スクエアタープとは?特徴やメリット、おすすめモデル、張り方を徹底解説

キャンプ用品の中でも、タープはリビングスペースや日差し・雨風対策に欠かせないアイテムです。

なかでも「スクエアタープ」は、初心者からベテランまで幅広く愛用されているタープの形状のひとつ。

スクエアタープは四角形がベースになっていて、張り方のバリエーションが豊富で使い勝手がいいんですよね。

ただ、

「スクエアタープってほかのタープと何が違うの?」
「どんなメリットやデメリットがあるの?」
「初心者でも設営しやすいの?」
「おすすめの製品を教えて!」

こういった疑問を持っている方も多いはず。

この記事では、スクエアタープの基本的な特徴やメリット・デメリット、他の形状との違い、実際におすすめできる製品、そして代表的な張り方までをわかりやすく解説していきます。

スクエアタープとは?基本の特徴を解説

スクエアタープとは、正方形または長方形の形状をしたタープのこと。別名「レクタタープ(レクタングラータープ)」とも呼ばれています。

一般的に、タープの形状には「ヘキサタープ(六角形)」や「オクタタープ(八角形)」などがありますが、スクエアタープはシンプルな四角形であることが最大の特徴です。

スクエアタープとヘキサタープの違い

タープを選ぶときに悩みがちなのが、スクエアタープとヘキサタープの違い。

シンプルに言うと、それぞれに得意なことが異なります。

スクエアタープ(レクタタープ)の特徴

  • 四角形のシンプルな形状
  • 広いスペースを確保しやすい
  • 張り方のバリエーションが豊富
  • 設営に必要なロープやペグの数が少なめ

ヘキサタープの特徴

  • 六角形の形状で、風を受け流しやすい
  • 張り方のバリエーションは限られることが多い
  • ポール1本でも設営できる場合が多い

つまり、広々としたスペースやアレンジ性を重視するならスクエアタープ、風対策や設営のシンプルさを重視するならヘキサタープが向いていると言えます。

スクエアタープのメリット・デメリット

メリット

① 広いスペースを確保できる
四角形の形状なので、同じサイズ感のヘキサタープと比べて使える面積が広くなります。リビングスペースやダイニングスペースを広く取りたいファミリーキャンプにぴったりです。

② アレンジの自由度が高い
スクエアタープはループ(ベルト)の数や配置によって、さまざまな張り方が可能。日差しを遮りたい、風を通したい、開放感を出したいなど、その日の天候や用途に合わせて形を変えられます。

③ 初心者でも設営しやすい
形がシンプルなため、ヘキサタープなどに比べて設営時のコツがあまりいりません。必要なロープやペグの数も少なくて済むケースが多いので、キャンプ初心者でも挑戦しやすいタープです。

デメリット

④ 風に弱いと言われることがある
スクエアタープは広い幕面を持つため、風を受けやすい形状とも言われます。ただ、張り方を工夫したり、風向きに合わせて設営位置を調整することでカバーできます。

⑤ 商品によっては重量がある
大型のスクエアタープになると、重量が10kgを超えるモデルもあります。持ち運びや設営時の負担を考えると、車載がメインのキャンプスタイルに向いていると言えるでしょう。

スクエアタープのおすすめモデル

ここからは、実際に市場で評価されているスクエアタープをピックアップして紹介します。

商品を選ぶ際の基準としては、

  • メーカーの公式情報でスペックが確認できること
  • 自分のキャンプスタイル(ソロ、ファミリー、バイク、車など)に合っていること
  • 素材やサイズ、重量などのバランスが取れていること

を重視しています。

それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。

1. コールマン スクエアタープDX

コールマンから発売されている大型のスクエアタープです。

特徴

  • 使用時サイズ:約550×400×250cm
  • 収納時サイズ:約φ20×82cm
  • 重量:約15.5kg
  • 耐水圧:約1,500mm

メリット
とにかく広々としたスペースが魅力。大人数でのファミリーキャンプやグループキャンプで、リビングやダイニングエリアをしっかり確保したい場合に力を発揮します。耐水圧も約1,500mmと高めなので、ある程度の雨にも対応しやすい設計です。

