車中泊やキャンプを始めると、「もっと車の横に日陰がほしい」「荷物の積み下ろしが雨に濡れずにできたらな」と思う瞬間ってありませんか?
そんなときに役立つのがカーサイドタープです。
車の側面に取り付けるタープは、日差しを遮ったり、ちょっとした雨をしのいだりと、アウトドアの快適さをぐっと高めてくれるアイテム。とはいえ、初めて買うとなると「サイズはどれを選べばいい?」「取り付けは難しい?」と迷ってしまう人も多いはず。
この記事では、カーサイドタープの選び方のポイントをわかりやすく解説するとともに、おすすめのブランドを紹介します。これを読めば、自分にぴったりの一台が見つかるはずです。
カーサイドタープってどんなもの?
カーサイドタープは、車の横に張り出す形で設置するタープのこと。いわゆる“車用のオーニング”です。
一般的な自立式タープと違うのは、車体に固定して使う点。車のルーフキャリアに取り付けたまま収納できるタイプが主流で、使いたいときにサッと広げられるのが大きな魅力です。
キャンプサイトで車の横に日陰を作ったり、車中泊時にプライバシーを確保したり、雨の日でも快適に過ごせるスペースを作ったりと、使い方はさまざま。アウトドアのスタイルに合わせて、一台持っておくと便利なギアです。
カーサイドタープを選ぶ前に知っておきたい3つの基本
まずは、カーサイドタープを選ぶうえで押さえておきたい基本のポイントを確認しておきましょう。
取り付けにはルーフキャリアが必須なモデルが多い
カーサイドタープの多くは、車のルーフキャリアに固定するタイプです。そのため、まずは自分の車にルーフキャリアが装着されているかどうかを確認してください。
ルーフキャリアがない場合でも、吸盤で固定するタイプや、ポールを使って地面に立てるタイプもありますが、種類は限られます。購入前に「自分の車に取り付けられるか」は必ずチェックしておきましょう。
サイズは車の大きさと使い方で決める
カーサイドタープの展開サイズは、ブランドやモデルによってさまざま。一般的には幅200cm×奥行き200cm〜250cmくらいの製品が多く見られます。
軽自動車ならコンパクトサイズ、SUVやミニバンなら大きめのサイズがバランスよくフィットします。また、タープ下でどんなことをしたいかも重要。ちょっとした日陰がほしいだけなら小さめで十分ですが、テーブルや椅子を並べてくつろぎたいなら大きめを選ぶとよいでしょう。
収納時のサイズと重さも忘れずに
展開時のサイズだけでなく、収納時のサイズや重さも大切なポイント。カーサイドタープはルーフキャリアに積んだまま移動することが多いので、車高が高くなりすぎないか、重すぎて取り付けが大変ではないかを確認しておく必要があります。
一般的な製品の収納サイズは直径10〜15cm、長さ100〜150cmほど。重量は3〜8kg程度が相場です。
カーサイドタープのおすすめブランド
ここからは、実在する主要ブランドのカーサイドタープを紹介します。それぞれの特徴を比較して、自分のスタイルに合った製品を探してみてください。
1. SUNSHINE カーサイドタープ
SUNSHINE(サンシャイン)は、車中泊用品の分野で高い評価を得ているブランドです。
耐久性の高さが特徴で、長期間の使用にもしっかり耐える作りになっています。サイズバリエーションも豊富なので、自分の車に合ったサイズを選びやすいのも魅力です。
- メリット:耐久性が高く、長く使える。サイズ展開が豊富。
- デメリット:他のブランドと比べるとやや価格が高めの傾向。
- 向いている人:頻繁に車中泊やキャンプに行く人、耐久性を重視する人。
- 向いていない人:予算を抑えたい人、使う頻度が少ない人。
- 注意点:ルーフキャリアへの取り付けが前提。重量も確認しておこう。
2. OGK カーサイドオーニング
OGK(オージーケー)は、軽量設計で知られるブランド。取り付けがしやすく、初心者でも扱いやすいのがポイントです。
コストパフォーマンスに優れていることでも人気で、初めてのカーサイドタープとして選ぶ人も多いです。
- メリット:軽量で取り付けやすい。価格が手頃。
- デメリット:耐久性はSUNSHINEほど高くない場合もある。
- 向いている人:初心者、コスパを重視する人。
- 向いていない人:過酷な環境で頻繁に使う人。
- 注意点:収納時のサイズや耐風性能はモデルによって異なるので要確認。
3. DOD タープ
DOD(ディーオーディー)は、キャンプギアのデザイン性で大人気のブランド。カーサイドタープも、おしゃれな見た目と使いやすさを両立しています。
ワンタッチで開閉できるタイプもあり、設営の手間を減らしたい人にぴったりです。
- メリット:デザインがおしゃれ。ワンタッチタイプなら設置が簡単。
- デメリット:デザイン性が高い分、価格がやや高めのモデルもある。
- 向いている人:デザインや見た目を重視する人、設営の簡単さを求める人。
- 向いていない人:とにかく安い製品を探している人。
- 注意点:モデルによって取り付け方式が異なるため、自分の車に合うか確認を。
4. CHILL カーサイドタープ
CHILL(チル)は、車中泊に特化したブランド。遮光性や防水性に優れた製品を展開しており、車中泊での快適性を重視する人に支持されています。
- メリット:遮光性・防水性が高い。車中泊に特化した設計。
- デメリット:汎用性よりも車中泊特化のため、使い方によっては過剰品質かも。
- 向いている人:車中泊メインで使う人、快適性を最重視する人。
- 向いていない人:日帰りキャンプやちょっとした日陰づくりが目的の人。
