タープテントの重りを100均で賢く代用!選び方とおすすめアイテム

キャンプやちょっとしたアウトドアで使うタープテント。楽しい時間を過ごすために欠かせないのが、風で飛ばされないようにしっかり固定する「重り」です。

でも、アウトドアショップで販売されている専用の重り(ウエイト)は、1つ数千円もするものもあって「ちょっと高いな…」と感じたことはありませんか?

そこで頼りになるのが100円ショップ(100均)のアイテムです。じつは、100均で売っている身近な商品を使って、タープテントの重りをうまく代用できる方法があります。

この記事では、100均で購入できる重りの代用アイテムを紹介しながら、タープテントの重りを選ぶときのポイントや注意点をわかりやすく解説します。専用の重りを買う前に、ぜひ参考にしてみてください。

タープテントの重りは100均で代用できる?

結論からいうと、タープテントの重りは100均の商品でも十分に代用可能です。

ただし、ただ「重いもの」を置けばいいわけではありません。タープテントをしっかりと固定するためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。

まず、どれくらいの重さが必要なのかを知っておきましょう。風の強さやタープテントのサイズにもよりますが、1本の支柱あたり約10kgが目安とされています。これは、突然の風が吹いてもタープテントが持ち上がったり、飛ばされたりするのを防ぐための重さです。

この10kgという数字を意識しながら、100均で手に入るアイテムを組み合わせてみてください。

100均で買える!タープテントの重り代用おすすめアイテム5選

ここからは、100均で実際に購入できるタープテントの重りの代用アイテムを5つ紹介します。

1. 重し袋

「重し袋」は、100均のアウトドアコーナーやレジャー用品コーナーでよく見かけるアイテムです。

特徴は、2Lのペットボトルが4本ぴったり収まるファスナー付きの袋であること。レジャーシートのような丈夫な素材でできていて、雨が降ってもすぐに拭き取れるのが便利です。

メリット

  • ペットボトルを入れるだけで重りになる
  • 使わないときはコンパクトに折りたためる
  • 底にループが付いているので、タープテントの支柱に紐やカラビナで固定しやすい

デメリット

  • 別途ペットボトルや中に入れるもの(水や砂)を用意する必要がある
  • ペットボトルに水を入れると約8kg、砂を入れると約12〜20kgになるので、重量調整はできるものの、現地での準備に少し手間がかかる

向いている人
持ち運びの荷物をできるだけ減らしたい人。現地で水や砂を調達できる環境なら、特におすすめです。

向いていない人
設営にあまり手間をかけたくない人。ペットボトルに水や砂を詰める作業が面倒に感じるかもしれません。

購入前の注意点
店舗によって在庫が異なります。また、ペットボトルに砂を詰める場合は、あらかじめ砂の入手先を確認しておくと安心です。

2. 折りたたみウォータータンク

100均で販売されている「折りたたみウォータータンク」も、タープテントの重りとして優秀な代用品です。

こちらは、10L〜20Lの水を入れて使用するタイプのタンクで、使わないときは折りたたんでコンパクトに収納できます。

メリット

  • 1つで10kg〜20kgと十分な重さが確保できる
  • キャンプ中の生活用水としても活用できる
  • 水は現地で調達可能なので、運搬時の負担が少ない

デメリット

  • 尖ったものの上に置くと破損する恐れがある
  • 水を入れると非常に重くなるため、移動が大変

向いている人
少ない個数で大きな重りを確保したい人。また、ウォータータンクとしての用途も兼ねたい人に向いています。

向いていない人
水を入れたり抜いたりする手間を面倒に感じる人や、水が漏れないか心配な人は、別の方法を検討したほうがよいかもしれません。

購入前の注意点
設置する地面の状態を確認してください。石や枝など尖ったものが落ちている場所に置くと、破損の原因になります。

3. ペットボトル

もっとも手軽で安価な方法が、2Lのペットボトルを使う方法です。

これなら100均に限らず、スーパーやコンビニでも手に入りますし、何より飲み終わったあとのペットボトルをそのまま活用できるのが魅力です。

メリット

  • 非常に安価で手に入れやすい
  • 水として飲用にも使えるため、荷物を兼用できる
  • 現地で購入すれば、持ち運ぶ荷物が減らせる

デメリット

  • 1本あたりの重さが限られているため、支柱1本あたり2〜4本必要になる
  • 丸い形状のため、タープテントの支柱に固定するときにしっかり結ばないと転がりやすい

向いている人
とにかくコストを抑えたい人や、ソロキャンプ・デイキャンプなど少人数のアウトドアを楽しむ人におすすめです。

向いていない人
多くのペットボトルを用意したり、固定する手間を面倒に感じる人には不向きです。

購入前の注意点
水よりも砂を詰めたほうが重くなります。2Lペットボトルに砂を満杯に詰めると、約3〜5kgの重さになります。しっかりと紐で固定しないと、風でペットボトルが転がってしまうので注意しましょう。

4. ウェイト(調整ベルト付)

ダイソーをはじめとする100均のスポーツ用品コーナーで販売されている「ウェイト(調整ベルト付)」も、意外な代用品になります。

本来は手首や足首に装着するフィットネス用の商品ですが、タープテントの支柱に巻きつけて固定することが可能です。

メリット

  • ベルトで固定するので、支柱にしっかり巻きつけられる
  • 重量がはっきりしているので、どれだけの重さを確保できるか分かりやすい

デメリット

  • アウトドア用として設計されていないため、耐久性や耐候性は不明
  • おそらく1kg未満と軽いため、単体では重さが不足する
  • 複数個使用するか、別の重りと組み合わせる必要がある

向いている人
すでに自宅にフィットネス用ウェイトを持っていて、それを流用したい人。

向いていない人
新しく購入する場合、重量が足りずに別途買い足す可能性が高いため、メインの重りとしては不向きです。

購入前の注意点
公式サイトでは「手・足首兼用」とされており、タープテント用として販売されているわけではありません。使用する場合は自己責任でお願いします。

5. その他の100均アイテム(コンクリートブロック・園芸用品)

100均の園芸コーナーでは、コンクリート製のブロックやオーニング用の重しが販売されていることがあります。

これらはタープテントの重りとしても使えますが、重さが10kg前後あるものが多く、1つで十分な重量を確保できるのが特徴です。

メリット

  • 1つで十分な重さがある
  • 丈夫で長期間使える

デメリット

  • 重くて持ち運びが大変
  • かさばるので収納場所を取る
  • 車で移動する場合でも、荷物のかさばりが気になる

向いている人
車でキャンプ場に行き、重さやかさばりをあまり気にしない人。

向いていない人
公共交通機関を使ったり、荷物をできるだけ軽くしたい人。

専用の重りと100均代用品の違い

ここで、アウトドアショップなどで販売されている専用のタープテント用ウエイトと、100均の代用品の違いを整理しておきましょう。

専用の金属製ウエイト(例:クイックキャンプ マルチウエイト 6kg)

  • 価格:1,000円〜数千円
  • 重量:5kg〜20kg程度
  • 特徴:安定感抜群。設営時の手間が少ない。積み重ねて調整できるものもある。

100均の代用品

  • 価格:110円〜330円程度
  • 重量:ペットボトルや水の量によって調整可能
  • 特徴:安価で手軽。使わないときはコンパクトに収納できるものも多い。

専用品は「設営の手間を省ける」「安定感が抜群」という大きなメリットがありますが、その分価格が高く、持ち運びもかさばります。

一方、100均の代用品は「価格が圧倒的に安い」「収納がコンパクト」というメリットがあるものの、現地で水や砂を調達する手間がかかったり、風の強い日には安定性で劣る場合もあることを理解しておく必要があります。

タープテントの重りを選ぶときの3つのポイント

1. 重さの目安を計算する

繰り返しになりますが、タープテント1本の支柱あたり約10kgが目安です。タープテントのサイズが大きいほど、また風が強い日ほど、より重い重りが必要になることを覚えておきましょう。

例えば、重し袋ならペットボトル4本で約8〜20kg。水か砂かで重量が変わるので、事前に計算しておくと安心です。

2. 固定方法を確認する

重りをタープテントの支柱やガイロープにどうやって固定するかも重要なポイントです。重し袋のようにループが付いているものや、ウェイト(調整ベルト付)のように巻きつけられるものは固定しやすいでしょう。

ペットボトルの場合は、しっかりと紐で結ぶ必要があります。固定が甘いと、風で重り自体が転がってしまうので注意してください。

3. 持ち運びやすさを考える

キャンプ場までどうやって運ぶかも忘れずに考えましょう。車で移動するのか、公共交通機関なのか、あるいは徒歩なのかによって、適した重りは変わってきます。

重し袋折りたたみウォータータンクは、使わないときにコンパクトになるので、持ち運びの負担が少ないのが魅力です。

100均の重りを使うときの注意点

100均のアイテムをタープテントの重りとして使う際には、いくつか注意点があります。

風が強い日の使用は避ける
100均の代用品は、あくまで「代用品」です。専用の重りに比べると安定性で劣る場合があります。天気予報を確認し、強風が予想される日は無理をせずタープテントの使用を控える判断も大切です。

固定をしっかり行う
ペットボトルやウォータータンクは、タープテントの支柱やガイロープにしっかり固定してください。固定が甘いと、重りが転がったり、風で飛ばされたりする危険性があります。

地面の状態を確認する
特に折りたたみウォータータンクは、尖ったものの上に置くと破損する恐れがあります。設置場所の地面を確認してから使いましょう。

よくある質問

Q. 重りはコンクリートブロックでも代用できますか?
A. できます。ただし、非常に重くて持ち運びが大変なこと、また地面を傷つける可能性があることに注意が必要です。車で移動する場合でも、荷物のかさばりを考慮する必要があります。

Q. 水と砂、どちらを入れるのがおすすめですか?
A. 同じ容量なら砂のほうが重くなります。ペットボトルやウォータータンクに砂を詰めると、水よりも約1.5〜2倍の重さになります。ただし、砂を用意する手間と、使用後の処理を考えると、水のほうが手軽な場合もあります。目的や状況に合わせて選んでください。

Q. タープテントの重りは何個必要ですか?
A. タープテントの形状やサイズによりますが、基本的には支柱の本数分の重りが必要です。四角形のタープテントなら4本の支柱に対応するため、最低でも4つの重りが必要になります。

まとめ

タープテントの重りは、重し袋折りたたみウォータータンクペットボトルなど、100均で手に入る身近なアイテムで十分に代用できます。

専用の重りに比べると、風に対する安定性や設営の手間で劣る場合もありますが、価格が格段に安く、収納もコンパクトになるという大きなメリットがあります。

まずは自分のキャンプスタイルや、重視するポイント(価格、収納性、設営のしやすさ)を整理してみてください。そして、この記事で紹介したアイテムの中から、自分に合った重りを選んでみてはいかがでしょうか。

もし、どうしても安定性を最優先したい場合や、設営の手間を徹底的に省きたい場合は、専用の金属製ウエイトを検討するのもひとつの選択肢です。アウトドアショップや通販サイトで、自分に合った商品を探してみてください。

どんな方法であれ、安全に楽しいアウトドアタイムを過ごすことが何より大切です。風の強い日は無理をせず、安全第一でタープテントを楽しんでくださいね。

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