デメリット
重量が約15.5kgと非常に重いため、持ち運びにはある程度の体力が必要です。オートキャンプ(車横付け)が前提のモデルと言えるでしょう。

向いている人
車での移動がメインで、ファミリーやグループでの広いスペースを重視するキャンパー。

向いていない人
ソロキャンプやバイクツーリング、バックパッキングなど、軽量化・コンパクト化を優先する人。

購入前の注意点
設置に広いサイト面積が必要です。キャンプ場の区画スペースを事前に確認しておきましょう。

2. FIELDOOR スクエアタープ

アウトドアブランドのFIELDOORから販売されている正方形のスクエアタープです。

特徴

  • サイズ:約280×280cm
  • ループ(ベルト)数:19か所

メリット
正方形の形状と19か所ものループベルトにより、多彩なアレンジ張りが楽しめるのが最大の魅力。トレッキングポールをポール代わりに使うこともでき、設営の自由度が非常に高いです。収納もコンパクトで、バックパックにも入れやすいサイズ感です。

デメリット
ポールは付属していないため、別途購入する必要があります。製品ページでは耐水圧の具体的な数値が確認できなかったので、購入前に公式サイトで詳細をチェックすることをおすすめします。

向いている人
ソロキャンプやツーリングキャンプ、バックパッキングを行う人。アレンジ張りを楽しみたい人。

向いていない人
大人数での使用を想定している人。

購入前の注意点
ポールが別売りの場合、自分でポールを用意する必要があります。また、耐水圧やUVカット性能についても公式情報を確認しましょう。

3. FIELDOOR スクエアタープTC

FIELDOORから発売されているTC素材を採用したスクエアタープです。

特徴

  • サイズ:約280×280cm
  • 素材:ポリエステル65%、コットン35%のTC素材
  • ループ(ベルト)数:19か所

メリット
TC素材(テクニカルコットン)は、遮光性・難燃性・耐久性に優れているのが特長。焚き火の火の粉が飛んでも穴が開きにくく、夏の強い日差しもしっかりカットしてくれます。また、19か所のループで多彩な張り方が可能です。

口コミサイトの検証では、実測で重量約2.32kg、UVカット率99.5%、耐水圧1,166mmというデータも見られました(※あくまで参考値です)。

デメリット
一般的なポリエステル製のタープに比べると重量はやや重め。また、コットン素材を含むため、カビや汚れが落ちにくいという声もあります。

向いている人
焚き火を楽しむキャンプスタイルの人。夏の日差しをしっかり遮りたい人。張り方のバリエーションを楽しみたい人。

向いていない人
とにかく軽量・コンパクトを最優先するソロキャンパーやツーリングキャンパー。

購入前の注意点
こちらのモデルもポールは別売りです。TC素材ならではのお手入れ方法(乾燥や保管方法)もあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

4. キャプテンスタッグ レクタタープセット

キャプテンスタッグから販売されている、初心者にも扱いやすいレクタタープ(スクエアタープ)のセットです。

特徴

  • サイズ:約320×290cm
  • 収納時サイズ:約43×13×13cm
  • 重量:約2kg
  • 材質:ポリエステルリップストップ210T(シルバーコーティング加工)
  • 付属品:ペグ、ポール、収納バッグなど

メリット
約2kgと軽量で、収納サイズもコンパクト。さらにポールやペグがセットになっているので、初心者でもすぐに使えるのが嬉しいポイント。シルバーコーティング加工でUVカット効果も期待できます。

デメリット
大型モデルと比べると広さは限られるため、大人数での使用には不向きです。

向いている人
ソロキャンプや2人程度のキャンプ。タープ初心者で、とりあえず一式揃えたい人。

向いていない人
大人数での使用や、タープをメインの居住スペースとして使いたい人。

購入前の注意点
ポールやペグが付属しているので、別途購入する手間が省けます。しかし、製品によって付属品の内容は異なるため、購入前に同梱物を確認しましょう。

5. モンベル L.W.タープ ワイド

アウトドアブランドのモンベルが展開する、軽量性と耐久性を両立したスクエアタープです。

特徴

  • 素材:20デニール・バリスティックナイロン・リップストップ

メリット
20デニールのバリスティックナイロン・リップストップを使用することで、軽量コンパクトながら高い耐久性を実現。約5〜6人分の広さを確保できるのに、持ち運びがとても楽です。バックパッキングや自転車ツーリングなど、荷物を極力減らしたいシーンで力を発揮します。