- 注意点:価格帯はやや高め。製品によって適合車種が異なる。
5. Coleman サイドオーニング
Coleman(コールマン)は、アウトドアブランドの老舗。信頼性の高さと幅広い製品ラインアップが魅力です。
初心者向けのエントリーモデルから本格派まで揃っており、はじめてのカーサイドタープとしても安心して選べます。
- メリット:ブランドの信頼性が高い。初心者向け製品が豊富。
- デメリット:高性能モデルは価格が上がる。
- 向いている人:アウトドア初心者から中級者まで幅広く。
- 向いていない人:あまりメジャーではないブランドを探している人。
- 注意点:モデルによって取り付け方式やサイズが異なるので要比較。
6. CAPTAIN STAG カーサイドタープ
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)は、手頃な価格帯の製品が充実しているブランド。エントリーモデルが多く、とりあえず一台欲しいという人にぴったりです。
吸盤タイプなど、ルーフキャリアがなくても使えるモデルもあるのが特徴です。
- メリット:価格が手頃。ルーフキャリア不要のモデルもある。
- デメリット:高機能モデルは少ない。
- 向いている人:予算を抑えたい人、ルーフキャリアがない人。
- 向いていない人:高性能・高耐久を求める人。
- 注意点:エントリーモデルは耐風性や防水性が簡易的な場合がある。
カーサイドタープを使うときの注意点
せっかくカーサイドタープを買っても、正しく使わなければ意味がありません。以下のポイントを押さえて、快適かつ安全に使いましょう。
強風時は使用を控えるか、しっかり固定する
カーサイドタープは、風を受けやすい構造です。風が強い日の使用はできるだけ避けましょう。どうしても使う場合は、ガイロープでしっかり地面に固定することが必須です。
メーカーが公表する耐風性能の目安を確認し、それを超える風が予想される場合は無理に使わないでください。
ルーフキャリアの耐荷重を確認する
カーサイドタープをルーフキャリアに固定して走行する際は、ルーフキャリアの耐荷重を超えないように注意が必要です。タープ自体の重量に加えて、走行中の風圧も考慮しましょう。
取扱説明書や製品ページで、ルーフキャリアの耐荷重とタープの重量を必ず確認してください。
走行中の風切り音や燃費への影響も
ルーフキャリアにカーサイドタープを取り付けたまま走行すると、風切り音が発生したり、燃費が悪化したりすることがあります。高速道路を頻繁に走る人は、取り外しのしやすさも考慮して製品を選ぶとよいでしょう。
車高が高くなることに注意
収納時でもルーフキャリアの上にタープが乗るため、車高が高くなります。立体駐車場や高さ制限のある施設に入るときは、車高を必ず確認してから通行してください。
よくある疑問
ここでは、カーサイドタープに関するよくある質問をまとめました。
軽自動車でもカーサイドタープは使えますか?
はい、使えます。ただし、軽自動車に合ったサイズの製品を選ぶことが大切です。大きすぎるタープは見た目のバランスが悪くなるだけでなく、走行時の安定性にも影響を与える可能性があります。コンパクトサイズのモデルを選ぶか、ブランドの適合情報を確認してから購入しましょう。
一人で設置できますか?
ワンタッチタイプの製品であれば、一人でも比較的簡単に設置できます。ただし、重量のあるモデルや大型のタープは、一人での設置が難しい場合もあります。製品の重量や設置方法を事前に確認し、必要に応じて誰かに手伝ってもらうことをおすすめします。
雨漏りはしませんか?
基本的な防水性能は備わっていますが、製品によって撥水性や耐水性のレベルは異なります。購入前にメーカー公表の防水性能を確認しておきましょう。また、大雨の場合はタープの張り方や角度によっても水のたまり方が変わるため、設置方法にも注意が必要です。
取り付けに穴を開ける必要がありますか?
ルーフキャリア固定型や吸盤型のカーサイドタープは、車体に穴を開ける必要はありません。そのため、車を傷つけずに取り付けられるのが一般的です。ただし、ポール式の一部モデルでは地面にペグを打つ必要がある場合があります。
カーサイドタープはこうやって選ぼう
最後に、もう一度カーサイドタープの選び方を整理しておきます。
- ルーフキャリアの有無を確認する:ほとんどのモデルはルーフキャリアが前提。ない場合は吸盤タイプを検討。
- サイズを決める:車の大きさと、タープ下で何をしたいかでサイズを選ぶ。
- 重量と収納サイズをチェック:走行時の負担や設置のしやすさに影響する。
- ブランドの特徴を比較する:耐久性重視、軽量重視、デザイン重視など、自分の優先順位に合ったブランドを選ぶ。
- 価格帯を確認する:エントリーモデルなら1万円台から、高機能モデルは5万円近くまで幅広い。
これらのポイントを押さえれば、きっと自分にぴったりのカーサイドタープが見つかるはずです。
まとめ:カーサイドタープでアウトドアをもっと快適に
カーサイドタープは、車中泊やキャンプの快適さをぐっと向上させてくれる便利なアイテムです。日差しを避けたり、雨をしのいだり、車の横にリラックススペースを作ったりと、使い方は自由自在。
この記事で紹介した選び方のポイントやブランドの特徴を参考に、自分の車とスタイルに合った一台を選んでみてください。
購入前には必ず公式サイトで最新の製品情報や適合情報を確認することをおすすめします。安全に楽しく使えるカーサイドタープを見つけて、アウトドアの時間をより充実したものにしましょう。

コメント