたスタイルや荷物置きとして使いたいなら ZEN Camps グランドシート や ジーメンス グランドシート
キャンプのスタイルや目的に合わせて、ぴったりの一枚を見つけてください。
グランドシート一枚で、キャンプの快適さはぐっと変わります。

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