デメリット
価格帯がやや高めに設定されています。

向いている人
軽量装備を重視するバックパッカーや自転車ツーリングキャンパー。品質と性能を重視する人。

向いていない人
予算を最優先に考えている人。

購入前の注意点
軽量性を追求するために、ポールが別売りの場合があります。また、薄手の素材のため、取り扱いにはある程度の注意が必要です。

スクエアタープのよくある張り方

スクエアタープの魅力は、さまざまな張り方を楽しめること。ここでは代表的な張り方をいくつか紹介します。

ダイニングフライ型

正方形または長方形のタープを斜めに張って、三角形状の日除けスペースを作る方法です。片側を地面に近づけて張ることで、風を遮りつつ、広いリビングスペースを確保できます。

ウェッジ型(ウェッジスタイル)

四角形のタープをひし形に張る方法です。ポールを中央に立てることで、両側に広がる幕が特徴的。開放感があり、景観を楽しみたい場所での設営に向いています。

風に強い張り方

風が強い日は、タープの高さを低めに設定し、風向きに合わせて張り方を調整します。タープの角を地面に近づけて固定することで、風の影響を軽減できます。

どれもコツを掴めば簡単にできるので、まずは1つの張り方に慣れてから、徐々にバリエーションを増やしていくのがおすすめです。

スクエアタープ選びでよくある質問

Q. スクエアタープは初心者でも設営できますか?
A. はい、できます。スクエアタープは四角形とシンプルな形状のため、ヘキサタープなどより設営のコツを掴みやすいと言われています。最初はキャプテンスタッグのレクタタープセットのように、ポールやペグが付属している製品から始めると安心です。

Q. スクエアタープとヘキサタープ、どちらを選べばいいですか?
A. 広いスペースやアレンジ性を重視するならスクエアタープ、風対策や設営のシンプルさを重視するならヘキサタープが向いています。自分のキャンプスタイルやよく行くキャンプ場の環境で判断するとよいでしょう。

Q. TC素材とポリエステル素材はどちらがいいですか?
A. 焚き火を楽しみたい方や、遮光性・耐久性を重視する方にはTC素材がおすすめ。軽量・コンパクトさを重視する方や、予算を抑えたい方にはポリエステル素材が適しています。それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分の優先順位で選びましょう。

スクエアタープを選ぶときに確認したいポイント

最後に、スクエアタープを購入する前に必ず確認しておきたいポイントをまとめておきます。

1. サイズと重量
使用する人数やキャンプスタイルに合わせて選びましょう。ソロなら280×280cm程度、ファミリーなら350×350cm以上が目安です。重量も、車載メインか持ち運びが多いかで判断基準が変わります。

2. 素材
ポリエステル製は軽量で価格も手頃。TC素材は遮光性や難燃性に優れますが、重量はやや重めです。

3. 耐水圧とUVカット性能
雨や日差しが気になる方は、耐水圧やUVカット率もチェックしておきましょう。公式サイトで数値が公表されている製品を選ぶと安心です。

4. ループ(ベルト)の数や配置
アレンジ張りを楽しみたい方は、ループの数が多いほど自由度が高まります。19か所以上ある製品なら、さまざまな張り方に対応できます。

5. 付属品の有無
ポールやペグ、ロープが付属しているかどうかは重要なポイント。初心者の方はセット製品を選ぶと、別途購入する手間が省けて便利です。

価格やスペックはモデルチェンジやセールなどで変更される場合があります。購入前には必ず各メーカーの公式サイトや販売ページで最新情報を確認することをおすすめします。

スクエアタープは自由度の高さが魅力

スクエアタープは、シンプルな形状ながら張り方のバリエーションが豊富で、初心者からベテランまで幅広く楽しめるタープです。

広々としたスペースを確保できるので、ファミリーキャンプやグループキャンプで特に力を発揮します。また、19か所のループを備えたモデルなら、天候や気分に合わせて自由にアレンジできるのも大きな魅力。

一方で、大型モデルは重量があることや、風の受け方に注意が必要な点も理解しておきましょう。

自分に合ったサイズや素材、付属品の有無を確認して、理想のキャンプライフにぴったりのスクエアタープを見つけてください。

まずは今回紹介したおすすめモデルを比較しつつ、自分のキャンプスタイルに合うかどうかを判断材料にしてみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました