アウトドアギアの世界には、軽さや耐久性、そしてコンパクトさなど、いくつもの選定基準があります。ですが、「映えるデザイン」と「高機能」を両立するギアは意外と少ない。そんな中、ひときわ存在感を放つのがHelinox(ヘリノックス)の『チェアワン』シリーズ、特にその中でも人気の高い"カモ柄"モデルです。

今回は、このHelinox チェアワン カモに焦点を当て、その魅力をじっくり深掘りしていきます。アウトドア経験者の目線から、実際の使用感やおすすめのポイントを交えてご紹介します。


Helinoxとは?アウトドアチェアの革命児

Helinoxは韓国発のアウトドアブランドで、特に軽量チェアやテーブルなどの携帯ギアで世界的に評価されています。その中でもDAC社のアルミポールを使用したチェアは、軽量でありながら強度抜群。チェアワンシリーズは、その代表的なモデルで、キャンパーからバックパッカーまで幅広い層に支持されています。

Helinoxの製品が評価される大きな理由のひとつが、"持ち運びやすさと座り心地のバランス"に優れている点。特にチェアワンは、重さ約890gと超軽量なのに耐荷重は145kgと、驚異的なスペックを誇ります。

チェアワン カモのデザインが魅せる“映え力”

さて、チェアワンの中でもカモ柄(カモフラージュデザイン)は、デザイン性の高さで特に人気があります。定番のマルチカム、ブルータイガーカモなど、ラインナップはどれもアウトドアで自然に溶け込みつつも写真映えするデザインばかり。まさに“機能美”の象徴とも言える存在です。

最近では、SNS映えを意識するキャンパーも増えていますが、Helinoxのカモ柄チェアは、設営した瞬間からサイト全体の雰囲気をグッと引き締めてくれます。ちょっと無骨で、それでいて洗練された印象。男性にも女性にもウケが良いのも頷けます。

機能性:これぞ軽量・コンパクト・高耐久の三拍子

実際にチェアワンを使用してみると、その軽さにまず驚かされます。片手でラクに持ち運べる軽さなので、バックパックキャンプやツーリングキャンプにも最適。収納サイズも約35×10×12cmと非常にコンパクトなので、荷物のスペースを圧迫することもありません。

組み立ても簡単。ショックコードで繋がれたフレームを差し込んでいくだけで、直感的に組み立て可能です。慣れれば1分もかかりません。

それでいて耐久性は折り紙付き。DAC社製のアルミ合金フレームが採用されており、非常に頑丈。耐荷重145kgというスペックは、体格の大きい人でも安心して座れる証です。

そしてもう一つ特筆すべきは、その座り心地。吊り下げ式のシートが体を包み込むように支え、長時間座っていても疲れにくい。地面との接地面が少ないので湿気も気にならず、春から秋まで大活躍してくれます。

アクセサリーで広がるカスタマイズ性

Helinoxの魅力は、基本性能の高さだけにとどまりません。豊富なアクセサリーによって、使用シーンに応じたカスタマイズができるのもポイント。

たとえば、地面が柔らかい場所で使うなら「グラウンドシート」が便利。これを使えば脚が沈み込むのを防いでくれます。フローリングなど室内使用を想定するなら「ボールフィート」を装着すれば、床を傷つけずに済みます。

また、「ロッキングフット」を使えば、チェアワンをゆらゆら揺れるロッキングチェアに早変わり。読書や焚き火タイムの質がぐっと向上します。こうした拡張性があるからこそ、Helinoxは長く使える一脚となっているのです。

なぜ“買い”なのか?経験者目線で語る本音

筆者も実際に3年以上チェアワン(カモ柄)を愛用しており、これまで何十泊ものキャンプに持ち出してきました。数々のチェアを試してきた中でも、Helinoxの安心感と軽さは群を抜いています。

特にありがたいのは、夜間や雨天時の撤収でも片手でさっと持ち運べる点。軽さがここまで快適さに直結するとは、と使うたびに実感しています。また、見た目もカッコよくて、ギア好きの友人からよく「それどこの?」と聞かれるのも嬉しいポイントです。

キャンプはもちろん、ピクニックやフェス、さらには自宅のベランダやリビングでも活躍する万能チェア。それがHelinox チェアワンなのです。

まとめ:映えて使いやすい、最強の“座れるギア”

Helinox チェアワン カモは、アウトドアチェアに求められる機能性を高い次元で満たしながら、デザイン性でも群を抜いた存在です。軽量・コンパクト・高耐久という三拍子に加え、カスタマイズ性と映えるデザインまで備えている。

見た目に妥協したくない。でも、使い勝手も妥協したくない。そんなワガママを叶えてくれる一脚。それがこのチェアワン カモです。

この記事が、あなたの次のアウトドアギア選びの参考になれば幸いです。